📆Journals 2006

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• 📅mixi日記(2006)

２００６年１２月の日記

大晦日なのに・・・今日は、夜の十時まで、ずっとふとんの中で、寝ていた。それから、トイレに行き、食事を軽く取って、またふとんの中にいる。もう、本当に何もやる気が起きない。テレビも興味がない。食事もトイレも面倒だ。ふとんの中から動きたくない。 ものを考えるのも億劫だ。大晦日も、正月も、僕にとってはなんでもない。憂鬱な一日に変わりはない。年賀状だって、一枚も書かなかった。出す人はいない。友達がいないんだ。 なんだか、じっとしているだけなのに、胸が苦しい。不安がぼくを締め付ける。ぼくは、唯一の避難所、眠りの世界へと逃げ込む。しかし、ぼくはそこに長いこととどまることはできない。どうしても、また、この明るい世界へと引き戻されてしまう。ぼくは、この昼の世界は生きにくいんだ。眠りの世界の住人になりたい！快い忘却の闇がぼくを包み込めばいい。できれば、永遠に・・・。 （１２月３１日）

無気力・無関心・無感動なにもしたくない。気分は沈むばかり。ぼくはもう、何をしてもだめな気がする。何にも興味が持てない。本も読みたくない。音楽も聴きたくない。なにも考えたくない。 虚無地獄！鬱地獄！ 寝たいと思う。普段の僕なら、そうしてしまうだろう。ぼくは日本一眠たがり屋の男なのだから。しかし、寝ていても現状はまったくよくはならないんだ。

「人間の頭は使うためにあるんだぞ。わかってるかい、きつねくん。」 落研の先輩が、こんなことを以前言ってたっけ・・。（へん、なにをえらそうに！） 今日は、寝ないで考える。今年中に、自分の考えをまとめることは無理だろう。でも、いいんだ。少しずつがんばろう。頭で思ったことを、そのまま打ち込んでいく。ぼくは、これから朝までのあいだに、どんなことを考えるんだろう。楽しみだな！ さあ、考えよう、考えよう・・・・・何も思いつかない。 こら、あたま！なにしてるんだ！さぼるんじゃない！ いまだに五月病が治らない。（もはや、これはひとつのギャグですな） 考えようにも、何も思いつかない。ますます、うつになる。お腹が・・・すかない。 二年前の方が、もっとよく考えていた。二年前、ぼくは「克己凌雲思想」というものを考え、それを高校の卒業文集に載せた。これを見たクラスメートたちは、僕のことをどう思ったんだろう。

「自我の対象が悲喜を左右するのなら、その対象が問題だ。およそこの世にあるものが価値あるかどうかを決める決定権は自分にあってよいはず。ならば、凌雲の対象に価値を見出すのみ。それと一体となる（音楽に身を任すように）時こそ自分が幸福となれるよう自我を向けるのだ。そのためには、ややもすると瑣末なことにとらわれる己に克つことが肝心要である。これぞ克己凌雲の思想。 しかし、きつねも生物である。生物は本能によって行動するものだ。そのよしみでどうしても本能に打ち克つことができない。なので克己凌雲とは不可能な挑戦でもある。 福沢諭吉はいみじくも言った。「人生は芝居の如し」高すぎる野心、本能への無謀な挑戦はどこかでゆきづまることを読書を通して知っている。だから、自我は人生という喜劇の中で克己凌雲を志す役を演じさせておけばよいのだ。もちろん演じているほうは必死である。しかし、演じているほうは人生は喜劇という大きな枠組みを心のどこかで自覚する必要がある。」

生意気にも、ぼくはこんなことを考えていたんだ。哲学者気取りか！おちょうしものめ。実際、ぼくはこの信念にしたがって、生きた。いま、読み返してみると、ずいぶんと初々しく、また、ばからしく思える。二年後のぼくは、二年前のぼくをコテンパンに批評してやろう。なに、いじめる対象は自分なんだ。遠慮はいらない。 このやろう、ばかやろう、くそやろう・・・高校生のくせになまいきだこのやろう。 まず、思い上がっている。青年期特有の、一種の症状だ。こう見ると、かなりの野心家だな、ぼくは。自分が超人だと勘違いしている。誇大妄想だ。躁状態だ。しかし、うらやましい。昔と今とでは、考え方がまったくちがうよ。今は、僕はうつ、自分は何もできないと思っている。かつてのような、燃え上がるような野心が欲しい。サンタさん、来年のプレゼントに、お願いします。 それから、ここには、認知療法でいうところの、白黒思考、べき思考が含まれている。こんな考え方をしていたから、僕はうつになっちゃったんだよ、まったく。 しかし、このころは、努力家だった。夢や希望に溢れていた。また、勉強しまくってた。さまざまなことに興味があった。友達は、あいかわらず、いなかった。でも、うらやましい、うらやましい。

努力、それがぼくのアイデンティティだった。ぼくは、この言葉にあこがれていたんだ。 「苦悩を抜けて歓喜に」 今のぼくは、努力を捨てた。生活は崩壊状態。人生も、このままでいくと、崩壊寸前。人格も、以前と比べれば、そうとうへんになってきてる。 努力することがぼくだった。ぼくが努力だった。そういう自己像を抱いて生きてきたんだ。 しかし、大学受験の失敗によって、努力することの意味がわからなくなった。そして、こんなへなちょこ人間に成り下がってしまった。アイデンティティは、崩壊した。努力は報われなかった。涙が流れただけだった。ぼくは浪人生のときは、鬼のように勉強した。一日に１２時間は勉強してた。しかし、結局は、現役のときよりも偏差値の低いところにしか、受からなかった。 いったい、なんのために努力したんだろう。なんのために勉強したんだろう。大学に入るために、あれほど苦労する理由があったのか？なんのために大学に入るのだろう？そして、なんのために勉強をするのだろう。なんのために、数学の勉強をしなければならないんだろう？なんのために、ぼくは毎日をがんばるのだろう？なんのために、これから生きていけばいいんだろう？これからの目標を失った・・・ぼくはなんのために、生きているのだろう？ ぼくは完全に挫折してしまった。

努力は重要だ。しかし、努力は報われるとは限らない。最後は、運なんだ。ぼくは、第一志望の大学の合格確率は、模試によると、９０％だったんだ。もう、１０人受けて１人落ちるような感じだったんだ。僕は、絶対に受かると思った。しかし・・・現実はきびしかった。落ちてしまったんだ。 ぼくは、努力をやめてしまった。勉強もやめてしまった。人生に挫折した。現実逃避のために、ひたすら寝ることにした。寝る・・・悲しいかな、それがぼくに許された唯一の逃避手段なんだ。 精神科にもいった。カウンセリングも受けた。しかし、いまだぼくは立ち直れない。そして、これからも立ち直れないだろう。ぼくは、ずぶずぶと、堕落して行くのだ。破滅してゆくのだ。さようなら、栄光！さようなら、幸せ！ぼくは笑顔で別れを告げる。

なんのために努力する必要があるのか？ある程度は、生きるために必要だろう。ぼくは恵まれすぎているんだ。もう、成人なのに、お酒ものめるのに、ひきこもっている。学生のくせに、まるっきり勉強をしない。かといって、僕はバイトもしていない。自分でお金を稼がない。すべて、親に頼っている。ぼくは、甘えている。なんて大きな赤ちゃんなんでしょう！ばぶばぶ。甘えん坊さんだなぁ・・・ますます自己嫌悪の嵐！ 学生なんだから、勉強をしなければいけないんだ。大学に通わなければいけないんだ。引きこもっていては、だめなんだ。人は、一日８時間の労働をしている。なんのために？日々のご飯を食べるためだよ！生きるためだよ！マルク・リヴェールは叫ぶ。

「ところがまず食わなければならない。もうたくさんだ！今後は自分の稼いだパンを食うのだ。美よりも先に、平和よりも先に、戦争よりも先に、人類の未来よりも先に、口があるのだ。その口は飢えて、開いている・・・それを沈黙させろ！それを養え！ 」 （魅せられたる魂ロマン・ロラン）

ぼくは、少なくとも、８時間は勉強をしなければいけないんだ。それは、義務なんだ。労働の義務を果たせ！働け！大学の勉強なんぞに意味はない。就職のための道具に過ぎない。自分のためじゃない、就職のためだ、仕事のためだ、お金のためだ、日々のパンのためだ！ しかし、ぼくの人生は、そんなものなのか？楽しくもない勉強をし、就職し、働いて、お金を稼ぎ、気づけば定年になり、そして死ぬ。むなしさは、ぬぐいきれない。 人はなんのために生きるのか？ 食べて、寝て、働く・・・それがなんなのだろうか？

人が生きるのに、意味なんてないんだ。そんなことは、アウシュビッツで殺された、あの無垢な子供たちを思い出せば、すぐにわかることだ。なぜ、彼らが殺されなければならなかったんだ。誰が、そんなことを説明できるってんだ！（以前、トルストイが、がんばって説明を試みていたが、ぼくには意味不明だった）。 最近読んだ本で、しっくりくる考えがあった。

「『なんにもならないのさ。生きるためだよ。人生は何かの役に立つの？お腹からでて、生まれる、何のためにだかわからないわ。お腹を膨らせ、食って、恋して、騒ぎまわるのが、何のためだかわからないわ。死ぬ、なんだかしらないところに入るのが、何のためだか知らないわ・・・何のためだかわかっていることはたった一つしかない、それは人は退屈することだわ！この世で人がすることはみんな、退屈なことを考えないというただひとつの目的のためだわ・・』 根本に、子供のない自分の生活に対する無頓着、人生に対する一種の怨恨の念がある・・・人生のつまらなさを何もばかなマルク輩から教わる必要はなかった・・・だから、くたばるがいい、屍！しかし最後の息まで、働け、そして享楽せよ！ 」

人生はむなしい、退屈だ。どうやら、ぼくはこのことを認めざるをえない。以前は無邪気にも、人生は楽しいものだと思っていた。僕は、今は不幸だけど、きっと幸せになれるんだ、と。人生のつまらなさをかんじはじめたのが、中学生のころだ。それから７年がたった。ぼくは、ひたすら待った。しかし、いつになっても、ぼくの人生は愉快にならない。僕はますます暗く、うつになるばかりだ。もういいよ。つかれたんだ。人生に期待はしない。ぼくは、諦める。それなら、なぜ、生きるのだろうか？

「私の生は、もう十分に退屈で、つまらない。平凡で、卑俗だ。生が何が何でも生きるに値するものとは、どうしても考えられない。 もっとも、このような思いは、死を真近に控えつつある人からすれば、腹が立つほどの戯言だろう。文明社会の都市文化に青白く咲く、デカダンなセンチメントに過ぎないであろう。とはいえ、私がこのような思いを吹っ切れないのも事実なのである。翻ってこう反論することも可能ではないか。肉体的に生存することが困難でない状態にいるからこそ、「生は生きるに値しない」という思いはいっそう純粋なのだと。 私が生きながらえている最大の理由は、なんとなく死が怖いからに過ぎない。そして、生が何が何でも生きるに値するものとはどうしても考えられないが、死が何がなんでも死ぬに値するものとはどうしても考えられないからに過ぎない。 」 （生きていくためのクラシック許光俊講談社新書 ）

死ぬのが怖い。だから、生きている。ぼくは、結局のところ、生きることも死ぬこともできず、苦しむだけだ。（１２月３１日）

自己嫌悪そろそろ、一年のまとめをして、自分のもやもやした考えを整理しなければならない時期がやってきた。（あと、一瞬ごみの島にやってきたような錯覚をひきおこす、ぼくの部屋の整理も・・・）。どうせ、ぼくはめんどくさがりやで、余裕を与えると、すぐに睡魔を呼び寄せてしまうので（なにせ、今年は寝まくった）、いまからはじめよう。 タイトルどおりである。ぼくのいまの心の中は、自己嫌悪で満ちている。 「ぼくはいったいなにをしているんだ・・・」 「ぼくはいったいなんのために生きているんだ・・・」 ぼくは家に引きこもって、ひたすら寝た。眠りは、一時的な死である。僕は、この世を生きるのがいやだったが、だからといって、死ぬのも同様にいやだった。だから、眠ったのだ。これがぎりぎりの妥協案、しかし最も安易な解決策であった。ひたすらに、ぼくはふとんの中にもぐっていたんだ。 「ぼくはいったいなにをしているんだ・・・」 楽しいことがまったくない、それが問題だ。 しかし、そもそも楽しいことってなに？どうして楽しいことが必要なの？ 楽しいこと、言い換えれば快楽、は一瞬のことだ。だから、楽しくてもむなしいということが生じてしまう。快楽が持続すればいい。そう、僕は充実感が欲しいんだ。だとすると、べつに楽しくなくてもいい。楽しくなくても、毎日が充実していればいい。それがぼくの望みなんだ。 虚無主義を受け入れるわけにはいかない。ぼくは、虚無に戦いを挑む。それこそが、このブログの表題、「虚無との戦い」なのだ！ 毎日を充実させるには、どうすればいいんだ？ わからない。でも、わかっていることは寝ていてはだめなんだ。ぼくはすぐ寝るからね。寝ていては、いつまでたっても僕の生活はむなしさにとらえられたままだ。それから、一瞬一瞬を一生懸命に生きること。こんな、使い古されたような格言が、今になって大事なんだなと、感心してしまう。 たぶんこのままでは、ぼくは何も行動を起こさないだろう。もう何十年もぼくはぼくと一緒に生きてきてるんだよ。ぼくの考えること、ぼくのしそうなことなんて、ぼくは重々把握してる。どうしよう？ ぼくの悪いところは、行動しないところだ。臆病なんだ。怠惰なんだ。さらに、卑怯なんだ。なぜなら、ぼくは自分がうつ病だと勘違いしている。うつ病なんだから、なんにもできなんだ、許してね、って言ってる。なんて、都合のいい避難所だろう！ 根性を叩きなおしてやる！・・・なんて、できるわけがない。根性論に持ち込んでも、ぼくはだめだろう。以前、自分の情けなさに本当に腹が立って、自分を自分で殴った。でも、手加減してしまうんだ。ぼくだから、ぼくはぶてないんだ。リストカットなんて、絶対にできない。自殺なんて、言わずもがな。ぼくは、いたいのが嫌いだ。 でも、精神的には、ぼくはかなり自虐的だ。心の中で、ぼくはリストカットを繰り返す。ぼくの精神はぼろぼろだ。抗うつ剤に頼る毎日だ。以前カウンセリングで心理テストを受けたときも、自虐は如実に現れていた。ぼくは、自責と回避が、とびぬけて高い。このブログも、一番の目的は、自分をいじめることだ。ぼくは、サドであり、かつ、マゾなんだ。忙しいよ、まったく。 自分の悪いところは、けっこうわかっているつもりだ。あとは、踏み出すだけなんだ。ちょっとの勇気がいるだけなんだ。そのためには、信念が必要だ。思想が必要だ。ぼくを突き動かす、たとえば、「苦悩を抜けて歓喜に」のような、力強い信念が必要なんだ。 それは、与えられたものでは、ぼくは満足しない。あくまでぼくが、この僕自身が考え、己の頭からひねり出したものでないと、ぼくは受け入れることはできない。思想の構築だ！それは、年内に完成させたい。信念から、あらたな思想にのっとって、がんばるのだ。あと、二日だ。時間がない。考えるんだ。ひたすらに考えるんだ。それが、今おまえに託された、仕事なんだ！ さあ、何から考えればいいんだろう。悩みが複雑すぎて、わからない。

ぼくには夢中になれることがないんだ。夢中になれることが見つかれば、それはそれで、いいだろう。なぜなら、なにかに夢中になっているときは、ぼくの周りは消えうせる。ぼくが怖い、他人や世間は消えうせる。寝食を忘れて、打ち込めるようなものがほしい。それこそ、悪魔的に！デーモニッシュ的に！ デーモニッシュな衝動への共感は、ぼくが他人を意識せずにする孤独な自己完結空間を生きることについて、格好の免罪符となる。ぼくは一つの世界に閉じこもってしまうんだ。寝食を削り、すべてを捧げてさえいれば、結果に関わらず、ぼくの行為は全面肯定されるのだ。そして、すべての他者と外界が視野から失せる。そこには、いささかの客観的努力も不要だ。充実感も、当然湧き出てくるに違いない。

また、また、・・・ぼくは、お昼まで寝てしまった。本当に、ぼくは眠たがり屋んだ。 また自分の睡眠欲にぼくは負けてしまった！ああ、自分がにくい！ 一日寝て過ごす・・・そんなことはぼくにとっては普通のことだ。毎日の平均睡眠時間は、１５時間、朝起きると太陽が西にあることなんて、しょっちゅうだ。（いまはもう、日がくれるのが早いので、真っ暗だ）ぼくは毎日毎日、自己嫌悪に陥る。今日という日はなんだったんだ？しかし、そういう生活から抜け出すことができない。なぜなら、僕は寝るのが好きだからだ。自分を責め、これではいけないと思いながら、僕は寝てしまう。しかも、一日中・・・。 ぼくなど破滅しろ！ ぼくなんて、いてもいなくてもいいんだ。 ぼくがいなくたって、地球はあいかわらず回り続けるんだ。 この怠惰な生活！この惰弱な根性！ 暗黒の青春！虚無な笑い！（１２月３０日）

今日も・・・今日も、なんかむなしい一日だった。 今日は、お母さんの誕生日。家族で、中華料理を食べに行った。おじいちゃんと、おばあちゃんもいっしょだった。

おじいちゃんは、こういった。 「（おとうとに向かって）お前はあにきとちがって、よく話すから、心配ないな」 これはどういうことだろう？ぼくにはこう聞こえてしまう。 「おまえのあにきは、無口だから、将来が心配だ」

また、いもうとに向かってはこんなことをいった。 「おまえは、将来大丈夫だよ。考えることが、大きい。度胸がある。夢がある。お前も男に生まれてくればよかったな」 ぼくにはこう聞こえる。 「男に生まれたおまえのあにきは、なんてだらしないんだ。」

そしてぼくにはこういった。 「落研で無口なんてやつは、笑われるぞ！」

ますます落ち込む・・・。 そうだ。ぼくは無口。会話が苦手。会話が怖い。だから、あまり話さない。でも、そんな自分が嫌でいやでしょうがないんだ。友達はいない。話さないやつなんかと誰も仲良くなろうとしない。僕は本を読む。でも、それは本が好きだからではなく、逃げているんだ。本当は、哲学にも、文学にも興味はない。ぼくが一番望んでいることは、おしゃべりがうまくなりたい、ということだけなんだ！そして、友達が欲しいんだ！ぼくは、孤独にはもううんざりなんだ！

mixiなんかをみると、みんな年末は、鍋をしたり、忘年会、飲み会、と・・・友達同士でわいわい騒いで、青春を謳歌している。ぼくはといえば、ふとんをかぶって、「ぼくは不幸だ、ぼくは不幸だ・・・」とつぶやいているんだ。友達が欲しい！僕だって、学生生活を楽しみたいんだ！

ぼくが内気なばっかりに・・・ぼくが無口なばっかりに・・・僕はそんばかりしているんだ。変わりたい！・・・僕はなんどそう思ったことか！ぼくが落研に入った一番の理由も、話がうまくなりたいからじゃないか！

「話がうまくなりたい！！！」

でも、ぼくは変われないんだ。いつになっても・・・。これからの人生、会話をする能力は、どうしても必要なんだ。そのことは重々わかっているんだ。ここで、何か行動を起こさないと、いけない。学生のうちに、時間があるうちに、何か手を打たなきゃ、人生が台無しになっちゃうんだ。どうしよう！どうしよう！

うつをなおす明るくなる落語をがんばるぼくにはこれくらいしか、思いつかない。これは、来年の課題だ！ニュートンは言った。 「いつもそのことを思いつづけることによって、発見をなしとげうる」 考えることだ。絶えず！そして、休みなく！ 3:51 2006/12/29

自殺について

自殺・・・冗談じゃないよ！ぼくは、絶対にそんなことはしない。 でも、なんで？なぜ、ぼくは死なないの？

死ぬ瞬間が、痛いから？でも、痛くない方法を選べば、簡単に死ねるんだ。 この前、「完全自殺マニュアル」なんて、いかがわしいものを買ってしまった。それによると、首吊りは、上手く紐を当てれば、驚くほど簡単に、痛みもなく、死ねるんだ。死ぬというよりも、気絶してしまうので、何も感じないんだ。柔道でも、締め技と言って、今では禁手になっているけど、昔はそういうものがあったらしい。首の辺りを、襟で締め付け、一時的に気絶させてしまい、そのあいだに相手を投げ、一本をとり、そのあと（ここが大事なんだけど）背中を思いっきり叩いて、気絶状態から元に戻すというもの。首吊りは、気絶状態のまま、元に戻さず、死んじゃうだけなんだ。 そのほかにも、凍死や睡眠薬を使えば、痛くないらしい。そう、死とは、痛くないんだ。ぼくは、そういう知識を持っている。さあ、僕はなぜ死なない？ それならば、ぼくはこの世に未練があるから死なないのだろうか？

最近、ぼくの生活は、まったく楽しいことがない。ぼくは、周りから見れば、いてもいなくてもいいような存在だ。毎日毎日、むなしい、つらいと思いながら、生活している。死ねば、その苦痛から解放されるんだ。死とは、苦痛からの解放なんだ。でも、ぼくは死なない。あえて、ぼくは苦痛を選ぶ。それは、いつか苦痛が消えうせ、楽しい毎日がやってくるのでは、という幻想からかもしれない。ベートーヴェンは言った。

「ＤｕｒｃｈＬｅｉｄｅｎＦｒｅｕｄｅ（苦悩を抜けて歓喜に）」

ぼくはどうやら、そういうおめでたいハッピーエンドを信じているようだ。でも、こうして毎日毎日生きているが、そのようなきっかけがまったく見えてこない。やはり、幻想は幻想のままでありそうな気が、予感として感じてしまう。思考を進めるために、ここでは、いつになっても幸せは訪れないと仮定しよう。ぼくは、永遠に幸せになんかなれない。これからもずっと、この単調な、味気ない毎日を繰り返すことになるんだ。また、完全自殺マニュアルからの引用だ。

「８０年代が終わりそうなころ、「世界の終わりブーム」っているのがあった。ぼくたちは「デカイのがくるぞ！」「明日世界が終わるかもしれない！」ってワクワクした。

だけど世界は終わらなかった。これでやっとわかった。もう「デカイ一発」はこない。

２２世紀はちゃんとくる（もちろん２１世紀はくる。ハルマゲドンなんかないんだから。）。世界は絶対に終わらない。ちょっと「異界」や「外部」に触ったくらいじゃ満足しない。もっと大きな刺激がほしかったら、本当に世界を終わらせたかったら、あとはもう「あのこと」をやってしまうしかないんだ。

「つまんない」なんていってもしょうがない。ぼくたちは運悪く歴史のそういうステージに生まれついてしまったんだから。２２世紀までぼくたちはマイニチマイニチ朝７時に起きて、学校や会社に通って、とりとめのない無駄話を繰り返す。三島由紀夫は自伝的小説「仮面の告白」の中で、「戦争より『日常生活』のほうが恐ろしかった」って書いた。僕たちは我慢に我慢を重ねながら、この「みぶるいするほど恐ろしい日常生活」を生きていく。得体の知れない「安定した将来」をしっかりひきつけておくために。一歩一歩慎重にコースを踏み外さないように気をつけながら。

テレビのドラマみたいなハッピーエンドはない。ただグロテスクな「ハッピー」が延々と続いていくだけだ。そう。キーワードは「延々」と「繰り返し」だ。延々と続く同じことの繰り返し。これが死にたい気持ちを膨らます第一の要素だ。

ぼくたちひとりひとりが無力で、いてもいなくてもどうでもいい存在で、つまり命が軽いこと。これが死にたい気持ちを膨らます第二の要素。

こうして無力感を抱きながら延々と同じことを繰り返すぼくたちは、少しずつ少しずつ、「本当に生きている実感」を忘れていく。生きてるんだか死んでるんだか、だんだんわからなくなってくる。そう、もう死んじゃってもいい。学校や会社に行ったり、生きてるのがいやだったり、つまんなかったり、それどころか苦しかったりするなら、細い境界線を踏み越えて死んじゃえばいい。だれにもそれを止めることなんかできない。

生きてたって、どうせなにも変わらない。「将来！将来！」なんていくら力説しても無駄だ。あなたの人生はたぶん、地元の小・中学校に行って、塾に通いつつ受験勉強をしてそれなりの高校や大学に入って、４年間ぶらぶら遊んだあとどこかの会社に入社して、男なら２０代後半で結婚して翌年に子供をつくって、何回か移動や昇進をしてせいぜい部長クラスまで出世して、６０歳で定年退職して、その後１０年か２０年趣味を生かした生活を送って、死ぬ。どうせこの程度のものだ。しかも絶望的なことに、これが最も安心できる理想的な人生なんだ。 」

さあ、僕はなぜ死なないのか？（つづく）16:09 2006/12/27 昼間考えたことの続き（http://blog.days.yahoo.co.jp/blog/post.html?p=49） 死は、痛くないし、このまま生きていても楽しくはならない、ということまで考えたのだった。

僕は自殺しない。なぜか？ 家族が心配するから、というのが大きな理由となるだろう。 僕は、家族に愛されているだろう。たとえ、普段あまり会話をしなくても、家族だけは、僕を心から心配してくれる。心から愛してくれる。 頭で考えていくと、人生に意味はないといいたくなる。しかし、心で考えると、家族の愛に対して意味はないと断言できるか？ 僕には友達も恋人もいない。（恋人がほしい）。家族と住んでいるけれど、あまり会話しない。頭で考えていくと、（特にうつのときほど）、自分なんていてもいなくてもどっちでもいいんだ、どうせ数億年後には僕の存在した証拠なんて一滴もなくなってしまうんだ、僕の人生に意味なんてないよ、と決めつけてしまう。でも、そうだからといって、僕が自殺したら、僕のお母さんは悲しむだろう。悲しませる＝意味が生じる。僕がどんなに、頭で否定したって、お母さんが泣いているのを見ていたら、やっぱり自殺したことを後悔するだろう。人間は頭ではない、心で生きるんだ。

僕の毎日は退屈だ。どうしようもなく退屈だ。今日だって、昼の１５時まで寝ていて、そのあとネットで、このブログを初めて、それからバイロイト音楽祭をラジオで聴いて、気づけばもう一日の終わりだ。むなしい、むなしい。どうしてこんなにも毎日が単調なんだと嘆く。しかし、である。ここで、現状をよく考えてみると、ぼくはそれほど困った状況じゃないんだ。 毎日が退屈な理由は、僕が何もしないからだ。こんな簡単な理由なんだ。僕の生活には刺激がない。やることといえば、本を読む、音楽を聴く、ネットを見る、食べる、寝る（これが一番多く僕の生活を占めている）、たまに大学に行き勉強する・・・、この要素の繰り返しだ。単調がいやなら、新しいことをはじめればいいんだ。たとえば、アルバイトを始める。友達を作る。旅行に行くなど。

でも、僕はそれをしない。なぜか？怖いのだ。自分の生活に変化をもたらすのが怖いんだ。僕は勇気がない、臆病者だ。他人が怖い、世間が怖い、だからぼくは家に引きこもる。本や音楽の世界に逃げ込む。そこは居心地がいい。なんの苦痛もストレスもない。全能感がえられる。幻影の城主である。ぼくは、現実から逃げているんだ。ああ、なさけない！！ ぼくは、世界文学や哲学の本をかなり読む。しかし、ぼくは、本当にそれらが好きなのか？ぼくは、現実から逃げているだけのような気がする。そもそも、本を読み始めたのは、現実が生きにくいからであった。本の中に、人生の問題の答えを探した。しかし、探しているうちに、本の中には答えは見つからないことがわかった。でも、本を読むという行為は止められなかった。本を読むという行為自体が、居心地がよくなってしまったからだ。本を読むこと自体が、自己目的化してしまったのだ。

ぼくは、（他人より）充実した毎日を送りたいんだ。 ぼくは、難解な哲学や現代思想、文学を読む。それは、僕にとって有益だから読むのではなく、社会の評価が高いから、読むだけなんだ。僕は本を読んで知識を手に入れるんじゃないんだ。ブランドを手に入れるんだ。

社会的に評価が高い⇒きっといい内容に違いない⇒充実した時間が過ごせる⇒カラオケやバイトをしているぼくの周りの学生よりも、よっぽどこっちの方が高尚だ⇒ぼくは高尚だ⇒ぼくは他人よりも充実した人生を送っているに違いない！！

ニーチェが何だ！バタイユが何だ！ドストエフスキーが何だ！ぼくは、何も彼らの思想を理解していない。ぼくはただ、眼で字を追い、読んだことで満足し、理解しようともしないんだ！こんなにも、卑しいやつなんだ！

ぼくは、知識のディオニソス的な探求にあこがれていた。授業にでるのなんてばからしい。僕が大学に行くのは、知識を求めているんだから、単位なんて眼中にないんだからね、と主張することのかっこよさにあこがれていた。

「人生に意味はあるか？」 「この人生は生きるに値するか？」 「どうすればよい人生が送れるか？」 「生とは？死とは？」 「神は存在するのか？」

このような知識を得るために、すべてを犠牲にして追い求める、ディオニソス的自己像にあこがれていた。このように没頭することこそ、学生のうちにしかできないことだ。ぼくはこの探求にすべてを捧げることで、充実した学生生活が得られるに違いない、そう思った。この追及のために、寝食を忘れ、生活のすべてをささげれば僕の人生はすべて肯定される、と思った。他人や世間のすべてが消えうせる。僕の行為は、至高で永遠で絶対で無限で純粋なものに違いない、そう思った。

しかし、実際はそうはいかなかった。僕がとった行動といえば、精神科に通い、大学に週一回行くか行かないかの生活、毎日平均１５時間以上寝る生活、そして起きていてあまった時間でちょろっと本を読み考える生活であった。僕が怠惰なわけ、それはすべてぼくはうつ病にかかっている、いまは病気なんだ、どうしてもがんばれないんだ、いまは本気じゃない、でも僕が本気を出せば死に物狂いで知識を求めるようになるんだ、そう言い聞かせてきた。

ああ、卑しい！卑しい！なさけない。欺瞞だ！怠惰だ！おまえはいったい何をしているんだ！

ディオニソス的に知識を求める自己像とは程遠い。餓死寸前の貧困や破壊的恋愛や逮捕覚悟の反社会的活動のような、ディオニソス的行動は、微塵もない。僕は親に甘やかされ、ぬくぬくとしているだけなんだ。おぼっちゃまなんだ。ひきこもりなんだ。

しょうがないじゃないか！ぼくはこれが心地よいことを知ってしまったんだ。この快楽に浸っていたいんだ！居心地がいいんだ！どうして、わざわざ苦痛を求めなければならないんだ！ぼくは、世間が怖い、他人が怖い。臆病だ！だから大学もバイトもできない。引きこもる。

僕が知識を追い求めるのは、死をも恐れぬディオニソス的衝動からではない。臆病にもかかわらず、やたらと自尊心が高いからだ。

テーマから、だいぶ反れてしまった。自殺についてであった。僕は死なない。でも、むなしいむなしいと思っている。このむなしさに、しばしば耐えられなくなる。人生はつらい、いっそのこと死んじゃいたい、と弱音を吐くこともある。でも、それは本心ではない。自殺したい、この本心は、悩みをなくしたい、という叫びなんだ。

だったら、問題点は、どうすればむなしさをなくせるか、どうすれば充実した人生を送れるか、なんだ。そのためには、臆病な自分を変えて、いろいろなことに挑戦し、刺激を得ればいいんだが、僕がそれをどうしてもしようとしない、ということまでわかったんだ。

ここで、根性論に入り、無理やりにでもぼくを奮い立たせるべきか？さあ、どうしよう？

（ここで、考えがつまってしまったので、中断） 2:31 2006/12/29

こんどこそ！がんばろう。寝ていては、時間がもったいないよ。

さあ、ぼくはなんのために生きているのか？ これについては、僕は散々頭を悩ませてきたけど、最近は、こういう結論に落ち着いている。すなわち、

「人生に意味なんてないよ」

これは、考えることの放棄かもしれない。答えがわからないことからの逃げかもしれない。でも、それでもいいんだ。ぼくが求めているのは、真理ではなく、充実感なんだ。この前、ロマン・ロランの「魅せられたる魂」を読んで、こんなことがかかれてた。

「人生は何かの役に立つの？お腹からでて、生まれる、何のためにだかわからないわ。お腹を膨らせ、食って、恋して、騒ぎまわるのが、何のためだかわからないわ。死ぬ、なんだかしらないところに入るのが、何のためだか知らないわ・・・何のためだかわかっていることはたった一つしかない、それは人は退屈することだわ！この世で人がすることはみんな、退屈なことを考えないというただひとつの目的のためだわ・・」

ぼくは、こういう達観した意見が好きだ。15:39 2006/12/27

旅行に行ってきました。湯西川温泉、気持ちよかった。幸せ、幸せ・・・。

今日は、バイロイト音楽祭がやってましたね。プチワグネリアンの僕としては、たまりません。身体が熱情にかられ、甘い快楽に包まれます。ワーグナー最高！！

でも、温泉も、バイロイト音楽祭も、全体的に見て、むなしい。僕は、むなしさからどうしても抜け出せない。人生なんて、そんなものなのかな。すごく楽しいなんてことは、ないのかな。

いや、一年前までは、あったんだ。それは、クラシック音楽。たまに、音楽を聴いていると、死にそうになるくらい幸福感に包まれることがあった。それだからこそ、クラシック音楽が止められなかった。いまは、まったくそういう経験がないんだ。もう、たいていの曲を聴いちゃったから、飽きがきたのかもしれない。つまんない、つまんない。人生に飽きた。

友達がほしい。世間では、忘年会だ、正月だと、みんな人生を楽しんでいるんだろうな。僕なんか、誰かと出かけることなんて、まったくないし、そういう人もいないから、家か図書館に引きこもっている。これじゃあ、人生がむなしいと感じるのも、もっともだよ。ああ、むなしい、むなしい・・・。

明日も、あさっても、こうやって単調な日々を送り、友達がいない淋しさをしみじみと感じながら、気づけば大学卒業、就職し、働いてお金を稼いで、結婚し、子供を育て、定年を迎え、そして死ぬ・・・。ああ、むなしい、むなしい。楽しいことがまったくない。僕は、なんのために生きているんだ。退屈な日常から抜け出したい。

いま抱えている不安が一度になくなれば、どんなにかうれしいことだろう！！ 1:43 2006/12/27

はぁ・・・きょうも、むなしい。 今日は、お昼まで寝てた。僕はいったいなにをしてるんだろう？僕の将来はどうなってしまうんだろう。 努力しようにも、僕はだめなんだ。生来の惰性が僕を悩ませる。どうしても、僕は寝てしまうんだ。寝るのが怖い。だって、僕は一度寝たら、再び起き上がることができない。 寝ることは、人間には必要だ。しかし、寝すぎることは、不要だ。僕は、寝すぎる。不要だ。睡眠時間の管理、それは人生管理につながる。睡眠を制するものは、人生を制するってやつだ。僕は、自分をいじめてやる。 自分をメタメタにしてやる。僕は、サドであり、マゾだ。

苦痛は快楽なんだ。苦痛は刺激の強さにおいて、快楽と並ぶものなんだ。マゾヒストの原理もここに通じると思う。そして、苦痛は時間を凝縮する。それこそ、僕が、ねちねちと追い求めるところの、生の充実じゃないか！

今日は、ロマン・ロランの魅せられたる魂を読んだ。

「それは淋しい空地において、暗い闘いを行う烈々たる行動のたいまつである。失敗も勝利も問題ではない、行動だ！行動し、戦闘することが、虚無に対する唯一の肯定なのだ・・・ 」努力による虚無の撃退。そして、人生への愛。 幸福なんて、僕は求めちゃいないんだ。1:08 2006/12/24

虚無日記むなしさは、消えない。 どうせ、僕はまもなく死んでしまう。そして、二度と生き返ることはないだろう。僕はやがて、人々の記憶から消えうせ、さらに言えば、僕の存在した証拠はこの宇宙に一滴も残らない。むなしいなぁ。

それにしても、この現実、唯一の現実、死のそばに持ってきたとき、いっさいのものはなんというとるに足らぬものであることか。そこにたどり着くためには、あれほどたくさんに苦しみ、あこがれ、もがく必要があったのか・・・・・。

快楽、それは人生に必要か？それが、人生の目的なのか？楽しいこと、幸福になること、それが人生の目的なのか？ 否、否だ！僕は、あえて否定したい。僕は、快楽よりも苦痛を選ぶ。楽しいことよりも、つらいことを選ぶ。しかし、なんのため？ 人生の充実のためだ！ 快楽は虚無を増大させる。しかし、努力は虚無を撃退する！ 僕は、快楽より、努力を選ぶ。それが、虚無と戦う槍となるのだ。 焦点を一点に定め、渾身の力をこめて一気に虚無を突き破るのだ。0:51 2006/12/24

虚無地獄どうせ僕の日記なんて、だれも読む人がいないんだ。 思いっきり、暗いことを書いてやる。 もう、楽しいことなんて、まったくないんだ。なんのために生きてるんだか、わからない。この人生に目的はあるのか？その目的は、知ることができないのか。 僕は怠ける。怠けていては、何も現状はよくならない。永遠とつづく、この地獄。名づけて、虚無地獄、または、鬱地獄。じっとりとした、時間の流れ。すべては、変化しない。何も変わらない。ウウ・・・クルシイ・・・タスケテクレ・・・。 僕はなぜ努力しないんだ。なぜ、ふとんの中に入ってしまうんだ。なぜ、寝ようとするんだ。なぜ、楽なことを選ぶんだ。わからない。わからない。 僕の日記を見る人、つまりＤＡＹＳの人には、へんな人が多い。エロとお金儲けの人しか、僕の足跡には残っていない。まともな人は、てんで僕に足跡をつけない。しょうがないよ、ＤＡＹＳだもん。招待されなくても、登録できるもんね。こういう、虚構空間は、人間の欲望が際限なく拡大する。だれも、とめられない。性欲、金銭欲、きりがない。僕に近づいてくる人は、そうやって、僕をくすぐって、あわやだまそうとするんだ。 僕にメールをくれる人だって、サクラばっかりだ。いわく、あなたのプロフィールを見て、ドキドキしちゃいました。いわく、わたしの自慢できる点は、おっぱいが大きいことかな。いわく、クリスマスを一人で過ごすのは寂しいよ。いわく、あなたが気になって仕方ありません。 もう、いい加減にしてくれ！僕はまるで、期待していないんだ。もう、うんざりだ。僕には、友達がいない。くるメールは、みんなこの手のものばかり。いやだ。ますます、うつになる。僕は、もうネット上の女性を信じない。否、現実の女だって、僕は絶望している。僕の青春時代は、まったく女性と関わらないものだった。僕は、この五年間で、同年代の女性と話をしたことは、２回しかないんだ。それくらい、僕は女性と縁がないんだ。なにがいけないんだろう。僕は、他人よりもかっこいいと思う。やっぱり、雰囲気だと思う。身体からにじみ出る、暗い雰囲気が、他人を寄せ付けないんだ。僕は、嫌われ者だ。とにかく、そんなもんだから、僕の性欲は尋常なものではない。マグマのように、グツグツと煮立っている。うう、それはもう、噴火してしまいそうだ！ でも、僕はそれでも、自分を抑制する。むしろ、そうだからこそ、自分を厳しく律するのだ。性欲は、思考を鈍らせ、しばしば停止させる。僕にはそれが許しがたい。気づくと、たいへんな時間を浪費している。これも、僕には耐え難い。性欲は、僕の敵なんだ。悪魔なんだ。僕はそいつに勝負を挑む。まず、マスターベーションは禁止。それから、街や電車の中で美人を見ると、性欲が掻き立てられるので、彼女を見ないようにする。とにかく、僕の中で、性欲を許すことはできないんだ。これは、僕の信念なんだからね。 僕には友達がいない。どうして、友達ができないんだろう。それは、僕には魅力がないからだよ。話をしていても、つまらないからだよ。泣きたくなる。僕なんか、いてもいなくてもいいような気がする。なんのために生きているの？ 人は、他人からの承認がなければ生きてはいけないんだ。僕のことを気にかける人なんて、いない。僕は、孤独だ。いつだって、孤独だ。孤独な青年なんだ。 話がうまくなりたいな。落研に入った一番の理由も、話が上手くなって、魅力的になり、友達がほしかったからだ。結果的には、だめだったけど・・・。 孤独には、もうなれてしまったよ。楽しそうに騒いでいる、同年代の人たちを見ていると、うらやましくて悲しいと同時に、諦めの気持ちがわいてくる。ワーグナーの最後のオペラ、パルジファル、このメッセージは、「諦念による浄福」だった。そう、諦念は、ひとつの快楽なんだ。僕は、このはかなさを味わう。涙を好む。それは、自虐的だ。でも、それが自分なんだ。そうするしかないんだ。 そんなふうに、僕には友達がいないもんだから、恋人ができるわけがない。でも、僕は、恋人が欲しい。僕のことを思ってくれる人がほしいんだ。僕は、誰かから、必要とされたいんだ。僕の存在を認めてほしいんだ。僕は、いつだって、そう思ってきた。誰か、一人でもいい、この世で僕が生きていることを肯定してくれる人がほしい。ゲーテはいった。すべて移ろい行くものは、永遠なるものの比喩にすぎず。かつて満たされざりしもの、今ここに満たさる。名状すべからざるもの、ここに遂げられたり。永遠にして女性的なるもの、われらを引きて昇らしむ。「ファウスト」 僕は、女性に対して、神聖な、純粋な、イメージを抱いている。女性は、僕にとっては未知の存在だ。本に傍線を引っ張って世界を理解しようとしている、愚かな自分にとって、まったく出会えなかった、理解を超える存在なんだ。それは、ひとつの宗教なんだ。恋愛は、ひとつの宗教である。女性は、神である。その圧倒的な包容力でもって、僕を包み込む。僕は、その暖かい懐に包まれて、眠る。この世のすべての喜びを感じる。そういう存在として、僕の中に女性はある。 僕は普段、何もしない。そうして、月日が流れてゆく。 art is long, and time is fleeting. 無駄だ。無駄だ。僕は、時間を浪費している。 努力はなんのためにするんだろうか。 僕は、大学受験で、それこそ骸骨になるくらい努力した。しかし、第一志望は落ち、しかも、それより偏差値が１５も低い大学にしか入れないという、派手な落ち方をした。努力は、まったく報われなかった。こんなに不幸な青年はいないと思った。それから、うつ病になった。なにをやったって、無駄だよ。何もやらなくなった。お風呂もトイレもめんどくさかった。大学も、ほとんどサボった。そうして、気づけば、もう大学一年が終わろうとしている。いったい、僕ななにをしているんだ。どうして、こんなことになってしまったんだ。 どうして、僕は努力しない？疲れるのがいやなのか？また報われないのが怖いのか？なんのために、どうして。それが思想の出発点だ。こうして、布団にくるまる。心地よい、暖かい、快適だ。しかし、それが何だというんだ。よくわからない、もっとじっくりと包まってみよう。心地よい、それだけだ。今度は、音楽を聴く。勇ましい、ベートーベンの音楽が耳を打つ。心地よい。しかし、それだけである。快楽、快楽、それが何だというんだ。確かに、快楽は心地よい、とともに、むなしい。快楽は、一時的に僕を苦痛から解放するが、苦痛は回帰し、再び僕を襲う。結局、僕は、快楽によっては、苦痛から逃れることができないんだ。 なぜ、苦痛から逃げる？苦痛は、はたしていやなものか？僕は、なぜ生きる？快楽を求めるために生きるのか？快楽は人生に必要なのか？ 最近思うのは、むなしさは努力によってのみ、克服できるのではないかということだ。快楽ではだめだ。努力によってのみ、僕は充実感がえられるのでは？ 今日は眠いので、このことはまた今度考えよう。0:46 2006/12/23

いやいや勉強が嫌だ。勉強したくない。 でも、勉強しないと、大学を卒業できない。そう、勉強は、生きるための手段なんだ。学生にとって、勉強は仕事と同じ。社会人が一日８時間働くように、僕も、苦しいと思いながら、一日８時間以上勉強しなければいけないんだ。 学生だろ！学生は、勉強が仕事だろ！日々のパンを得るためには、働かなければならない。それが、そのまま、僕の人生となるんだ。 勉強が楽しければいい。しかし、数学なんかに一体どうやって喜びを見出せばよいのだろうか？数学は、大学レベルになると、もう教授たちの趣味だ。僕は、彼らの趣味を養うために、高い授業料を払っているんだ。なんのために・・・卒業証書を手に入れるためだ、そして、就職のためだ。それ以外に理由があるだろうか？むなしい、むなしい。それは、一日を一生懸命に生きていないからだ。だらだらしていると、時間はすぐにたつ。虚無が忍び寄ってくる。 虚無を撃退せよ！そのためには、奮励努力だ。 努力だけが、虚無を退ける！ そう、僕はがんばらなければならない。いつにあっても、どんなときでも。一体、僕はなんのために生まれてきたんだ。怠惰をむさぼり、何もせず、時間を浪費するためか？ああ、それではむなしすぎる。生きるためだ、精一杯、生きなきゃ。風よ吹け、吹け！僕に逆境を与えよ！僕は、耐えて見せる！1:21 2006/12/21

アイデンティティ一体、僕から勉強をとったら、なにが残るというのだろうか？僕は、高校まで、勉強だけが人生だった。学校の勉強で他人より秀でることに、生活のすべてをかけてきた。今考えると、なんとむなしい高校生活だったんだろうか。しかし、勉強が、僕のアイデンティティだったということは、疑いもない事実だ。さて、今は僕は勉強をほとんどしていない。自ら、僕は勉強を放棄してしまった。僕は、一体なんなのだろうか？なにを誇りにして、生きてゆけばいいのだろうか？勉強だけしていても、だめなんだ、そのことはわかっているんだ。人とコミュニケーションができて、友達ができ、恋人ができ、アルバイトをして、つまり、若者がやっているような、普通のことができなければいけないんだ。偏った分野の勉強が、人生でなんの役に立つのだろうか？僕は、他人と、世間と、関わっていかなければならないんだ。本ばかり読んでいても、勉強だけしていても、僕はいつになっても大人になれない、自立できないんだ。でも、そうはいっても、僕は、すべてを捨ててしまうのか？僕は、すべてを手に入れたい。自分の望むもの、すべてを叶えたい！もう、悔しい思いをして、我慢するのは嫌なんだ。頭がよくなって、みんなから尊敬されて、優越感に浸り、そして人よりもお金を稼ぎ、立派になりたい！僕は、他人より秀でる唯一の手段が、優越感を得る唯一の手段が、学力なんだ。それを捨てるのか？僕は、すべてをかなえる。そのためには、努力だ！そして、催眠だ。努力と、催眠、この二つが僕を成功へと導く。とくに、努力。僕は、人とコミュニケーションができるようになりたい、と同時に、頭もよくなりたい！同時にがんばるんだ。一日に、いっぺんにがんばるんだ。どちらかに偏ってはいけないんだ。がんばらなければならないんだ。僕はなんのために生まれてきたんだ。悔しい思いをして、屈辱に耐え、さもしい涙を流すために生まれてきたんじゃないんだからね。楽しい思いをたくさんして、人生を愛し、人を愛し、すべてを認めるために生まれてきたんだ。僕の精神は、こんなところではめげない。人生に、敢然と立ち向かってやるんだ。絶対に、負けないんだ。当面の目標は・・・

ＴＯＥＩＣ６００点を取る基本情報技術者試験に合格する進級する恋人を作るだ。1:52 2006/12/20 今日も・・・シャツの三つ目のボタンとおんなじで、今日もあってもなくてもどっちでもいいような一日だった。むなしい、むなしい。抗うつ剤が効いているせいか、気分が沈み込むようなことはないのだが、ひたすらむなしい。気分の波がない。なにもない。虚無、虚無・・・。すべて、虚無なんだ。人生って、何だろうなぁ・・・。ほんとうにむなしい。誰か、このどん詰まりから、僕を救い出してください！大学生は、ひまだ。時間がありあまっている。僕は、その湯水のように流れてゆく時間を、ほとんど睡眠に当ててしまう。これは、浪費だ。とんでもない、無駄だ。僕は、何か、熱中できるものが欲しい。自分を忘れて、没頭できるようなものがほしい。そうしているときこそ、僕は幸せになれるだろう。なぜなら、幸福とは、忘却なのだ。盲目なのだ。それは、見つからない。音楽にも、読書にも、勉強にも、そして落語にも、みいだすことはできない。さまざまなものへと、自分を開かなければならない、それはわかっているんだ。だけど、そうしようにも、うつで、面倒で、やる気がおきないんだ。そこが問題なんだ。それは、逃避か、甘えか、それとも心のそこでは求めていないということなのだろうか？薬でどうにかなるものなのだろうか？はぁ・・・。1:03 2006/12/20

美人美人は存在するだけで、男を不幸にする。存在するだけで、害悪なのだ。なぜなら、男に支配欲を沸き立たせるにもかかわらず、男に何もさせないからである。なんと、迷惑な、いるだけでうっとうしいそんざいだろう！17:18 2006/12/18

怠惰昨日も今日も、僕は１２時間寝た。なんという、時間の浪費だろう！でも、寝ているそのときには、僕の精神はまったく僕のコントロールを外れているのだ。寝ることの快楽が何だというのだ。しかし、こう思ってみても、そのときのぼくの心を揺り動かすことはできない。後悔だけが、あとになって湧き上がってくる。一体、僕はどうすればいいんだろうか。寝ること、これは快楽だ。しかし、若いうちに、この快楽に溺れるのは、その後の人生を台無しにしてしまう可能性がある。そう、快楽とは、いつになっても人間を狂わせるものなんだ。快楽は、苦痛の緩和に利用されるときだけ、必要だ。努力しているときにだけ、必要なんだ。努力していないやつに快楽は必要ない。だめだ、だめだ。だからお前はだめだってんだよ。こういうのを観念主義というんだ。こんなことを考えたって、現実の生活を動かす力にはならない。どうすれば、どうすれば。14:25 2006/12/18

なんのために幸せになるんだろう・・・僕は、今までの人生で、たくさん楽しいことがあった。 そして、それ以上につらいこともたくさんあった。 しかし、楽しさもつらさも、今ではどうでもいい。 どうして、楽しい人生でなければいけないの？ つらいと、どうしてだめなの？ さらにいえば、こういう問いを発すること自体が、幸せな人への嫉妬からなのだろうか？ただ、悔しいから、こんな問いを考えついただけで、僕はやっぱり幸せになりたいと思っているのだろうか？ でも、悲しいからこそ理解できる人生の味わいというものもある。具体的に言えば、ブラームスの交響曲第四番。あの枯淡の悲しさは、決して幸せな人には理解できないよ。いや、わかってたまるか！ 人間は、（快楽物質）ドーパミンを脳からより多く引き出し、（怒りの物質）ノルアドレナリンをできるだけ出さないようにするために、生きるのだろうか？それが、人間の目的なのだろうか？なんだか、それでは虚しすぎる気がする。 19:36 2006/12/14

いったいなにを・・・一体、僕はなにをしているのだろうか。寝てばかりだ。この一年はなんだったのだろう？寝ていただけだ。何もしていない！こんなことなら、二浪すればよかった。そうすれば、今度こそ確実に目標の大学に合格していただろう。そうして、人生もまた、ちがうものになっていたであろう。僕は、人生のチャンスを逃した。いや、貴重な時間を寝てすごいている。青春時代というのは、人生で一番輝くべきときなんだ。その大事な時をこうして無駄にしている。

一体、なにをしているのだろうか・・・。

目標を持つことが大事なんだ。人生に、毎日の、このときに目標意識を持つことが、やる気につながる。しかし、何もやりたいことがない。いや、やるべきことはある。勉強、資格を取る。なんのため？就職のためだよ。なんだか、むなしい。

僕は、無理やりにでもがんばるべきなのか？もう、僕は何もやりたくはないんだ。しかし、それでは、さらにつまらない人生になる。お金が必要だ。地位や名声、社会的承認が必要だ。それなしに生きてゆくには、僕の精神は弱すぎる。ああ、僕は、一体なにをすればいいんだ。誰かに教えてほしい。

最近、ぜんぜんこのＨＰを更新してなかった。また、本もまったく読んでいない。じゃあ、なにしてるの？なにもしていない！だんだんと、自分がウザくなる。は～ぁ。最近は、楽しいことがまったくない。本当に、なんのために生きてるんだか、わからない。つらい。うつ。楽しいことがほしい。夢中になれることがほしい。人生は、こんなにもつまらないものなのか？子供のころはもっと、いろいろなことにわくわくしていた。子供に戻りたい！恋がしたい。もうすぐクリスマス。どうせ、僕なんて彼女ができないだろう。恋がしたい。自分を忘れてしまいたい。僕のことを心配してくれる存在がほしい。願っているだけでは、無理だろう。はぁ。というわけで、毎日が嫌でいやでしょうがないので、現実逃避の旅にでようと思う。明日、ＪＴＢにいって、ホテルを予約する。初めての、一人旅だ。予算は２万円。だから、ほとんど何もできない。だけど、一人で旅行する、ということに最大の意味があるのだ。ぼくの目標は、学生のうちにヨーロッパに行って、ウィーンフィルとベルリンフィルを聴くことなのだ。一泊二日のたびくらい、一人でできなくて、どうするんだ！旅行記とかも、書いちゃおう。きっと、このたびは、僕を刺激する。僕に楽しみを与えてくれるだろう。僕は、楽しい毎日を送りたいんだ。 23:24 2006/12/07

２００６年１１月の日記

つらい生きるのがつらい。何も楽しいことがない。どうして、こんなにもつらいんだろうか。どうして、こんなにも虚しいんだろうか。楽しいことがない。つらいことばかりだ。はたして、この世に楽しいことなんてあるのだろうか。このままでは、狂ってしまいそうだ。今日だって、発狂して、いすや辞書を振り回していた。一度暴れだすと、理性が働かない。音楽だって、もう心に届かない。人生というものはこういうものなのか？つらさに耐えるのが人生なのだろうか？生きる以上は、つらさに耐えなければならないのか？これからもずっと、このつらさに耐えるべきなのか？なんのために？死ねばいいのに。死ねば楽だ。どうして、僕は死なないのだろうか？これから幸せになれるなんて、信じているのではないだろうか？ああ、無邪気。無垢。あどけない。ウザい。本当にウザい。死ぬ気なんて、まったくないのに、生死とは離れたところで、こうやってパソコンに愚痴を打ち込んでいる。なんて、おめでたいやつなんだろうか。ウザい。ウザい。ますます、自分が嫌いになってゆく。はぁ。もう嫌だ。どうすれば？それが問題なんだ。しかし、そのことについては何度も考えている。考えても考えても、だめで、無力感だけがたまっていく。つらい。僕はいったいどうすればいいんだろうか。無力だ。無力だ。楽しいことがほしい。夢中になれることがほしい。この苦しみを忘れてしまえばどんなにいいだろうか！21:03 2006/11/29 一ヶ月前からのチャット友達も、僕にあきれ返ってしまったようだ。もう、僕の言葉に適当にしか答えてくれない。ネット上からも、こうして嫌われてゆく。僕は、本当にいやだ。自分が嫌い。21:04 2006/11/29

円環読書法今は、「罪と罰」をパソコンに打ち込んでいる。半年ぶりに読み返したこの作品は、何と新鮮なことだろう！もちろん皮肉である。ぼくは、何もおぼえちゃいないんだ。なに一つね。すると、こういう疑問がわいてくる。ぼくは、なんのために、この作品を読んだのだろう？その前に、何のために本（小説）を読むんだろうか・・・。一つは、新しい思想や感性に触れるためであろう。そうすることによって、僕の人生が豊かになる。僕を豊かにしないものなんかに、存在価値はないね。（そういう点で、大学の授業のほとんどは、無意味だ！）しかし、それを覚えていないのだ。なんということだろう！もう一つは、（これこそ、重要なんだと思うが）、物語を楽しむのだ。僕は、小さいころ、寝る前に、お母さんに、毎日のように、物語を読んでもらっていた。それは、楽しかった。同じお話を、何度でも読んでもらった。そうだ。僕は、物語を楽しんでいたのだ。純粋に、無邪気に・・・。いつの間にか、小説から何かを学ばなければならない、という、奇妙な義務感をかんじながら読むようになって、そして、小説がつまらなくなった。もっと、気を楽に持っていいんだ。何も、学ぶ必要なんてなんだ。ただ、感じればいいんだ。楽しめばいいんだ。そうして、主人公と一緒に、喜怒哀楽を共有し、感動した瞬間に、その感動は、瞬時に僕のものになるのだ。感動は、僕の智となり、身体を流れるのだ。その感動が、熟して、思想となる。そう、思想には、感動が必要だ。思想を求めてはいけない。思想は、感動によって、与えら得るものだ。

さあ、問題となるのが、物語の筋が、記憶に残らないということだ。僕は数ヶ月前に、世界的名作といわれる「カラマーゾフの兄弟」に挑んだ。しかし、まったく感動しなかったし、まったく得るところがなかった。原因のひとつは、飛ばし読みがある。かなりの速読を行った。５日間で読み上げた。そのために、登場人物の把握すら、ままならなかった。こんなんで、感動できるわけがない！「罪と罰」だって、同じだ！こちらも、３日で読みきった。もちろん、深い理解は置いといて。だから、今、こんなにも新鮮なのだ。まったく以前読んだ気がしない。まったく、話の筋を覚えていない。ああ、バカらしい！

こういうことを反省して、僕は、今までの読書法を見直さなければならない。つまり、「深く、ゆっくりと、丁寧に」、だ！ さらには、僕はバカなので、少なくとも、二度は読み返す必要がある。だって、クラシック音楽だって、何度も聴いてみてはじめてよさがわかるものじゃないか！同じ芸術なのだ。文学だって、同じさ。18:17 2006/11/14

病んでます！２年前の１１月は、本当にヤバかった。ちょうど今頃だ。

僕は、いわゆる、青年期の実存的危機に陥っていた。それはある日、嵐のように突然やってきた。一日にして、今までの世界観がひっくり返された。自分の見えるものすべては、偽者であり、幻想であり、頭が作り出したものであり、つまり本物でない、唯一確実なものなんて何もないんだ！・・・という考えが、頭を支配してしまったのだ。自分の存在すら、信じられなかった。自分が、今ここ、に存在することが不思議でたまらなくなった。むしろ、自分の存在が嫌だった。存在することの苦痛に耐えていた。僕は、何とかしなければならない。徹底的に頭を働かせて、この苦悩を解決しなければならない、と思った。もう、受験勉強どころではなかった。僕は、自分の限界まで自分を追い込むことにより、（マズローの言う）いわゆる至高体験を目指そうとした。それによって、人間存在を超えようとした。今から考えると、何と無邪気な、そしておめでたい考えだろう！

そして、僕はこの世の一つの奇跡に出会う。クラシック音楽に出会う。正確な頃合いは忘れてしまったが、ちょうど今頃だ。僕は、テレビで、アシュケナージとＮ響の、チャイコフスキー交響曲第四番を聴いて、打ちのめされた。「これほど悲しい旋律ってあるの？いったいなんなんだ～～～！！」と思った。その後すぐに、図書館に行き、カラヤンのＣＤを借りてきて、聴いた。聴きながら、こう思った。「そうか、音楽の世界が本当の世界で、現実というものは偽の世界だったのだ！」病んでいたのである。まあ、こんなことを思うのも、仕方ない。三日間、チャイ４のことしか頭になかった。狂ったように、音楽を聴いた。そして、築くと、僕は熱狂的なクラシック好きになっていた。その熱は、半年くらい前まで、ずーっと持続した。（今は、飽きた）

まあ、こういうのって、大人になる過程で、誰しも一度は経験することらしい。青くさい、青年期特有の悩みらしい。本で読んだ。僕は別に異常ではなく、正常だった。今は、すべてを諦めている。そんなもの、考えたって無駄だ。僕は、考えないことの快楽に負けてしまった。諦念による浄福を知ってしまった。努力なんて、面倒だ。

今日は、朝の九時半から、夜の九時半まで図書館におこもりした。（こういうと、すごいかもしれないけれど、実際は５時間も図書館で寝てた。）本を読んだ。ロマン・ロランの「魅せられたる魂」。６時間は読んだと思うけれど、実際は全体の１０％しか読めなかった。（いったい、いつになったら読み終わるのだろう！）二年前のぼくの心情をよく表した文章があった。ロランの文章は、舌鼓を打ちたくなるほど、饒舌だ。僕もこんな文章を書けるようになりたい。

「彼女はとりわけ信ずる必要がある。人がなすことを、欲することを、求めることあるいは夢見ることを信じ、あらゆる嫌悪と幻滅にもかかわらず、あるがままの人を信じ、自分と人生を信じるのだ！アンネットは、自分が尊敬されないことよりも人生に対する敬虔の念・・・自分を失う・・・ことが耐えられないだろう。なぜならそれは力の源だからである。行動する力なしには、アンネットは何者でもなくなるだろう。受身の幸福は、彼女にとっては死である。人々の相違の本質は、ある人は能動的であり、他の人々は受動的であるという点にある。そしてすべての受身の中でも、アンネットにとって一番致命的な受身は、懐疑すらも知らないで「虚無」の流れに、官能的に無関心に身を任せる快適の中に落ちつき収まっている精神的受身である・・・自殺だ！・・・否！彼女は拒絶する。 一つの目標に向かって躍進だ・・・未知のものか？幻影的なものか？そうかもしれない。かまうものか！躍進は幻影的ではないのだ。途中で倒れてもいいのだ、自分の道で倒れるのならば！ 」1:52 2006/11/13

つらい日々昨日は２２時間、今日は１５時間寝た。食事もほとんどとっていない。大学もサボる。起きているのがつらい。光が怖い。昼が怖い。闇、夜、死！もう、だめだ、僕・・・。つらい、生きるのが嫌だ。すべてが嫌だ。いやだ！いやだ！こうやって、感情的になり、さらに泥沼に陥る。しかし、今僕がしなければならないのは、原因の分析だ。

原因はわかりきっているのだ。受験である。すべての苦痛は、受験に収斂する。受験勉強によって、僕は発達課題を無視して育ってきた。やるべきことをしてこなかった。その結果、対人恐怖症になった。人とうまく、コミュニケーションがとれなくなった。また、目標もなく、とりあえず大学へ入ったので、そのしわ寄せが今にいたり、こんなにも悩んでいる。今の悩みは、普通の人ならば、こなしてこなければならないことだったのだ。

僕は、逃げるのか？布団にもぐり、現実を見ないのか？それは、楽だ。しかし、その結果はどうだというのだ！

僕は、逃げてはいけないのだ！努力と暗示。これで、毎日を乗り切る。努力と暗示。これで、すべての道を開く！努力は、最高の抗不安剤なのだ。努力していれば、悩むこともない。ベートーヴェンは言う。「おまえを苦しめている不幸を頭の中から追い払うためには、仕事に没頭するより良い手段は見つからない」よし、今日はがんばるぞ！最高に努力した一日にしてやるんだ！ 4:50 2006/11/08

さらなる悲劇朝、重大なミスに気づいた。学祭で使う電気量や、机や、いすの申請をしていないことに気づいた。しかも、提出期限はすぎていた。ぼくのミスのせいで、今年の落研の学園祭は台無しになってしまった。愕然とした。謝って、済むようなものではない。自分が嫌になった。生きるのが嫌になった。ぼくは、布団にくるまった。そして、ひたすら寝た。２２時間寝た。もうだめだと思った。自殺まで考えた。こんなことで、と思うかもしれないが、僕はもう、生きるのがつらいのだ。すべてが嫌なのだ。

最悪の事態は回避された。会長が、机といすの申請をすでに済ませていたのだった。だから、電気が使用できないだけで、被害は済んだ。しかし、これで、ぼくがいかにだめなやつだかが、露呈された。自分が嫌だ。自分が嫌だ。そして、世の中が嫌だ。すべてが嫌だ。だから、ぼくは布団にもぐる。現実逃避してしまう。しかし、それでは何も解決にはならないのだ。いつになっても、事態はよくならない。どうするか？

がんばらなくてはならない。なぜなら、生きることを選ぶからだ。精神的強さを身につけなければならない。困難に立ち向かう強さ、ミスを許さない注意力、努力。逃げてはいけないのだ。生きる以上、がんばらなくてはいけないのだ。0:45 2006/11/07

野暮ったいぼく今日は、我が落研の落語会。主役は三年生で、ぼくは前座で時そばを演じた。

誰一人として、笑わなかった。そこには、戦慄的空間が創造された。予想はしていたが、一生懸命練習したのだ、すこしは笑いを期待した。しかし、しかし、誰一人笑わなかったのだ！！悲しかった。努力は報われなかった。ぼくの存在自体が、いい笑いものだった。くやしい！くやしい！しかし、悲しいかな、それがぼくの実力だ。さすがは上級生で、三年生の先輩方二人は、笑いを取っていた。ぼくは、落語で笑いを取ったことがない。時そばも、松竹梅も、誰も笑わない。僕は何も、恥をかくために、徹夜して、一生懸命に落語の練習をしたわけじゃないんだ。みんなを笑わすために、一生懸命に練習をしたんだからね。何で、こんな目にあわなければならないのだろうか・・・。

だんだんと、イヤになってきた。は～ぁ。だって、この性格だもの。だって、この暗さだもの。まず、日常生活ですら、笑いが取れない。その前に、他人と話をするのが怖い。あまり、人とうまくしゃべれない。は～ぁ、は～ぁ。ため息しか出ない。三週間後には、学園祭がある。だから、あと二週間で、一ネタを覚えなければならない。僕は、火焔太鼓を演じようと思う。志ん生の火焔太鼓、火焔太鼓の志ん生。僕は、志ん生が好きだ。彼のまねをすることで、落語のエッセンスを学べればいい。

そのあとは、飲み会だった。初めての体験だった。ぼくはワインを頼んだ。みんなに笑われた。空気を読め！場違いだ！怒られた。そんなことをいわれても、知らないのだ。つまり、野暮なのだ。ぼくは、たいそう失礼な後輩だそうだ。「先輩たちが優しすぎるからって、おまえ、失礼すぎだぞ！」怒られた。まあ、ぼくも、今考えれば失礼だと思う。牛なべで、後輩が肉を食べてしまうのは、失礼だ。しかし、僕は、機転が利かない、つまり馬鹿なので、その場ではそういう配慮ができないのである。野暮ったい、それも、ぼくが人と話すのが苦手、嫌いになる原因のひとつだ。考えれば考えるほど、うつになる。なんだか、ぼくの発言がすべて失礼のような気がしてきて、何もしゃべれなくなってしまう。話すのが怖い。対人恐怖症だ。

さらに追撃をかけるように、いやなことを見つけた。ぼくは、飲み会で、話せない。盛り上がれない。一人、ぽつんと冷めている。つまり、話せないのだ！とても、その場にいづらかった。ぼくは頭が悪い。偏差値はいくら高くても、人とのコミュニケーションがとれないのだ。なさけない。そして、そんな自分がいやだ。さすがは、先輩である。話がうまい。話題も、笑いの取り方も、盛り上げ方も、相手の立て方、礼儀、すべてがぼくよりすごい。ぼくなんて、まったくかなわない。ぼくのアイデンティティを支えていたものは、学校の勉強ができる、ということだった。しかし、去年までのぼくは、それが唯一の頭の良さを測る尺度だと勘違いをして（勘違いもはなはだしい！）ぼくは他人よりもずっと秀でていると思っていた。とんだ、おバカチャンである。なんとおめでたい人なのだろうか！！ぼくは、バカだ。かなり、人より劣っている。まずは、ぼくの高邁な考えを打ちくづし、自分は他人よりも劣っているという認識からスタートしなければならない。

礼儀、人とのコミュニケーション、笑いのとり方、盛り上げ方・・・、ぼくが勉強しなければならないことは、これらだ！もう、数学とか、英語とか、そういう受験的なものは、いらないのだ。8:19 2006/11/06

追記：今日、４年と８ヶ月ぶりに、同年代の女性と話した。というわけで、昨日ついにぼくは同年代の女性と話した。記録はここまでだった。

２００６年１０月

ぼくのせいじゃない！！ぼくはついに、父親を部屋から追い出した。ぼくが、出てけ！、といったのではない。勝手にいなくなったのだ。勝手に家具の移動を始めたのだ。ぼくが、いつか殺してやる、なんて呟いたから、身の危険を感じて出て行ったのかもしれない。とにかく、いなくなった。しかし、これでよいのだろうか。両親は僕を恐れる。怖がる。兄弟とは、話さない。僕は、家族とつながってない。人は、誰かとつながっていないと生きてゆけない。僕は、誰ともつながっていない。そう、誰とも・・・。そして、生きてゆけそうにない。0:27 2006/10/30

不幸、不幸・・・どうして、こんなにも、人生はつまらないのだろうか・・。一体、どこで道を外れてしまったのだろうか・・・。僕は悲しい。 23:31 2006/10/28

ひゃー、音が襲ってくる！！僕は、自分以外の音が大嫌いだ。それは、自我を脅かす。聞きたくもないのに、自分はその音を聞いてしまう。つまり、自分でありながら、自分でない。自分なのに、自分のコントロール権が、音にとられてしまっているのだ。僕はその猛攻に耐えられない。この感覚は、じつは、高校三年生のときに感じたものと、まったく同じだ。(LINK) 同じなのだ！そう、まったく！！しかも、今と同じ時期にだ！！11月になると、気分が沈む。秋の憂鬱だろうか・・・。かつての僕は、音楽に希望を見出した。今の僕は、再び音楽を好きになれるだろうか？今、考えられる方法といったら、音楽以外にはありえない。僕は、音楽の聴き方が分からなくなった。ピンチである。何とか、再び、音楽を好きになりたい。4:25 2006/10/27

アイデンティティ・クライシス僕は、二十歳になった。そして、なにをすればいいのかわからなくなった。目の前が真っ暗になった。もう、だめな気がする。僕にはどこにも居場所がない。というのも、僕は、音が嫌いだからだ。この世の中は、音に溢れている。そうして、僕の自我を脅かす。これに、僕は耐えられないのだ。生理的に受け付けないのだ。僕には、一人部屋がない。よって、家にいても、憩えない。家族のすべてがにくい。話し声が、耐えられない。たえず、いらいらし、すこしも心休まるひまがないのだ。いつも、いつも・・・、悩んでいるのだ。僕は、悪魔の奴隷か？それとも、鬼のペットか？どうして、こんなことになってしまったのだろうか？この１９年間、何が間違っていたのだろうか？僕は、その原因を見つけ出してやらねばならない。僕を、こんなことにしてしまった犯人を、とっちめてやるのだ。僕は、たいそう、執念深い。恨み深い。これは、じつは、長所なのだ。絶対に、恨みは忘れてはならないのだ。僕は、どういうわけだか、人生に絶望していない。何か、壁を突き破れるような気がする。根拠はないが、予感として、そう感じるのだ。今の苦悩も、決して無駄ではない。これは、知らずただ予感しているその目標への、布石なのだ。14:29 2006/10/26

僕は、自信がない。いまの僕に必要なものは、自身だ。自信がないから、社会が怖い。生きにくい。悩む、苦しむ。ああ、一体どうすれば・・・。15:47 2006/10/26

今日、懸賞論文を提出した。（これ）後悔している。あんな、荒唐無稽な、バカですと主張するような文章を・・・。あれには、僕の主張がない。個性がない。すべて、他人の意見なのだ。すべて、他人の文章なのだ。僕は、他人の考えたことを、切ったり貼ったりしただけなのだ。

受験勉強的にやっつけただけなのだ。僕は、何も変わっていない。二十年の人生の中で、受験という出来事は、あまりにも大きかった。ぼくの青年期のすべてを支配した、強力なイデオロギーは、僕のアイデンティティまで、のっとってしまった。これが、受験勉強真理教の実体なのだ！！！15:53 2006/10/26

新しき日彼はうち勝った

大学の懸賞論文を書き上げた

気づくと二十歳になっていた

彼はそれをあまり気にしなかった 5:31 2006/10/25

秋の憂鬱居場所がない。今は、図書館の談話室の片隅で、騒いでいる子供たちに囲まれながら、これをうっている。そのうち、ヤンキーが10人くらい集まってきた。ドンちゃん大騒ぎだ。このうるささは、耐え難い。どうして僕はこんな場所で勉強しなければいけないのだろうか。自習室は満席で、入れない。自分の部屋をもっている人は、自分の家で勉強すればいいと思う。僕みたいに、自分の家に居場所がない人に、図書館を使わせるべきだ。僕には居場所がない。学校では、あまり話す人がいない。孤独、絶望・・・。人ごみが嫌い。怖い。僕は対人恐怖症だ。他人が嫌いなのだ。居場所がない。家にいるのは苦痛だ。僕はパノプティコンに閉じ込められた。いつも、監視されているような気がする。家にいてすら、安心する場所がない。そうして、不安、焦燥、はては怒り・・・。僕の精神は、どんどん摩滅してゆく。僕は狂暴になった。怒りを抑えられない。怒りは沸騰する。すべてを破壊したい！それが両親であろうが、家具であろうが、壁であろうが、関係ない。生きるのがつらい。 発狂しそうだ。このストレスをぶつけるものがないのだ。音楽も自由に聴けなくなった。大きい音を出すと、怒られる。迷惑をかける。僕は、人に迷惑をかけることに、極端に臆病な性格だ。ぼくの優しさは偽りだ。単に、恐怖に対する過剰適応に過ぎない。落語の練習もできなくなった。僕は、トイレで練習することになったが、そのトイレでさえも、うるさいから小さい声で練習しろといわれる。こんな屈辱を受け、まだ抑圧するのだ。歌も歌えない。マスターベーションもできない。僕は、今まで持っていた、ストレスのはけ口のほとんどを失ってしまった。怒りは噴火寸前。しかし、ここで僕は自己防衛のためのある手を打った。すべてに耐えることにした。このような状況に陥ったのは、すべて自分のせい。すべて自分が悪いのだ。我慢するしかないのだ。どんなに不条理なことも、自分自身の決断の結果として考えれば、そのままの不条理を受け取るよりも、ずっと良い。これが、僕が考え出した、唯一の自己防衛手段なのだ！僕は、自らを自虐することでしか、現実を受け止められないのである。

僕は、家族としゃべらない。刺激されると、もしかしたら怒りが爆発してしまうからだ。僕は、それを恐れているのだ。僕はひたすら耐える。ただ、寝る場所と、毎日の食事が与えられれば、何もいうことはない。僕は無力だ。いまだ、親に頼ってしか、生きてゆけない。僕は、もう家族には絶望している。かつては、家族だけが、唯一の望みだった。すべてが無意味だとしても、家族とのつながりだけは、意味があると信じていた。それは、無邪気ではかない思慮であった。今は、そういう幻想は抱いていない。僕は、父と母の両方から、家を出てけといわれた。もう、そこには、つながりなんて、ない。一緒に暮らす理由なんか、衣食住以外にない。

最後の望みは、恋愛だけだ。悲しいかな。それが、僕に与えられた、唯一の、救済なのである。バタイユは考える。

「人間は、孤立して存在していることに不安を覚え、深く一体になることへの憧れを持っている。性とは自分と相手が一体になり、自我がなくなることだ。人間が最終的に個別的で孤立した存在であることを解消できるのは、自然と一体になること、つまり死にほかならない。つまり性とは自然との一体性を回復する死のまねごとなのだ。」

僕の絶対的孤独を救済するのは、恋愛しかないのだ。ゲーテはいう。

「すべて移ろい行くものは、永遠なるものの比喩にすぎず。かつて満たされざりしもの、今ここに満たさる。名状すべからざるもの、ここに遂げられたり。永遠にして女性的なるもの、われらを引きて昇らしむ。」

女性＝自我の救済なのである。そのために、僕は女性を求める。と同時に、ゆきずりの恋愛、なんとなくの恋愛、ルックスや学歴目当ての女、情欲のことしか考えていない卑しい女・・・そういったものを、徹底的に排除しなければならない。15:04 2006/10/22

ドラちゃん大嫌い思えば、ドラえもんのせいで、僕は理系にはいったのだ。 本当は、文系なのに・・・。

ポンコツあおタヌキめ！責任とってよ！ 押入れに閉じ込めるよ！ドラ焼き全部、食べちゃうよ！ タイムマシン出してよ！ 出さないと、ネズミだすよ！

ぼくは、小学生のころ、ドラえもんの不思議大探検シリーズをぼろぼろになるほど読んだ。なつかしい。 また、映画「ＢａｃｋＴｏＴｈｅＦｕｔｅｒｅ」のドクにも憧れた。 （そのため、発明家になろうとし、去年は物理学科を受けた。なぜなら、ドクも物理学科出身だったからだ。）

かつての僕には、理科に対する強烈な憧れがあった。ロマンスがあった。希望があった。本気で、科学者になろうと思ってた。なぜか、不思議なことに触れると、胸がどきどきしてくるのだった。僕にも、そんなピュアな時代があったのだ。

今は、科学とは無縁の生活。なんだか、淋しい。 （しかも、何をまちがえたか、消去法で、数理情報科学なんて、意味不明なものをやるはめになった。僕はいまだに、この学問が何をするのか知らない。わけもわからず、数学をやらされている。これはたいそう苦痛だ。僕の人生は、いつの間にか、思いも寄らないような方向へ進んでいっている。運命よ、呪われろ！）

中途半端に大人になっている。小さいころは、こんなこと、まったく考えなかった。 http://mixi.jp/view_community.pl?id=1434855 （地道な宣伝活動） 毎日が楽しさと、不思議に満ち溢れていた。 僕の人生のピークは、小学校二年生だろう。 山場は過ぎ去った。あとは、くだるだけだ。 エッチラ、ホッチラ・・・。やれ歩け、それ歩け！ 断頭台への行進だ！（ＢＧＭは幻想交響曲）

きつねくん「そ～ら～を自由に、とびたいな～」ドラちゃん「はっ？大学生にもなってなにいってんの？現実をみなよ」

もはや、夢も希望もない・・・。

ああ、子供のときに戻りたい！子供に憧れる！ らくだのような忍耐力と、獅子の強さと、幼児の想像力がほしい！ 精神の進化の最終段階は、幼児の精神である！ マーラーの交響曲第五番なのである。

「幼児は無垢であり、忘却である。新たなはじまり、戯れ、おのずから転がりでる車輪、第一運動、聖なる肯定である」 2:43 2006/10/21

何のために・・・「何のために生きているのか」この問いはバカラらしいことはわかっている。しかし、問わざるをえない。昨日は、大学休んで、インターネットを一日中していた。知らない人のＨＰをずっと見ていた。いったい何をしているのか。おまえの一日は、こんなことで無駄になってしまったのだぞ。自分がにくい。がんばれない自分がにくい。自分を殺してやりたい。でも、自分自身だから、つい許してしまう。そこがまたにくい。これが自分でなかったなら、思いっきり殴りつけてやるのに・・・。いったい、何をすればいいのだろうか。僕なんか、マニュアル人間だから、誰かから目標を与えられないと、何もできない。価値観が多様だ。何を目標にすれば、幸せになれるのか。そもそも、幸せとはなんだろうか。少なくとも、もう勉強ばかりしていても、幸せにはなれないことはわかっている。しかし、次のステップが見つからないのだ。「吹け吹け！おまえのしたいように、おれをしてくれ！吹きとばすがよい！おれはどこに行くのかをよく知っている。」8:22 2006/10/19

怠惰な一日いったい、僕は何がやりたいのだろうか？睡眠時間を毎日３時間にして、何とか自分の時間を作ろうとするにもかかわらず、４時間もネットサーフィンをして、時間をつぶしている。大学にももう今日で２週間いってない。いったい、何をしたいのだろうか？自分の行動が理解できない。人生には目的がない。意味なんかもない。それは、スケールが大きすぎて、考えられるものではない。しかし、今の自分には、しなければならにことがあるのではないか？まだわからないか、このきつねめ！あと二時間でピアノのレッスンがあるじゃないか！おまえは、二週間まったくピアノに触れなかった。つまり、今すぐに練習を始めないと、二時間後に悲惨なことになるのだ！モーツアルトが待ってるぞ！さっさと練習を始めろ！17:13 2006/10/18

精神障害者僕はおかしい。狂っている。両親を殴る。家具を蹴る。壁を破壊する。他人の存在が気に食わない。殺したくなってくることもしばしばだ。僕の暴力性は爆発寸前だ。いつ、キレルかわからない。怒りがコントロールできない。だから、怖い。自分は、無意識のうちに、誰かを傷つけてしまうのではないか心配だ。町で、電車で、突然暴れだしたらどうしよう。そう思うと、怖い。なぜ、こんなにも、社会がむかつくのか。なぜ、こんなにも、生きづらいのだろうか。理由はわかっている。だれも愛してくれないからだ。誰ともつながっていないからだ。両親は，家を出てけという。弟と妹は、ほとんど口を利かなくなった。友達はいるけれど、誰も、表面的なものでしかない。たんなる時間つぶしの、連れ合いの話し相手でしかない。というか、そういう人たちは、知り合いではあるが、友達とは呼べない。恋人もいない。できるわけがない。恋をすると、人生観が変わるといわれた。トリスタンとイゾルデを聞いてみても、恋愛にあこがれる。恋人がほしい。しかし、たんなる恋人では満足しない。僕の悩みを共有してくれて、慰めてくれるような人でなければならない。自分勝手な奴なんか嫌いだ。何とかしなくてはならない。もう、困難を見てみぬふりをするのは、うんざりなのだ。僕は、本を読む。青年心理学の本を読んで、自分の感情を捕まえてやる。15:00 2006/10/16

去年、浪人時代よりも自由な時間がある。しかし、この空虚感はなんだろうか。去年よりも、毎日が充実していない。はっきりいおう。浪人生のときが人生で一番幸福だった。それは、毎日狂ったようにクラシックの名盤をあさっていたからかもしれない。五分単位で自分をコントロールし、絶対人生に無駄が出ないようにしていたかもしれない。（それはあたかも、一日がひとつの交響曲になるような感じだった。そして、僕の頭脳が指揮者。僕は各要素間のバランス、時間的なコントロール、刺激のコントロールを厳密におこなった。）今は、怠惰の限りだ。何も考えずに生活してる。努力とは無縁の毎日。どうして、空しいかといえば、毎日を必死に生きていないからだ。一分一秒を大切にしないやつに、充実感は与えられない。10:16 2006/10/15

昨日も、明日来るの工場で梱包作業。すごい人に会った。どこにでもプロというものはいるもので、梱包作業にもプロがいた。彼のすごさを紹介しよう。一日８時間のうちに、梱包できる量は５０～６０である。僕みたいな秀才は、１５０～１６０はこなせる。しかし、この達人は、最高一時間で８３個（！）もこなすのだ。このおじさんの技術は、洗練されて、無駄がない。これはもはや、芸術の域に達している。見ていても心地よい。僕はこのおじさんを先生と仰ぎ、徹底指導を受けた。おじさんはよほど人に教えることが好きらしく、何度も何度も、手を止めては僕に指導をしてくれた。足の角度、身のこなし方、腰の位置、腕の使い方・・・そういうところから、教えてくれるのだ。また、裏技もたくさん伝授してもらった。テープや、箱のヘリなんかも、使い方によっては、ずいぶんと役に立つのだ。

とても勉強になった。このおじさんの名言をいくつか紹介しよう。

「仕事と思ってはいけない。遊びと思わなければいけない。

梱包は、いわばパズルなんだ。だから、頭が良くなければできないんだよ。

仕事は、速く楽に。そして、このことだけをひたすら追い求めることが大事だ。

利用できるものは何でも利用しろ。身の回りにあるものも全部利用しろ。

作業する場所は、できるだけ広く、きれいに。

人を指導するとき、その人の人格まで否定してはいけない。その人のやり方を尊重しつつ、こうすればもっといいんじゃないかな、という風に指導してやるのが良いのだ。

そして、きわめつけがこちらここにはマニュアルなんてものはない。マニュアルは作り出すものだ！」

なんだか、梱包作業を通して、人生を学んだ気がした。また、実際に倉庫で働くことによって、働くことのつらさ、お金のありがたさを学んだ。本でも学べるが、実際に体験してみるほうが、よほど知識になるということを知った。知は力なのだ。観念主義ではなく、行動主義でなくてはならないのだ。だからこそ、海外旅行や留学が勧められるのかもしれない。14:54 2006/10/14

バイトで、６５００円稼いだ。地下鉄で財布をなくした。落とし物センターにも届いていないらしい。つまり、盗まれた。６０００円と、家の鍵を失った。鬱限無、鬱限無・・・。13:19 2006/10/14

怒りが収まらない。自分をコントロールできない。

僕は、父と母の両方から、家を出てけといわれている。僕は、家族だけが、自分とつながっていると信じてきた。友達もいない、恋人もいない。家族だけが、唯一の慰めだった。この世のすべてが無意味だとしても、家族の存在だけは、どんなことがあっても、意味があると思ってきた。

「だが、本当に最後まで残るのは、やはり人間の、親の、子の、男の、女の愛情だけである。たぶんこれだけが、無意味や無関係や無価値に反転しても、かならずまた反転し返す最後のものである。最大級の意味として最後まで生きられるものである。すべては無意味だ、というのは頭である。それはそれでたぶん正しい。だが、そんな正しさなど、いったいだれに必要だというのだろうか。だれがそんな正しさを知って歓ぶだろうか。人間は心で生きているのだ。 」 思想なんかいらない生活より引用(LINK)

今はもうちがう。もう、誰ともつながっていない。何のために生きているのかわからない。自分が死ねば悲しむ人がいるという。それはいったい誰だろうか？それに、その人が悲しんだところで、何だというのだ。僕が生きている間は、僕のことなんかどうでもいいと思っているにもかかわらず、死んだあとになってはじめて悲しむなんて、なんと都合のよいやつであろうか。悲しい。淋しい。つらい。人生って、こういうものなのかな・・・。

僕は異常だ。自分の感情をコントロールできない。キチガイだ。そのうち、無意識のうちに親を殺すなんてことも、十分に考えられることだ。怖い。自分が怖い。何をしでかすのだか、理解できない。己の心は沸騰寸前なのだ。噴火、爆発寸前だ。危ないから、誰も近寄らないでほしい。できれば、ずっと一人で生きて生きたい。

いらいらする原因はわかっている。一人部屋がないからだ。父親と一緒の部屋で生活しているからだ。安心して、心休めることができないからだ。それに加えて、深夜にクラシック音楽を聴けないからだ。クラシック音楽は、僕の生活の唯一の楽しみだった。生きがいだった。喜びだった。それが、奪われてしまったのだ。耳栓をすればよいといわれたが、実際は、音が漏れているといって怒られた。小さい音では、楽しめない。また、耳栓をしながら寝ると、コードが首に巻きついたり、寝返りをうつことができない。僕にはクラシックが聴けない生活なんて、耐えられない。

一人暮らしは、自信がない。たぶん、できないだろう。アルバイトで生活費を稼ぎ、料理、掃除も自分でやるのだ。僕は、どうかすると、食事も風呂も面倒くさい。まだ、うつが治っていない。餓死してしまいそうだ。それに、家を出ると、自分の自由に使える時間がなくなってしまう。嫌だけど、パラサイトしているほうが、効率的なのだ。

淋しい。誰かとつながっていたい。恋人がほしい。しかし、理想の相手というものは、なかなか現れるようなものではない。自分と合わない人に、無理やり自分を合わせて付き合ったところで、僕が苦しむだけだ。8:30 2006/10/13

シモーヌ・ヴェイユという哲学者がいる。高校の教師をしていたが、彼女は、突然、労働と労働者を知るために、女工として工場に飛び込んだ。しかし・・・

「ひどい疲れのために、わたしがなぜこうして工場の中に身を置いているのかという本当の理由をつい忘れてしまうことがある。こういう生活がもたらす最も強い誘惑に、わたしもまた、ほとんどうちかつことができないようになってしまった。それは、もはや考えることをしないという誘惑である。それだけが苦しまずにすむ、ただ一つの、唯一の方法なのだ。（工場日記）」

「服従よりもさらに進んで、何事もあきらめて受け入れられるようになっていた（同著）」

「工場で尊厳を与えられているのは機械のほうで、代替可能なのは自分なのだと思った。」

僕は、今日、初めてアルバイトをした。日雇いで、工場で働いた。僕は、大学の懸賞論文を書こうと思っている。テーマは、「２１世紀の科学は良心に向かう」。十万を手に入れて、ウハウハしたいと思っている。しかし、机に向かっていても、何も思いつかなかった。実際に、資本主義社会の、科学の発展がもたらした害悪を、この身を持って、体験してみなければ、いつまでも真実を知ることはできないのである！観念主義など、机上の空論だ！とびだせ、きつね！！

というわけで、まずはルンルン気分で、ゆりかもめに乗ってお台場に行った。工場がたくさんだ。液状化現象がまぶしい！東京湾も空も、青々をしている。わー、すごい爽快感！しかも、交通費はただ！なんだか、旅行みたいだなぁ。学校サボってこんなことしてていいのかな。わーい。

集合場所に着いた。明らかに、リストラにあったような、惨めなじいさんがうようよいた。今大流行の（？）、フリーターもたくさんいた。えーっ、僕はこんな人たちと一緒に働くのか・・・。まあいいや、僕は昨日までニートだったし・・・。大学なんて、ほとんどサボってるし・・・。

工場につき、早速作業開始。僕に与えられた仕事は、ベルトコンベアーで運ばれてくる文房具を、ひたすら梱包することだった。はじめは楽しかった。しかし、そのうち、なれてくると、飽きてきた。こんな作業、サルにでもできる。何で僕はこんなことをしているのだろうか。何のために、僕は去年血反吐を吐きつつ勉強したのだろうか。次第に、うつになってくる。だんだんと、足と腰が痛くなってきた。疲れて、へろへろのぱあ。あたりまえだ。４ヶ月前は、３０分も立ってられないほど、へなちょこだったのだ。電車にも乗れなかったほど病んでいたのだ。足腰が弱いから、立ってられない。しかし、周りの人に聞いてみると、「へ、こんなのたいしたことないよ」なんていってやがる。むかつく。

つらい、本当につらい。僕は、ロボットのようになったかのようだった。ひたすら、与えられる荷物を処理するのだ。これが、資本主義社会の歯車として働くことなのか！これが、機械に征服されるということなのか！この空間では、人間は疎外され、人間は機械に奉仕し、つまり、機械の奴隷なのだ。

僕は、論文のテーマを考えようと試みた。なぜなら、フランクルという心理学者は、アウシュビッツの収容所にいるとき、論文を頭で考えることによって、理性を保ったそうだからだ。しかし、それは明らかに、無理だった。僕は、すぐに、考えることをしない快楽に負けてしまった。 次に、歌を頭の中で、歌うことにした。歌は、仕事にリズムを生み出す。 僕は、稼いだお金でワーグナーのオペラ（トリスタンとイゾルデ、指揮はクライバー）を買おうと思っていたので、頭の中で、その音楽を再現してみようと試みた。しかし、それも無駄な試みだった。ものを考えることはできなかった。 けど、ワーグナーは、労働者と学生の味方なのだ、ということを思い出して、すこし元気が出た。

かくして、僕は完全に機械に服従した。僕は、つらさに耐えつつも、ひたすらに、何も考えずに、働いた。働くことが、こんなにつらいことだとは知らなかった。涙がにじんできた。けど、周りに悟られないようにこらえた。

ラダイトしたくなってきた。「万国の労働者よ、団結せよ！」と叫んでみたくなった。資本主義よ、黄昏はじめよ！機械文明よ、呪いあれ！！ 1:40 2006/10/12

もう、ごちゃごちゃしている。僕は何がやりたいのだか、まったくわからない。そして、そう思うと現実逃避したくなる。前のように、布団にもぐりたくなる。しかし、それは禁止することにしてしまった。僕は、困難から逃げることを禁止することにしてしまったのだ。睡眠時間も３時間にした。だから、ますますストレスはたまる。はあ・・・。

弟と、部屋の交換をした。そして、僕はお父さんと一つの部屋をともに使うことになった。大学生にもなって、親と一緒の部屋である。本当にいやな気分だ。しかたがないさ、うちは５人家族のくせに、部屋が３つしかない。僕が我慢しないと・・・。

僕の悩みはほとんどがバカらしいものだ。悩むに値しない。

ぼくは、マニュアル人間である。人から指示がないと、何もできない。目標を自分で決めることができない。将来が絶望的で、見えない。これから３ヵ月後の自分すら、不安定だ。また、うつになっているんだろうか。負けちゃだめだ。負けちゃだめだ。ぼくはだから、逃げる。わからないから逃げる。怖いから逃げる。自分が傷つくのが怖いんだ。逃げるのは卑怯だ。戦え！しかし、ぼくはいったい何のために受験勉強をしたのだろうか。何のために高校生活を犠牲にしたのだろうか。努力は報われない。すべては運しだいだ。努力が報われたい。努力が報われたい。報われる、これは他人の評価があってこそ成立する概念だ。他人なのである。他人がすべて、他人に好かれたい。他人から尊敬されたい。そうなってくると、目標が見えてきた。

マイミク１００人だ。すべては他人なのだ。他人がすべてなのだ。僕というアイデンティティーは他人から認められることによって成立する。コギト・エルゴ・スムではだめなのだ。きつねくんのマイミク１００人できるかな目標がない。だから、毎日をだらだらと過ごしているのだ。毎日、あってもなくてもいい日ばかりである。こうなってくると、いったい何のために生きているんだかわからなくなってくる。たぶん、何のためでもないんだ。目標がないとつらい。人は自由に耐えられないらしい。(LINK)そうかといって、目標がもてないのだ。もう、楽しいことなんか何もないし、なにをしても無駄だと思う。何とかしようとするが、何もできない。すると、さらに自己嫌悪に陥る。ああ、いやだ。無意味さに耐えられそうもない。目標喪失状態に耐えられそうもない。今は本当につらい。

ぼくは、はなはだ、プライドが高い。先祖はずっと武士の家系である。しかも、上士である。一般庶民とは違うのである。切り捨て御免なのだ。さらに、ぼくは生まれたときからすべてが人より秀でていた。(LINK) だから、すべてにおいて他人と比較して秀でていないといけないのだ。しかし、すべてが秀でるなんてことは不可能だ。そうなってくると、ぼくは、不戦敗を選ぶ。挑戦することすら放棄してしまうのだ。引きこもりになって、もう人生は終わってしまったと自分に語りかけることで、何とかプライドを保っていたわけだ。プライドを傷つけないためには、これしか方法がないのだ。そうやって、いろいろなことから逃げる。困難に直面すると、たちどころに逃げる。最近では、過剰に自信喪失して、なにをやっても無駄のような気がして、何も挑戦しようとしない。そうやって、現実逃避をすることで、かつてのプライドを保っているのだ。(LINK)全か無思考、白黒思考なのである。トップかドベか、最高か最低かなのである。きつね。おまえは本当にそれで満足なのか？それで悔しくないのか？現実から逃げるな！現実と戦え！甘えるな！7:12 2006/10/06

今日はカウンセリングで、こんなことを言われた。「恋愛をすれば、人生観が変わります」恋愛がしたい！どうしてもしたい！なんとかならないものだろうか。どうして、どうして、ぼくの周りには女が集まらないのだろうか？（それ以前に、友達すら集まらないのだろうか？）恋がしたい。熱烈な恋がしたい。自分を忘れるほど夢中になりたい。そして、人類最高の喜びをつかんだまま、己は滅んでゆくのだ。光り輝く愛！笑いながらの死！どうする。どうすればよいのだ！とりあえず、期限を設けよう。あと二ヶ月、十二月になる前に、彼女を手に入れるぞ！そのために、本気で求め続けるのだ。ネットを使えば、容易に求まりそうなものだ。なんとしてでも、恋愛をする！そして、彼女を手に入れるまでの経過は、リアルタイムでこの日記に更新してゆく。(きつねくんの恋愛宣言) 1:46 2006/10/03

最近はまたうつだ。大学にいけそうにない。勝ち組を進んでいると思っていたら、いつの間にか負け組になってしまった。ぼくはもはや、劣等感のかたまりだ。他人が怖い。だから、まともに話すことができない。当然、友達だってできない。社会が怖い。だから、アルバイトだってできない。どうしてこんなことになったのか、あなたは知っていますか？どうして？どうして・・・。

今は、人生で最も大事な、そして難しいところだ。これからの決断によって、僕の人生はどのようにでもなってしまうだろう。たとえば、ぼくは以前、大学を休学しかけた。もし、あのころ休学をしていたら、今は人間としては廃人になってしまっていただろう。（今だって、十分病んでいるだろ！）今考えると、とても恐ろしいことだ。とにかく、大事なのだ。一生懸命考えなければならない。なにをすべきか、どうすれば人より幸福になれるか。一生懸命に考えなくてはならない。

おそらく、今の僕に欠けているものは、マズローの言う「所属と愛の欲求」だろう。(LINK)だから、まずはコミュニケーション能力を伸ばさなければならない。それは、大学の勉強の一兆倍も重要なのだ。友達、恋人を手に入れるのだ。目指せ、マイミク１００人！そのためには、会話だ。そのためには落語だ。ようするに、落語を一生懸命勉強しよう。2:05 2006/10/03

２００６年９月

昨日、「完全自殺マニュアル」を読んだ。途中まで読んで、めまいと吐き気がしてきて、最後まで読みきることができなかった。机の奥深くにしまった。本を読む前までは、なんとなく自殺のことばかりを考えていた。しかし、いざ自殺のことを真剣に考えてみると、とても僕にはそんな勇気がないことに気がついた。恐ろしくって、吐き気がするほどだ。ぼくは、たんなる深刻病だった。深刻ぶることで、現実と対峙することから逃げているだけだった。アア、ナサケナイ！！15:03 2006/09/29

ぼくは、日記を三つ持っている。ここと、ミクシィと、紙のノートだ。ミクシィのほうは、最近嫌気が差している。自分の本音がかけない。（書けば、異常者とみなされる）また、書いたところで、だれも見てくれない。（ぼくには友達がいないのだ。誰も、ぼくの生活なんかには興味がないのだ。）そうはわかっていながらも、いや、誰か見てくれるだろうと思って、かなりの量を、かなりの時間をかけて、書いてしまう。（そして、コメントがまったくないことに愕然とする）すると、日記を公開することがむなしくなってしまう。だから、これからは、ミクシィの日記はギャグしか書かないことにする。これなら、短いし、みんなが見てくれるだろう。つぎに、このパソコン日記だ。これは、手で書くより、かなり効率がいいのだが、感情がこもっていない。冷たい。紙のノートを見るとわかるのだが、自分で書いた字には感情がこもるのだ。怒っているときには怒っている字、悲しいときは悲しい字になるのだ。だから、あまり見返す気にならない。そんなわけで、ここには、主に思想的なことを書いていこうと思う。思想は、客観性が求められるので、感情は必要ないのである。そして、最後に残った紙の日記に、日常のうらみつらみをねちねちと書いていこうと思う。過去は、思い出すことによって、意味が与えられるのだ。忘れてしまっては、生きていないのとおんなじだ。５年前の今日、ぼくはなにをしていただろうか。思い出せないだろ。すると、５年前の今日という日は、なんだったのだろうか。ぼくの記憶から消えてしまっては、もう永遠に復元されることがないのだ。これは、かなしい。むなしい。だから、日記にしっかりと残し、何度も読み返して、その日を記憶の中で復元してやる必要がある。そうすることで、その日はぼくの人生に意味を与えるのである。人生は芸術だ。音楽作品がまさに思考や情念の隙のない流れであり、細部の調和であり、これを前にしては刹那的な興奮などたんなる生理現象に過ぎないように、また、どんな細部にも意味があり、細部なしの全体はありえないし、全体のない細部もないように、人生も、一瞬一瞬の調和であり、目標に向けてのエネルゲーティクの発展であり、刹那的な喜び、悲しみ、興奮などは生理現象として、生きる必要条件ではあるものの、精神的に人生の生きがいにするにはどうでもよいことであり、また、一瞬一瞬に意味があり、その連続が一日を作るのだ。

だから、ひたすら自分のした行為を日記に書き付け、何度も見返し、思い出し、そこに必然性、合理性、その日全体に対する役割、影響などを考え、位置づけていかなければならない。思い出し、部分と全体の関係をとらえる、これこそが重要なのだ。それとともに、「前後関係」をしっかり把握すること、これも音楽にはたいへん重要であり、人生も然りである。こう考えれば、人生はすなわち音楽なのである。やはり、音楽は最高である！！

久しぶりに大学に行った。これは、公園でうっている。（ノートパソコンって、便利だなあ）必修科目を一つ落としてしまった。一気にうつのどん底へとたたきつけられた。なぜなら、絶対に落とさない自信があったからだ。すぐに、自己嫌悪が始まり、そのまま、自己の存在否定までたどり着いた。自分の思考論理が完全にいかれていることは、頭ではわかっているが、どうも止めることができない。ああ、またうつだ。九月病だ。もう、早くも大学に通えそうもない。ぼくが大学に通う理由はただ一つ、学歴がほしいからだ！知的好奇心なんて、まったくないし、もし知識がほしいと思えば、本を読めば得られるのだから。しかし、授業はつまらない。耐えられそうもない。学歴と退屈さのジレンマに陥っている。解決の方法は、いまだ見つからない。うつうつ・・・。12:35 2006/09/26 どうしよう。雨がかなり強く振ってきた。これでは、教室に戻るまでにずぶぬれになってしまう。パソコンもぬれてしまう。さらにうつうつ・・・。

ぼくは更なるショックを受けた。さっき帰ってきた必修科目も、合格最低点ちょうどだった。誰かがこんなことを叫んでいる。「よ～し、きた～っ、満点だ！」ああ、ぼくは頭が悪かったのだな。今までは、ぼくは頭がいいと思っていた。ぼくの自己アイデンティティは、勉強ができることだった。しかし、それは崩壊してしまった。もはや、自分は何者か、わからない。何のために生きているのだか、わからない。このことは、もう結論を出したつもりだった。すなわち、生を愛せよ、ということだった。しかし、そんな観念的なこと、今のぼくにはなんの救いにもならない。そんなことは、ぼくの絶望を癒さない。ぼくはいったい、なんなのだろうか。生きている意味があるのか。どうせ、考えても答えが出ないことはわかりきってはいるが、それでも考えてしまう。つらい。

コンテンツも増えてきて、だいぶこのＨＰも人様に公開できるまでになってきた。このＨＰはやっぱり公開しよう。そして、他人に徹底的にたたいてもらおう。そうすることで、さらに僕は強くなるのだ。 18:11 2006/09/21

ミクシィなんかを見ると、みんな充実した学生生活を送っている。正直、うらやましい。楽しそうだ。翻って、ぼくはなんだろうか。もう、救いようもないほどに、つまらない学生生活だ。楽しいってなに？ぼくとはまったく無縁のことのようだ。思えば、毎日が楽しいなんて思ったことは、小学校の低学年以来ない。本当に、むなしい。いったい、いつになったら、人生が楽しくなるのだろうか。いつになったら、充実した生活ができるのだろうか。ああ、ぼくは不幸だ！ぼくには不幸がおにあいだ。楽しい自分、明るい自分なんか、まったく想像ができない。僕は、暗く、うつで、不幸で、悲しい青年なのだ。そして、それが僕なのだから、肯定するほかないではないか！0:35 2006/09/20

カラマーゾフの兄弟を読んだ。ぜんぜん感動できなかった。ネットのレビューを見ると、みんなは涙が出るほど感動したそうだ。先日、ファウストを読んだ。感動できなかった。どちらの作品も、人類史上最高の文学らしい。しかし、ぼくにはそうは思えなかった。つまらなかった。なんだか、悲しくなってしまう。僕には文学的センスがないのだろうか。いや、文学だけではない。クラシックだって、感動できない。あらゆるものに対する、感受性がないのだろうか。なんだか、世の中に冷めている。人生に冷めている。毎日がつまらない。何のために生きているんだか、わからない。本当に、嫌になってしまう。じゃあ、何でゲーテだとか、ドフトエフスキーなんて、難しいものを読むのかというと、単にインテリぶりたいだけなのである。ほんらい、本はおもしろいから読むのだ。しかし、ぼくの場合は違う。内容も理解できないくせに、ただ読むことで、他人に自分が頭がいいように見せたいのだ。ぼくはこんなに難しいものを読んでるんだぞ、おまえらとは違うんだぞ、ということをみせつけたいのだ。今までは偏差値が高いことが自分の自信になっていたが、受験が終わった今、他人に誇れるものが何ひとつなくなってしまい、自分に自信がなくなってしまったので、しょうがないから、インテリぶって難しい本やクラシックを聴いているだけなのである。そうなのだ。クラシックだって、大して好きではない。インテリぶりたいのだ。そうしなければ、不安なのだ。ああ、自分がトコトンいやになってくる。もう、他人に対して、インテリぶるのはやめなさい！自分をバカのように演出しなさい！今のぼくは、自分自身がくさくてくさくてしょうがない。もう、自分がいやだ。これ以上、インテリぶっていたら、本当に自分はキチガイになってしまいそうだ。変わらなければならない。本気で取り組まなければならない。21:35 2006/09/18

女、女、女！僕は女に飢えている。もう、どうしようもなく、女に飢えている。いつも、考えることといったら、いやらしいことばかりだ。どうしても、性欲が頭を離れない。いったいどうすればいいのだろう？ああ、恋愛がしたい！女を抱きたい！もはや、だれでもよい。ぼくは狂ってしまいそうだ！何度も書くことだが、僕はもう４年半も女性と会話していない。もう、我慢の限界なのである。ぼくの心の中は、性欲でグツグツいっている。ああ、女がほしい！女がほしい！ぼくは最近女を見ないようにしている。女は男の理性を鈍らせ、精神を堕落させるのだ。女を見たらもうぼくの頭はおしまいである。もう、彼女のとりこになってしまい、そのことしか考えられなくなってしまうのだ。だから、見ない。しかし、そうやって、性欲を抑圧し続けているから、最近になって爆発しそうに体がうずいている。もう、マスターベーションだってしてない。徹底的に自分の性欲を抑圧している。しかし、もう爆発の限界だ！このままだと狂ってしまう！いったいどうすればいいのだ！ああ、女がほしい！女がほしい！だれでもいい、メールください！(mail) 21:52 2006/09/18

今日はひどい目にあった。出会い系サイトに登録したら、それだけで５０００円を支払うはめになった。僕はだまされたのだった。登録したとたんに、ポイントがマイナスになっていき、高額な料金が取られる仕組みなのだ。なんと、メールを一通見ただけで、２８０円を取られるのだ。あとが怖いので、銀行に支払いに行った。その際、電話番号も打ち込んでしまった。しかし、よく調べてみると、そのサイトは典型的なぼったくりサイトであり、払う必要がなかったのだった。そこは、完全に電子消費者契約法という民法に違反しているのだ。違法なのだ。僕はバカだった。本当にバカだ。自分が嫌になってくる。いくら、批判精神がなさすぎる。懐疑精神がなさすぎる。ああ、自分がいやだ。もっとむかつくのが、サクラだった。そもそも、何で僕がそんなサイトに登録するはめになったかといえば、そのサクラに誘惑されたからだった。はじめはＹａｈｏｏパートナーに登録をしていたのだ。先日、武者小路実篤の「お目出たき人」を読んで、無性に恋がしたくなったからだ。それと、今の虚しさを打ち破るには、燃えるような恋愛しかないと思ったからだ。Ｙａｈｏｏなら健全で、安全だろうと思ったからだ。登録した次の日、早速メールが来た。ちょっとＨな内容だったので、怪しいと思い、断った。そしたら、今度は写真を送ってきた。めちゃくちゃ可愛かった。しかし断った。そして、三度目に、あのサイトのＵＲＬを送ってきたのだった。絶対安全と送られてきたし、サイトの名前が「まじめさわやか系コミュニティ」だったし、登録は無料だったので、登録してしまった。そしたら、がんがんとメールが送られてきた。そして、メールを見ると、２８０円がかかり、気づくと、５０００円である。彼女はサクラだったのだ。女と見せかけて、実際は麻原彰晃みたいなキモイ太った男が僕のメールを読んでいたのだ。Ｈな内容のメールも、すべてマニュアルどおりに違いない。写真も可愛すぎるので、怪しいと思った。他サイトの登録を進めてくるなど、やつらの常套手段だったのだ。そして、登録したとたんにメール攻撃で、ポイントをどんどんと使わせようという作戦だ。僕は彼女に抗議のメールを送った。「だましたのですね。あなたのことを信じていたのに」返事はこない。つまりサクラ。しょうがないのだ。僕は、もう４年半も女の子と会話したことがない。だから、彼女とのメールは４年半ぶりのコミュニケーションだったのだ。それはそれは、もう飛び上がるほどうれしかった。しかし、だまされた。絶望は、すさまじかった。この悔しさを絶対に忘れるな。！！なにが何でも忘れるな！！女は僕の敵だ！女は僕を堕落させるためだけに存在しているのだ！僕はこいつらに負けてはいけない！今日を持って、女とは口を利かない。目を合わせない。完全に、避ける。やつらに近づくな！心を許すな！つけこんでくるぞ。何せ、やつらは性欲のことしか考えていないのだ。理性的に考えることができないのだ。女など、いなくなってしまえばいいのだ。その結果、あと１２０年で人類の歴史が終わってしまったとしても、かまわない。23:34 2006/09/15 ９月１５日の屈辱の全貌女など、まったくこんな感じなのだ(LINK)

すべては無駄なのか。何のためにがんばるのか。みんなは、虚無感を直視しないようにして生きているだけなのか。僕のうつはだんだんと治ってきた。だんだんと、布団から離れて、おきているようになった。布団もたたむようになった。この変化はどういうことだろうか。それは、なにもかも無駄だとしても、逃げてはいけない気がするのだ。戦わなければならない気がするのだ。なぜ？わからない。こういうことは頭で考えてはだめだ！感じるのだ！心のささやきを聞き取るのだ！すべてはそこから始まる。20:06 2006/09/14

僕にとって、「楽しい＝虚しい」なので、最近はてんで、おもしろいことがない。その瞬間に楽しいことは、ままあるのだが、あとから思い出してみると、その楽しかったはずの思い出は虚しい思い出に変わっていて、結局楽しいことがなくなってしまう。どうすればいいのかなー。6:17 2006/09/13

今日、書店にぶらりと立ち寄り、雑誌「ＳＡＰＩＯ」をはじめて買った。ＳＡＰＩＯというのは、国際情勢を扱うインテリ系雑誌なので、なんだかレジで買うだけで、自分が頭がよくなったような気がした。けっこう、買うのに緊張して、声が裏返ってしまった。（はたから見れば、かっこ悪いやつだなあ） 何を隠そう、小林よしのりの「ゴーマニズム宣言」が大好きなのだ。図書館で３週間前にはじめて「戦争論」に出会い、それ以来、毎日のように読んでいる。もう、いわゆる、はまってしまった。 もちろん、ＳＡＰＩＯのお目当ても、ゴー宣だ。それ以外は、読むわけがない。心をうきうきさせながら、早速読んだ。リアルタイムの連載にふれて、それだけで、胸が熱くなった。 こんなことが書かれていた。

「今のメディアにはもう 何も期待はできない。 わしは今までインターネットで 保守を名のる者を 批判してきたが、 あえてそのネットの者たちに 共闘を求めたい。 彼らに期待する。 わしの『ゴー宣』は、このとおり 描いて発売まで３週間もかかる。 今後、講和条約第１１条の件で デマを流している知識人がいたら、 ただちにネットで攻撃してくれ。 わしはインターネットの 使い方は不得手だ。 どんなやり方があるのか 知らんが、東京裁判の 呪縛から日本を 解き放つために、ネットを 最大限利用してくれ！ わしの限界を 超えてくれ！ 安倍晋三に 同調圧力を高めるものを ネットで批判せよ！ 安倍晋三支持を 訴えているわけでは ない。 マスコミに反旗をひるがえし、 同調圧力を破壊せよ！ 暫く！ 暫く！ しばらぁら・・・ 暫くかましてよかですか？ 日本国内にだけ 戦犯を求め、 死者の墓を暴いて鞭打つ 「東京裁判史観」の 呪縛を解き放て！ 講和条約第１１条を 「裁判受諾」とする見解は、 河野洋平が慰安婦の 「強制連行」を認めたのと同様の、 サヨクに洗脳された者らの 売国行為である！ この考えは 右傾化とは全く違う！ 講和直後の社会党も含む 日本人の考え方と 同じなのである！！」

よくわからないけど、なんだかマスコミをバッシングしてみたくなった。マスコミに反旗をひるがえせ！ そのためには知識が必要だ。僕は、ゴー宣に出会うまで、政治や歴史の興味がほとんどなかった。自分に関わらない、無駄なものだと思っていた。それは誤解だったのだ。 僕は、日々の生活になんとなく虚しさを感じているが、その原因は、社会に関わっていないことから生じるのではないか？よしりん風にいえば、私の精神が強すぎてしまい、公の精神が抑圧されているのだ。 また、僕は自分に自身がないからこそ、国や政治など、スケールの大きいことを考えたがるのかもしれない。そうすることによって、自分を等身大で考えなくするのだ。このことは、よしりんが「カルトにはまっていく若者と同じ！」と批判していたが、まさに僕はそんな感じなのだ。 自己分析はこのくらいにして、とにかく、最近急に、社会に興味がわいてきた。社会に関わりたい！そのためには、ネットを通して、議論に参加することが僕には一番適切だろう。そのためには知識がなければならない。勉強だ。勉強が必要だ！きつねくん！勉強しなさい！ 1:01 2006/09/12

このＨＰを休止することにした。休止と言っても、ネット上に公開するのをやめただけで、今後、このＨＰをどうするかは決めていない。それにしても、こんなＨＰを公開して、僕はなにをしたかったのだろうか。いまさらながら、恥ずかしくなってきた。mixiの自己紹介のところにも、ＵＲＬを載せちゃったりして。ああ、ばからしい。こんなの、野卑な露出趣味でしかない。いわば、変態だ！キモい。ウザい。星へ帰れ！16:26 2006/09/06

寝ることは悪いことなのだろうか。僕はこの夏休みはほとんど寝て過ごしている。何もしていない。あっという間に過ぎ去ってしまった。そして、なんとなく、これではいけないような気がするのだ。なぜだろう。このことについて、考えてみたい。眠ることは、身体を休ませ、脳の記憶を整理する役割がある。だから、ある程度には必要不可欠だが、眠りすぎることは無駄である。一方、眠っている最中は意識がない。自分の存在を忘れられる。何も考えていなくてもよい。自分がこの世にいないこととおんなじだ。生きることがつらいなら、現実逃避の方法としては、これほどよいことはない。しかも、布団にくるまっていると、気持ちいい。僕に与えられた、手軽に得られる快楽のひとつである。ひとつの快楽なのだ。この観点から考えれば、眠ることは無駄でない。ようは、どんな前提から考えるかだ。人生の目的が、困難との闘争であれば睡眠は無駄であるし、快楽の追求であれば、有意義である。僕は、快楽を感じつつも、このままではいけない気がする。眠ることに罪悪感を感じる。どうやら、気質としては、寝たくないようだ。17:03 2006/09/03

今日はコンサートに行った。 曲は、マーラーの交響曲第五番。 指揮は外山雄三、オケはＮＨＫ交響楽団。 幸せな気分になった。特にフィナーレのトランペットは圧巻。 身体がよじれ、とろけちゃう。 もう、メロディーがかわいくって、萌え～～。 「とまれ、お前は美しい」と叫びたくなった。 歓喜が内面から炎のように湧き上がってきた。 おもうに、僕には刹那的快楽はいらない。 マンガもテレビもいらない。 友達とのおしゃべりも、遊びも、笑うことも、はしゃぐこともいらない。 旅行も、ぜいたくも、ごちそうもいらない。 （落語は別だけどね） 僕に必要なのは、すべてを忘れるような、至高体験だ。 忘我の境地に至るような、存在することそれ自体がうれしいような、内面から歓喜が炎のように打ち出されるような、全身が幸福感で包まれるような、「お前は私の気に入った。幸福よ、刹那よ、瞬間よ」と叫びたくなるような、そんな瞬間だ。 そして、そのような瞬間を再び体験したいがために、今日も一日がんばろうとおもうのだ。それが、うつな僕を突き動かす、強力なエネルギーなのだ。そして、至高体験こそが、人生の目的であり、僕の生きる理由なのだ。 23:04 2006/09/02

２００６年８月

世の中にはいやなことが多すぎる。食事も面倒、お風呂も面倒。極論すれば、生きていることが面倒。こんなとき、どうするかといえば、布団の中にもぐって寝てしまうのである。しかし、こんなことをして一時的にいやなことから逃げていても、根本的な解決にはならない。なにか行動を起こさなくてはならないのだ。思うに、この世の中に、楽しい事なんかないと思う。少なくとも、最近の僕の生活からはそういわざるを得ない。すべてがいやなことで満たされている。その収斂する先が「死」である。いやなことはどこかから送られてくるのだ。いわば、人生の課題が次々と与えられるのだ。僕はそれらのいやなことを解決していかなければならない。つぎつぎと送られてくる嫌なことをひとつずつ解決していくことの連続が人生なのである。だから、人生の目的とは、ひたすら目の前に送られてくる課題に取り組むことだ。そのためには、寝ていてはいけない。行動を起こさなければならないのだ。18:17 2006/08/27

千葉のおばあちゃんの家に引越しの手伝いをしにいってきた。うつの僕がそんなことできるのかー、なんて感じだが、実際のところ、あまり働かなかった。何のためにいったのだかわからない。おこづかいはちゃっかりもらった。むこうでは寝てばかりいた。寝て、少し働き、お昼ご飯を食べ、また寝て、また働き、そして寝て、夕飯を食べ、後は寝てすごず。こんな生活をしていた。一日があっという間に終わってしまう。何の刺激もない、平凡な生活。しかし、この平凡な生活はとても心地よかった。僕は今まで、なんとか平凡な日常から抜け出そうと努力してきた。平凡が恐ろしかった。なにかをしなければならないという強迫観念に動かされていた。しかし、おばあちゃんの家での生活で、価値観が少し変わった。平凡がなぜいけないのだろうか。ある日何の理由もなく生まれ、平凡な日常を永遠と繰り返し、そしてある日何の理由もなく突然死んでしまう。それが人生なのだ。何も怒らない、何も変わらない、何の刺激もない。あっという間に一日は終わり、何もせずに毎日がすぎ、あっという間に年をとり、何もせずに死んでしまう。なぜそれに満足しないのだ。それで、十分ではないか！

僕は、自慢じゃないが、中学を卒業して以来、二回しか同年代の女性と会話をしたことがない。これは、年頃の男の子の気持ちとしては、穏やかでない。まったく出会いがないのだ。まったく僕の人生にはロマンスがないのだ。僕は女に飢えている。そして、こんな僕だから、女というものがまったくわからない。女というものは、僕とは違う動物、エイリアンと考えたほうがよさそうだ。本やテレビによると、彼女らは男を好きになるらしい。しかし、現実に僕の前に現れる女は、まったくそんな様子はない。僕の前に現れる彼女らは、そっけなく、冷淡で、目を合わせようとせず、まるで僕を道端の雑草のように思っているような感じだ。僕はその他大勢の一人であり、僕に興味を示す人などまったくいない。これが現実なのだ。いくら本に、彼女らは恋をすると書いてあろうが、実際のところ、僕はそういう事実を現実からどうしても帰納できないのである。まあ、ひとつの理由は、僕がかっこよくないという現実があるだろう。見たくないので見ない、目に入れたくない、関わりたくない、無視したい・・・というのが現実であろう。これはしょうがない。人は美しいものに引かれるものなのである。世の中にはかっこいい人もいれば、キモい人もいる。この事実に、いくら怒ってみたところで、不平等を叫んだところで、無駄である。不条理にも、かっこ悪く生まれてしまった僕は、この不運を一生背負って生きていかなければならない。僕は中三のとき、クラスの一部の女子から嫌われた。「無表情」、「顔が怖い」、「キモい」なんて、陰口をたたかれた。さらにむかつくのが、そのことが聞こえてしまうのだ。本人たちは聞こえてないと思っているらしいが。まあ、そんなことがあったから、そのことがトラウマになって、今でも女が怖い。彼女らと目が合うと、びっくりしてしまう。しかし、飢えている。理性的には怖く、本能的には引かれる。僕は、こんな矛盾を抱えて生きている。ああ、生きにくい！もっと自由に生きたい！そんなわけで、まとめると、彼女募集中である。（こんなあわれなきつねくんへ、励ましのラブレターを送ろう。(mail)ただし、偏差値５３以上の人はだめ）21:15 2006/08/26

なぜ歴史や政治を学ばなければならないのかがわかった。それはこの本をよんでわかった。僕が虚しさを感じるのも、もしかしたら社会にかかわっていないからかもしれない。あくまでこれは可能性だ。今まで、政治や歴史に関心を持つやつなんか、自分のことを真剣に考えていないやつだと思っていた。僕は自分のことで精一杯で、とてもそれらには関われないと思っていた。しかし、自分のことを解決する糸口が、政治や歴史を学ぶことによってえられるのでは、と思えるようになったのだ。僕は今まで、意図的に政治や歴史の本を読まないようにしてきた。もっぱら哲学書を読んできた。だから、政治や歴史についての知識はほとんどない。学ぶ前から、意味がないと決めてかかっては、それは臆病者だ。これからは、そういう分野の本もがんがん読んでいこう。15:55 2006/08/21

なんだか最近は、脅迫感情に駆られて行動しているようなものだ。本心は何もしたくないのだが、ずっと寝ていたいのだが、それでは生きていけないから行動する。トイレに行く。食事をする。（お風呂には最近はいっていない。）そして、何も考えたくないのだが、この状態がずっと続くと思うととても恐ろしくなるので、本を読む。考える。ＨＰを更新する。もう、そんな自分がいやだ。今の僕は、自己嫌悪の塊である。自己矛盾に耐えられそうにない。ＨＰをいったん休止しようと思ったのも、そんなわけだ。ああ、どうすれば心は晴れるのだろうか。うつは治るのだろうか。10:38 2006/08/21

うつ、虚無、孤独、絶望。もうあらゆることがめんどくさい。いつになっても心晴れない。どうすればこの苦悩から開放されるのだろうか。そんなこと、とっくのとうに知っているはずだ。「死」である。死は、すなわち苦悩からの開放。死を否定的に考えることはやめよう。絶対的な救済なのである。さあ、僕はどうして生に執着するのだ。僕はどうして死なないのだろう！ 22:05 2006/08/19

僕に必要なのは、宗教だと思う。（哲学ではない）しかし、既成の宗教では満足できない。どうしても信じることができない。信じてしまったら、それは信じたのではなく、洗脳されたのだ。だから、自分で宗教を作ることにした。自分で考えたことならば、受け入れることができる。自分の物語にしたがって、行動するのだ。その戦いが、虚無との戦いなのである。17:38 2006/08/18

今日は（も）低血圧のため、午前中は活動できなかった。なんか僕って、デカルトみたい。そんなことはどうでもいい。それで、午後は布団にもぐりながらひたすら哲学をした。（昼寝もした）人生の意味は何か？何のために勉強するのか？もう、悩みまくりである。こんな夏休みもいい。さて、答えは出なかった。僕のニヒルな気持ちはますます深まってしまった。いくら考えても、やっぱり人生に意味があるとは思えない。僕は不条理に生まれて、死ぬ。そして、永遠にこの世界には戻れない。（たぶん）僕が今までに親しんできたもの、こととも永遠にお別れだ。必ず死んでしまう。僕は何のために生まれてきたのだろうか。毎日快楽原則に従って行動し、ひたすら脳をドーパミンやβーアンドロフィンで満たすことをして、いつしか老い、そして死んでいくのだ。なんと虚しいことだろう。最近、僕は刹那的な快楽がいやになってきた。クラシック音楽を聴いても、落語を聴いても、そのときは楽しいのだが、それが終わり現実に戻るとズーンと虚脱感に襲われるのだ。（それは、マスターベーションのあとの虚脱感のような感じ）刹那的快楽は虚しい。そして、刹那的快楽に突き動かされざるを得ない、僕の存在も虚しい。ああ、僕ってなに？僕ってなに？誰か、教えてよ。21:40 2006/08/16

やる気がないのは、相変わらずのことである。もう考えることすらめんどくさくなっちゃった。本を読むのも億劫だ。そもそも、僕は何のために虚無と戦おうとしたのだろうか。それは、むなしかったからだ。不安だったからだ。言葉にできないもやもや感があったからだ。しかし、である。今はまったく悲しくない。ぜんぜん不安でない。すべてが面倒なだけである。それは、ひとえに坑うつ剤のおかげだ。抗うつ剤を飲み続けていることによって、意味の病、哲学病は収まったのである。たぶん、抗うつ剤を一生のみ続ければ、この厄介な病気に再びとらわれることもないだろう。文明の進歩、万歳！そんなわけで、僕は虚無と戦う必要がなくなってしまった。答えなんてどうでもいいや。もう、このＨＰも閉鎖しようかしら。僕は寝たい！何も考えずに、とにかく寝たいのだ！なんと怠惰な人だろう、と以前の僕なら思っただろう。しかし、今の僕は、怠けることの快楽を骨の髄まで知ってしまった。こうなったからには、もうだめだ。布団が恋しくてしょうがない。もう思考回路は停止して、怠けることだけが頭を占める。もうタイプするのも面倒だ。だんだん、このページもてきとうな内容になってきた。おやすみなさい。ぐー。21:26 2006/08/15

ふと思った。めんどくさいのは自己暗示のせいではないかと。僕は近頃集中的に催眠や洗脳の本を７冊読んだ。(LINK)催眠のメカニズムもずいぶん知った。そして、今気づいたのだ。僕は催眠にかかっている、と。僕はたえず寝転がっている。そして、そうしながら、「すべてがめんどくさい」「もう僕はだめなのだ」と繰り返し、繰り返し、自分に言い聞かせているのだ。しかも、自動的に！実際、すべてがめんどくさくなる。何もやりたくなくなる。そして、自分は何もできないと思う。しかし、これは自己暗示なのである。人間の信念など、コロッと変わってしまうものなのだ。胡散臭いカルト宗教、オウム、ヒットラーとナチスドイツ、日本の天皇万歳、そして北朝鮮。みんなみんな洗脳だ。洗脳されれば幸せなのだろうか。自分がいなくなることは幸せなのだろうか。たとえば、死ぬほど努力するように自分に催眠を書け、実際我を忘れて没頭できたとき、僕は幸せになれるのだろうか。魅力的だが、怖い。そして、信じられない。

すべてが催眠のせいというわけではないが、かなりの原因を負っていると思う。そこで実験だ。これからの数日間、僕は自分に対して自己催眠を試みる。内容は、「やる気を出す」ということにしよう。23:59 2006/08/15

箱根に行った。家族旅行だ。まったくおもしろくなかった。つらかった。当たり前だ。普段は食事もお風呂も面倒なのだ。そんな状態で、旅行が楽しめるわけがない。ご馳走も、露天風呂も、わずらわしいだけだった。どうしてこんなことになってしまったのだろう。昔は、旅行が大好きだった。温泉も大好きだった。今は、何をしても楽しめない。すべてが苦痛だ。今は、異常なのだ。早く、正常な僕に戻りたい。昔の、温泉大好きな僕に戻りたい。今ほしいものは、元気だ。やる気だ。エネルギーだ。子供のときのようになりたい。今は、布団の上で、寝ることなしには、生きていけなくなってしまった。この状態に、嫌気が差しているのだが、やめられない。これでは、本も読めない。虚無と戦うことができない。ああ、やる気、やる気、僕に降りてこい！！8:57 2006/08/12

うつだ。うつすぎる。どんなふうにうつかというと、布団から出られないのだ。立ち上がれない、歩けない、食べるのも面倒、トイレも面倒。つまり、生きていくうえでの、基本的な動作ができなくなってしまったのだ。できないというより、めんどくさい。本気を出せばできるのだが、ヨイショ、と立ち上がろうとしても身体に力が入らない。重力に勝てない。「ちょいときつねさん、やめときなよ」と、悪魔の僕がささやく。つまり、生きていくのが面倒なのである。すべてが面倒なのである。かといって、死ぬわけにはいかない。と、いうわけで、僕はほとんどの時間を寝て過ごす毎日を送っている。睡眠時間は一日１５時間以上だ。どうだ、すごいだろ。読書もできない。うつになると、思考能力が鈍る。そもそも、基本的欲求が、ガタガタなのだ。(LINK)これでは虚無と戦えるわけがない。不戦敗だ。せいぜい、ねっころがって、落語を聴きながらニヤニヤしている程度である。僕は異常だ。かつての僕は、青春らしい、野心的な性格だった。メラメラとしていた。目なんか、ギラギラさせちゃって、周りから「怖い」といわれた。いまじゃどうだ。こんにゃくみたいにフニャフニャして、老人のようにヨボヨボして、ぜんぜん若者らしくない。なんだか、自分が情けない。まさか、自分がこんな風になってしまうとは、つゆも思わなかった。人生不可解。天才青年藤村操みたいに自殺しちゃおうかな。凡才青年きつね、古今の哲学書を読破したが、何一つ得ることはなく、「人生不可解」と叫びながら崖から身投げ、なんちゃって。21:02 2006/08/09

僕は逃げているのかもしれない。なにから？自由からだ！(LINK)大学生になって、ある程度自由なことができる、時間は十分にある。しかし、自由は怖いのだ。だから、僕は「虚無と戦う」なんて意味不明なことをほざきながら、現実逃避しているのかもしれない。そうならないように、期限を決めなければならない。また、僕はこの状況を楽しんでいるのかもしれない。確かに、本を読み続けるだけでよいのだ。ほかのことは一切考えない、楽だ。僕は、今の悩み、もやもや、不快感を解消し、もっと自由に生きたいのだ。今は、正直生きに食い、不自由だ。一日も早い、解消を望んでいるのだ。いつまでも、こんな状態でいるわけには行かない。ぐずぐずしていると僕の青春は終わってしまう。今の状態は苦痛だ。決して楽ではない。マゾヒズムに陥る前に・・・。だから、期限を決めるのだ。そうすることで、僕はあせる。そして、必死で答えを探すようになる。毎日クタクタになるまで求めるのだ。期限はいつにしようか・・・。そうだな、来年の春までだ。二年生になる前にけりをつけたい。21:56 2006/08/06

嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、・・・・・・・・。

僕は、布団にもぐり、叫び続ける。自分の存在の不条理さが嫌なのだ。これはもはや、病気である。何で僕はここにいるのだろう。何のためにここにいるのだろう。どうして、こんなことになってしまったのだろう。疑問は次々と湧いてくる。今日から夏休みだ。しかし、僕は何もしたくない。どこにも行きたくない。海も、山も、旅行も遊びも、何の魅力も感じない。僕は、存在することで精一杯なのだ。日常の不思議について考えることでいっぱいいっぱいなのだ。休みだからといって、僕は休むことができない。肉体的には休めても、精神的にはまったく落ち着かないのだ。絶えず、虚無と戦っているのである。学生なのだ、今しかできないことをするさ。すなわち、布団にもぐり、クーラーのきいた部屋で、うじうじと考えるのである。それが、僕の夏だ。6:40 2006/08/04

どうすれば、この日常のつまらなさから抜け出せるのだろうか。このどろっとした時間の流れから抜け出せるのだろうか。この世界はこんなにもつまらないものなのだろうか。こんなにも魅力がないものなのだろうか。人生はすばらしいと思える日など、来るのだろうか。もう、生きることに魅力なんて感じない。かといって、死ぬのが怖いから、惰性で生きているのだ。しかしながら、人生に完全に絶望しているわけでもない。抜け道があると信じている。そして、それはちょっとした考え方の転換で成し遂げられるような気がするのだ。世界に対する見方をちょっと変えるだけで、今まで味わえなかったような、人生のすばらしさに出会える気がするのだ。だから、僕はこんなにも必死で、日々、虚無と戦っているのである。6:50 2006/08/04

今日は布団にもぐってずっと寝ていた。まるでカタツムリくんのように・・・。これからの休みはどう過ごそうかを考えていたのだ。努力主義か、快楽主義か・・・、すなわち、ひたすら本を読んだり考えたりしてすごすか、何も考えないようにしてひたすらクーラーのきいた部屋で寝てすごすか・・・。僕は、努力することが怖いのだ。受験のショックからいまだ立ち直れない。また、報われなかったらどうしよう。また、無駄になったらどうしよう。それに、寝てすごすことはとても魅力的だ。僕は一ヵ月半誰からも文句を言われずだらだらできるのだ。手の届く快楽を前に、なぜ僕はつらい道を選ばなければならないのだろう。努力は報われず、正義は滅びる。恋するものは泣きを見る。この命題は、僕の将来にもかかわる命題だ。楽な仕事（地方公務員）を選び、自由な時間を得るか。つらい仕事を選び、たくさんのお金を選ぶか。僕は何を望んでいるのだろう。だから、真剣に悩まなければならない。21:27 2006/08/04

僕はいつも困難から逃げている。現実逃避の癖があるのだ。それはカウンセリングのときに行った心理テストでも如実に示された。この世にはいやなことが多すぎる。生きにくい。嫌だ。しかし、こうやって嫌だ嫌だと叫び続けても、まったく嫌なことから開放されない。そして、生まれ出たいじょう、僕は死という絶対零度的不幸から逃れることができない。

逃げることができないのなら、それに正面からぶつかってやる！そもそも、このHPを立ち上げた目的は、虚無と戦うためなのだ。逃げてはいけない。夏休みにとる態度が決まった。努力主義だ。僕は虚無と戦う。ヘトヘトになるまで戦う。僕なんて、くたばっちまえばいいんだ。そこまで自分を追い詰めれば、何かをつかめるかもしれない。これは希望的観測に過ぎないが、そう信じたいのだ。人生は不条理ではない、世界は虚無ではないと信じたいのだ！今一度、僕に熱情がわきあがれ！21:41 2006/08/04

僕は哲学に向いていない。僕は真理など知りたくもないのだ。ただ、充実した人生を送りたいのである。これでは哲学者は失格だ。哲学者はひたすら真理を追い求めなければならない。目の前に死にそうな人がいて助けを求めてきても、手出しはせず、死ぬという現象をしっかり観察し、考えなければいけないのだ。僕にはそれほど知への愛はない。19:40 2006/08/01

僕は単なる分裂病にすぎないのかもしれない。(LINK)そうなってくると、人生の意味を求めるのも単なる病気なのだろうか。精神科に言って、分裂病に効く薬をもらえば、人生の意味を考えずにも生きていけるのだろうか。そんなものなのかな・・・。周りの人は、絶えず人生について悩んでいるようには見えない。僕が異常なのだろうか。そして、このHPを見てメールをくれるたくさんの人たちも、同様に、異常なだけなのだろうか。わからない。僕は他人の心がわからない。23:16 2006/08/01

これは、僕の祖父の話だ。おじいちゃんの大学受験のときのことである。おじいちゃんは漢文と歴史が大好きだった。将来は学者になりたいと思っていた。時は、第二次世界大戦終盤。そして、受験を直前に控え、おじいちゃんは兵隊にとられようとしていた。「文科に進みたいだとぉ？ふざけるな。文科なんかくその役にもたたない。そんなことはまったく国のためにならん。さっさと戦場に行け！そうだなぁ、理科に進むのであれば、徴兵はもう少し待ってやってもいいな。」おじいちゃんはあせった。戦争には行きたくない。仕方がない、理科に進もう。しかし、である。受験日まであと三日しかなかった。当時は願書を取り寄せるまで約一週間かかったのだ。おじいちゃんは、友達すべてに連絡を取り、願書をゆずってくれるように頼んだ。すると、話もしたことのない人が願書をくれた。その大学は医学部だった。しかも、全国指折りの難関校だった。彼は薬学部の願書を請求したのだが、誤って医学部の願書が届いたので、あまっていたそうだ。たすかった！悩んでいる余裕はない。早速手続きをとり、申し込んだ。そして迎えた受験当日。なんとおじいちゃんは３０分遅刻をしてしまった。もうだめだ、と思った。しかし、優しい人が試験を受けさせてくれた。何たる幸運！早速試験に取り掛かった。すると、不思議なことに、すらすらと問題が解けたのである。一次試験は合格した。文科の人間が、しかも理系の最難関に挑み、偶然合格したのである。二次試験は面接だった。ここでも奇跡が起こった。おじいちゃんは鹿児島出身であったが、面接官も鹿児島出身だったのだ。昔の鹿児島人は同郷の人をとてもひいきするのであった。「ほう、君は鹿児島の蒲生出身か。よし、合格。」これまた奇跡である。今では考えられないことだ。こうして、おじいちゃんは医者になったのであった。

また、これは僕の話である。僕は中二のマラソン大会で７０位だった。次の年のマラソン大会は僕の誕生日に当たっていた。「よし、来年は３５位になろう。自分で自分に誕生日プレゼントを用意するのだ。」そう思い、毎日トレーニングを積んだ。雨の日も、風の日も、僕は走った。ひたすら、３５番になることを願いながら走った。ところが、である。マラソン大会の一週間前になって、足に怪我をしてしまった。突き指をしてしまった。つめははがれ、血がたまり、歩くのも困難な状態になってしまった。もうだめだ、と思った。しかし、不思議なことに、一週間の間に痛みは薄れ、走れるまでに回復したのだった。そして迎えたマラソン大会当日。僕はひたすら走った。痛さをこらえ、必死に走った。ゴールした。そして、奇跡は起こった。３５位だったのである。３４位でもなく、３６位でもなく、３５位だったのである。自分に起こったことが信じられなかった。

もうひとつ僕の話である。これは、少し恥ずかしいが、でもこのHPが自分のことをごまかしなくねちねちと語ることをモットーにしているので、（それに自分以外はほとんど誰もこんなページは読まないので）、書く。僕は中二のときある人を好きになった。その人とは、あまり話したことがなかったのだが、どうしても彼女の目を見てしまうのだった。中三になると、その人とは違うクラスになり、それっきり顔を合わせることすらなくなった。しかし、僕は彼女のことが忘れられなかった。高校生になり、彼女がどこの高校にいったかすらわからなくなったが、それでも忘れられなかった。電車の中で偶然会うのでは、とか思い毎日胸をときめかせていた。自分で言うのもなんだが、異常だった。浪人生になってもその思いは変わらなかった。ある日、僕は河合塾の自習室で勉強していた。すると、である。彼女がいたのだ。僕が自習している向かい側に彼女が座っていたのだ。なぜ彼女だとわかったかというと、自習室では一時退出するときに自分の名前を紙に記入するのだが、そこに彼女の名前がはっきりとあったのだった。僕は、彼女を見た瞬間、心臓が止まるかと思った。死ぬかと思った。「お前は私の気に入った。幸福よ、刹那よ、瞬間よ」と、心の中で叫んだ。(LINK)これを奇跡といわず、何を奇跡というだろうか。結局彼女とはそのとき限りで、内気な僕がそれ以上行動を起こすこともなかった。

これら３つの出来事を長々と語ってきたが、さあ、はたしてここから何を帰納すべきだろうか。僕は無神論者である。しかし、この３つの奇跡を突きつけられると、何か絶対的な存在、つまり神を信じざるを得なくなる。僕は彼女を見た瞬間、心のそこから神に感謝した。普段まったく神なんて信じていなかったが、何かに感謝せずにはおれなかった。0:19 2006/08/02

2006/07

２００６年７月～テスト勉強をしていると、どうもいらいらする。勉強する目的ばかり考えてしまって、集中できない。素直に考えれば、進級するためである。その先には卒業、就職がある。そうして、僕は社会の歯車の一員として、働くのである。しかし、そんなことのために一生懸命数学を勉強していると、虚しくてしょうがない。数学を勉強することは、僕の幸せにつながるのだろうか。数学は嫌いだ。たぶん、仕事も嫌いになるだろう。しかし、生きていくためには、勉強し、就職し、働かなければならない。そういう道が僕の前にはあるのである。僕は、その道を前にして、これからの苦難を思い、勉強をためらい、「この道はつらいことしかないような気がする。本当にこの道しかないのだろうか。道の終点は死である。僕は死ぬために苦難に耐え、進んでいかなければならないのか。なんと不条理なことだろう」と、考えてしまうのである。

勉強は楽しければ、それが救いになろう。僕は、哲学や心理学の本を読んでいるとわくわくする。ところが数学はどうだ。まったく魅力を感じない。行列式やら、テーラー展開はまったく僕の幸せにつながらない。楽しくない。そもそも、ニヤニヤしながら数学を勉強している自分なんて、気持ちが悪い。最低ではないか！23:26 2006/07/29

僕は以前よりもずっと怠けるようになった。かつての僕は完全主義者、努力主義者であった。(LINK)今の僕は快楽主義者だ。テスト勉強もほとんど手につかない。寝てばかりいる。以前の僕だったら考えられないことだ。しかし、寝ていながらこんなことを思った。「快楽に任せてこうして横になっているのは確かに楽だ。しかし、こんなことで僕の虚しさは解決するのだろうか。一日も早く解決するように、必死で努力するほうがよいのではないか。」快楽と努力でどちらが優れているかと、論理的に証明するのは難しい。しかし、どうやら僕は、気質として、生得のものとして、快楽主義より努力主義のほうが好きなようだ。イタリアオペラよりドイツオペラ、ヴェルディよりワーグナーである。心の体力が回復してきて、自分本来の気質が再び顔を覗かせてきたようだ。0:38 2006/07/29

今日のテストの結果は悪かった。留年かもしれない。しかし、である。そのことについて、あまり不安でないのだ。テストが悪くても、あまり落ち込まないのだ。これはすなわち、抗うつ剤のせいである。恐るべし、抗うつ剤。こんなんで本当によいのだろうか。落ち込むというのは人間の自然な感情なのに・・・。

だけど、僕はうつ病になったことを後悔してはいない。確かにつらかった。しかし、僕はうつ病の人や不登校の人や引きこもりの人の気持ちを身をもって理解できたからである。うつになる前は、「家にずっと引きこもっていたら退屈なんじゃないかな。」とか、「学校に行かないなんて、単なる甘えだよ」とか思っていた。とんでもない勘違いである。彼らは家にいて身体は休んでいるが、心は一寸たりとも休めないのだ。戦っているのだ！何と？虚無とだ！絶望と、そして死への意志とだ！もう何もかも完全にいきずまってしまったように感じられ、おきていることが不快であり、眠って現実から逃げることしかできないのである。絶えず、死にたい、死にたいと考えていて、自分を責めるのである。僕もそうだった。本当につらかった。もうあんな体験は二度としたくはない。何年も引きこもることができるなんて、よっぽど忍耐力が強いのだろう。尊敬に値することだ。17:53 2006/07/28

世の中では、暗いことを抑圧するような風潮がある。明るいことが絶対に善いことのようである。そこがいやだ。僕は住みにくい。昔の大学生は夜を徹して、生きる意味や人生について議論しあったそうだ。今の大学生は（少なくとも僕の周りでは）誰もそんな話題を出さない。いつも、どうでもよい話題にげらげら笑っている。どうして僕の周りにいる人たちはあんなにも楽しそうなのだろう。何がそんなに楽しいのだろう。自分は死ぬ、そして永遠に生き返らない、ということを知っていて、うつにならないのだろうか。大学をサボり引きこもりたくならないのだろうか。僕にはわからない。

このホームページを開設してから早くも三ヶ月がたった。早いものである。メールがいくつか届いた。やはり世界のどこかには僕と同じように悩んでいる人がいるのだな、と思った。悩んでいるのは僕だけではなかったのだ。メールをもらって少しうれしかった。僕はこのページを通して、もっと悩んでいる人たちとつながりたい。あるクリスチャンからメールをいただいた。彼も、大学生のころは僕と同じように悩んでいたそうだ。けど、クリスチャンになって悩みから開放されたそうだ。彼のブログを読んだ。こんなことが書かれていた。私を愛してくださる存在に心から感謝します。

ハレルヤ！主よ、あなただけが私を永遠に愛されるお方であることを信じ、感謝します。

ハレルヤ！感謝します。僕はこれを読んで、心のそこから彼がうらやましく思った。信仰を持つ人は幸せだ。しかし、僕の場合、胡散臭さが先行してしまい、しらけてしまう。さめてしまう。今の僕は、宗教を信じることができない。 6:33 2006/07/28

ぼくは死ぬ。そして永遠に生きかえることはない。ぼくは確実に死ぬ。(LINK)ぼくは目隠しをして、一秒ずつ、断頭台への階段を一歩一歩上っている最中なのだ。最近になって、目隠しがずれてきた。そして、見てはいけないものを見ざるを得なくなってきた。なかなか苦痛だ。怖い。ぼくには残された時間がわずかしかない。こうしている間にも、少しずつ、ぼくは死に近づいているのだ。だから、こんなにもあせっている。早く、本当の自分にならなければならない。早く、人生の意味を見つけ、その信念に基づき人生を生きていかなければならない。早くしないと死んでしまうのだ。大学生活は終わって、働かなければならなくなるのだ。4:56 2006/07/26

昨日の自分と今日の自分は、はたして同じ自分だろうか。眠っている間は意識がないので、根拠がない。誰かに起きててもらって、僕が僕であるか確かめてもらおうか。いや、だめだ、その他人すら眠る前と後で同じ人かどうかの根拠もない。そう考えると、恐ろしい。目に見えるもの、耳に聞こえるものは、何なのだろう。すべては偽者で、僕が頭の中で創造していることで、唯一確かなものなんて何もないのではないか。しかし、そんなことで悩んでいては日常生活が送れない。生きていけない。僕は昨日の僕と今日の僕が同じ僕であることを信じるほかない。たぶん信仰というものも、宗教というものも、安心感を得るためには必ず必要だから、人に必要とされるのだろう。22:24 2006/07/25

僕は理由もなく生まれ、そして死んでいくのだろうか。宇宙の歴史に比べれば僕の生命など一瞬の閃光だ。何のために、この宇宙に住んでいるのだろう。苦しむために生まれてきたのだろうか。生まれかわりはある、と考える人がいる。しかし、宇宙がビックバンではじまったとしたら、僕の意識はそのときに生まれたのだろうか。僕は高温の水素原子から生まれたのだろうか。いや、ありえない。馬鹿らしい。不思議だ。そして、なんだか怖い。不安。落ち着かない。8:32 2006/07/25

最近、映画「My Fair Lady」にはまっている。毎日その歌を歌っている。人生に歌は必要だ。刹那的にだけど、自分を忘れることができる。ラララ～。こんな感じで、僕のうつは次第に治ってきた。しかし、である。別の病気が再発した。すなわち、「哲学病」である。僕は絶えず、人生の意味やら、自分はどこからきたんだろうやらを考えてしまうのだ。気になって仕方がない。不安である。考えずにはおれない。実は、以前も何度か哲学病にかかったが、そのときは、勉強や音楽に没頭することによって、快癒した。(LINK)しかし、今の僕は勉強にも音楽にも見捨てられてしまった。病気を治す方法がまったくない。ああ、どうしよう。

近頃、クラシック音楽にてんで興味が持てなくなってしまったので、ジャズをきくようになった。本当にいいのか、クラシックちゃん。昔のように、かわいい旋律で僕を誘惑しておくれ。じゃないと、ジャズちゃんに浮気するからね。20:07 2006/07/23

なんだか、哲学か心理学を学びたくなってきた。今のまま、嫌いな数学を勉強し続けるのは何のメリットもない気がする。どうせ学問なんて、生きていくのに何にも役に立たないんだ。どうせなら自分が好きなことを勉強したいものだ。どうしよう、文三を目指そうか。仮面浪人しようか。夏休みがあけるまでに決めよう。23:31 2006/07/22

もしも、僕の人生があと残りわずかだったらとしよう。そしたら、僕は人生の意味なんかを考えるだろうか。たぶん考えないだろうな。僕は、さし当たって自分の生活が十分に保障されているからこんなことを、贅沢にも、考えるのだろう。戦争状態や、食べるものがない状態にいる人は決して人生の意味なんかを考えている暇はない。そんなことよりも、実際に生きることに必死なのだ。僕の悩みなど、贅沢なのだ。都市生活に青白く咲く、デカダンでおセンチな花に過ぎないのだろう。（LINK)なんだか、人生の意味を考えることが馬鹿らしくなってきた。自分が情けなく、恥ずかしくなってきた。（0:21 2006/07/22）

やりたいことが見つからない。目的もなく、ただ生きている。無駄に生きている感じ。これではいけない気がする。むなしい。幸福でなくてもよいから、充実感が欲しい。別に、毎日楽しくなくてもよいのだ。暗くてもよいのだ。しかし、生きている実感が欲しい。人生に満足したい。幸せというのは、満足感の付随物なのだ。おまけなのだ。だから、毎日が充実していれば、幸せはついてくる。幸せは追いかけるものではない。(06/7/20)

大学の講義のレポートのために、カントの純粋理性批判を呼んでいる。これがまったくわからない。しかも、これを読んでも僕の悩みは解決しそうにない。苦痛だ。哲学など、まったく役に立たないのではないか、と考え始めた。今まで、過去の天才たちは、さまざまな哲学的問題に取り組んできた。しかし、果たして、答えは出たのだろうか。存在とは何？時間とは何？生きるとは何？いまだ、答えは出ない。答えなど見つからないのだ。哲学を学んでも、僕の幸せにはつながらない。僕は哲学がやりたいのではない。人生に満足したいのだ。善く生きたいのだ。(LINK)

哲学ばかりではない。学問は総じて、僕の幸せにつながらない。僕は大学に入るまで、勉強ばかりしてきた。その結果、人より幸せになっただろうか。確かに知識は増えた。しかし、それは雑学で、実生活に何の役にも立たない。何も幸せになっていない！だから、僕は勉強が嫌いになってしまった。勉強の意義がわからなくなってしまった。大学は苦痛だ。講義はむかつく。学問のにおいがするだけでいやになってしまう。体系としてまとまっていることが、なんだかスノッブな感じだ。実質は空っぽのくせに、いかにも偉そうな感じがむかつくのだ。(06/7/18)

女がむかつく。特に、美人がむかつく。なぜならば、僕は彼女のことを見てしまうからだ。そして、「ああ、美人だな」と思うが、それだけであり、つまり掻き立てられた性欲のやり場がないのだ。かわいい人を見ても、それまでであり、何もできないが、そのことがむかつくのだ。さらに、僕が美女を見ている間、僕の自己はどこに行ってしまうのだろうか。自分がいなくなってしまうのだ。自分の心なのに、自分の思い通りにならないのだ。これはむかつく。だから、僕は日常ではなるべく女性を見ないようにしている。電車に乗っても、町を歩いていても、女性が目の前に来ると、僕は目を伏せる。しかし、見ないようにするのは結構難しい。どんなにがんばっても、やっぱり見てしまう。そして、かわいければかわいいほど、いらいらする。ああ、世の中ってなんて生きにくいんだ。僕は、余計なところで、努力し、そして疲れているようだ。(06/7/16)

僕はかつて、クラシック音楽がとても好きだった。寝ても覚めてもクラシックのことばかりを考えていた。クラシックが頭をいっぱいにしてしまっていたのだ。そして、それで幸せだった。どんなにいやなことがあろうが、音楽を聴けば忘れられた。いつも心には音楽があった。ところが、である。受験が終わり、うつになって以来、クラシック音楽に没頭できなくなってしまった。音楽を聴いても、なんとも思わなくなった。感動しなくなった。クラシックは僕の生活から離れていった。僕は、クラシック音楽を失ってしまった。人生の中で、唯一の楽しみを失ってしまった。虚無だけが残った。

没頭できるものを持っている人は幸せだ。没頭できるものがあれば、それが生きがいとなる。日々の苦悩を忘れられる。生きる意味になる。僕には何も没頭できるものがない。勉強や、読書や、音楽は僕の人生の何だというのだ。すべては無駄に思えてしまう。虚無が四方から襲ってくる。そうなると、僕は何もやる気がなくなってしまうのだ。今は、テスト三日前だが、まだ何も手をつけていない。坑うつ剤のせいか、あせらない。本当は勉強しなければいけないのに・・・。今日は十六時間も寝てしまった。自分が情けない。ああ、没頭したい。どうすれば没頭できるのだろう。おそらく、虚無に打ち勝つ手段は没頭だ。僕はこれに活路を見出した。何事にも無関心な自分が、悲しい。

もうこの世の中に楽しいことなんてないんじゃないかと思うようになってきた。こう毎日つまらないと、楽しさを忘れてしまった。すべてが、空虚であり、むなしい。何の充実感もない。それが現実なのか。それが人生というものなのか。二十年生きてきて、どうやらこれが結論のようだ。(06/7/15)

何のために勉強するのだろう。そりゃ、いい会社に入り、サラリーマン奴隷として定年を迎え、さあ老後でやりたいことがやれると思ったらがんとかにかかり、死ぬ間際になって「僕の人生は何だったのだろう・・・」、と、振り返るためさ。ああ、悲しすぎる。なんとかしなくては。勉強の目的を知るまでは、僕のうつが治ることはないだろう。今までは、受験のために勉強ばかりしていた。今考えれば、そんな目的でよくやってこれたと思う。かつての僕は何も考えていなかったのだ。いや、考えないようにしていたのだ。考えてしまうと行き詰ってしまうことは以前から明らかだった。僕は勉強に没頭することで、考えることから回避していたのだった。しかし、今となっては逃げられない。僕はこの問題にけりをつけなければいけない。もうかつてのように、期末テストやら、卒業やら、就職のために勉強することはできない。自分のために勉強しなければいけないのだ。そのためには、勉強とは僕の人生にとって何なのかを明らかにしなければならない。それからスタートだ。僕は勉強が苦痛でしょうがない。僕の入った学科は数理情報科学科といって、数学ばかりを勉強させられるのだ。そして、僕は数学が嫌いだ。つまり、いやなことに耐えているのである。しかし、もういやだ。あと三年半も耐えられない。しかも、がんばって卒業したところで、将来はプログラマーくらいにしかなれない。あーあ、何で僕の人生はいつの間にかしょぼいものになってしまったのだろうか。どこで道を間違えたのだろう。理想は崩れ去る。悲しいかな、それが大人になるということだ。

僕は毎日まったく楽しくない。しかも、もうこんな状態が六、七年も続いている。毎日を楽しむなんて心持はとっくのとうに忘れてしまった。毎日、なくてもいいような日ばかりだ。何のために生きているんだかわからないや。運命がニヒニヒと笑っている。どうしてこんなつまらない人生になってしまったのだろう。楽しいとはなんだろう。本気でわからない。こうも面白いことがないと、人生に絶望するしかない。うつになるのもしょうがない。(06/7/9)

ネットサーフィンをした。絶対に誰も見そうにないHPや、絶対に誰も読みそうにない文章がたくさんあった。なんだか、かわいそうになってきた。いったい、誰がこんなページを見るのだろう・・・。ふと、僕は、僕自身でもHPを作っていることを思い出した。突然、嫌悪感が走った。ガーン。僕もかわいそうな一人じゃないか。ああ、アホラシ。いったい、こんな文章誰が見るのだろう。ああ、うつだ。うつすぎる。急にHPを作る気力がうせてきた。もうHPを作るのやめようかな・・・。なんだかそんなことを本気で考え始めた。ああ、うつだ。(06/7/7)

僕の鬱は治ってきた。そりゃそうだ。だって、精神科に通ってもう三ヶ月なのだ。心は晴れあがり、気分は爽快、なんだか元気だ。ハハハ・・・。しかし、・・・、これでよいのだろうか。確かに心は晴れてきたが、同時に、受験に失敗した悔しさも一緒に忘れ始めている。これは恐ろしいことだ。忘れてしまっては何のために苦しい思いをしたのかわからなくなる。「忘却」、これにより、僕の過去は意味を失ってしまうのだ！それでは、生きていないと同じだ。悔しさは、徹底的に思い出さなければならない。ヘトヘトになるまで、後悔するのだ。そうすることで、過去に意味が与えられる。人生は、思い出すことによって、意味が与えられるのである。(06/7/5)

人間はいつか死ぬ。果たして、努力する必要などあるのだろうか。僕は、今は学生だから、働かなくても親に甘えていれば生きていける。勉強も適当にして、後はひたすら寝てすごす生活もなかなかよいかもしれない。つまり、ひたすら怠ける生活に憧れるということだ。人間、死んでしまえばすべてが終わりだ。何をがんばる必要があろう。ひたすら怠け、だらけて暮らすほうが、楽で、僕はそれで満足だ。 (06/6/27)

いつも孤独だ。友達がいない。友達が欲しい。なぜできないのだろう。それは、僕が口下手で、話していても面白くないからだろう。孤独にも、慣れてしまった。寂しいときもあるが、逆に、一人だとうれしいときもある。なんだか複雑だ。よくわからない。けど、今は、話し相手が欲しい。自分の思っていることを誰かに聞いてもらいたい。このページを、誰も見てくれないのにつくっているのも、もしかしたら誰かが僕に共感してくれるのではないか、という期待のためだ。(06/7/3)

心が晴れるまでの日記

２００７年～

２００８年３月３日僕のうつは、ほとんど治った。いや、うつを不安とやる気のなさの二種類に分けるならば、不安のほうは治った。やる気のなさはあいかわらずで、やっぱりこの春休みは平均の睡眠時間が１２時間だったりする。以前のように鬱屈することはあっても、だからといって自分を否定するようなことはなくなった。僕は、一年前と比べると、思考回路が変わったとも言える。過去や未来のことについて、たとえ自分が不幸であろうがそのことについて考えたって、全く価値のないことなのだ。そういうことは考えないか、無理やりにでもいいように考えるべきなのだ。たとえば、一年前は自分が馬鹿だと思ってた。今だって、自分は他人よりも能力が劣るのではと心配することもあるが（車の免許で教官からおこられるし）、それだからといって、そのことについて考えても気分が沈むだけだから考えない。寝ることについて、僕はいまだに、寝ることがこの世の最上の快楽だと思っているし、起きて活動することのすべてが価値がないと思っているが、それでも活動することの中に幸福があるんだと妄信的に信じてやっている。なぜ死なないのか？それは未練か？寝ている状態は、死んでいる状態と同じ。僕はなぜ生まれたのか？活動しなければ、わからないのだ。考えることをやめた。そして、うつから立ち直った。

二月九日今日、詐欺師に会ってきた。 ４５分待たされた。 ２分だけ話した。 １２００円取られた。 心理テストの結果が、１分だけ話された。 「君は、極端に病的ではないけど、物事にこだわりすぎたり、少し悲しいことが起こると悲観的に捉えてしまう傾向がある。そこが、これからの課題だねｗ。」 そんなことは、何も心理テストをやらなくたって、知っていた。 ちなみに、心理テストは、ロールシャッハ・テスト、絵を描くテスト、はじめの単語に続けて自分で文章を考えるテスト、の三つを行った。計、３時間かかった。８０００円くらいかかった。分析には、さらに１ヶ月かかった。 それが、今日の１分の「君は、極端に病的ではないけど、物事にこだわりすぎたり、少し悲しいことが起こると悲観的に捉えてしまう傾向がある。そこが、これからの課題だねｗ。」で済まされた。 僕は、きっぱりと今日で通院をやめることを言った。すると、ペテちゃんは、「この心理テストの結果を参考にしてみて、がんばってください」と言った。こいつは、バカなんじゃないかと思った。 １０ヶ月間通い、６，７万円は払ったが、結局なにも変わらなかった。 僕は、自分の貯めていた貯金から、通院費を払った。しかし、あれよあれよという間に金を巻き上げられていった。 医者って、なんて楽なんだろう。ニコニコ笑って座っていればいいんだからね。そのくせ、尊敬までされるおまけつき。 精神科医なんて人種は、患者をもてあそび、金を搾取し、最後にはうつのどん底に突き落とすことで快感を得ているんだね。ああ、なんて愉快な職業でしょう！ 僕は、ひどい詐欺にあった。もう決して精神科には行くまい。

一月二十六日今日は、午後の１４時まで寝ていて、それから精神科の病院にいった。 調子はどうですか、医者に言われた。ぼくは、毎日１２時間から１５時間は寝ること、起きていてもふとんの中に丸まっていること、食欲はなく、やる気もなく、楽しいこともまったくないこと、テスト直前になってもまったく勉強せず、何も勉強しないまま試験に臨んでしまったことを言った。 そして、ぼくは、今日で通院をやめることをいった。薬を飲んでもまったくよくならないし、もう通うのがめんどくさいことをいった。すると、医者からは、心配だといわれた。薬は出さないけれど、通院だけはした方がいいといわれた。二週間後に、また来てくださいといわれた。 ぼくは、はたしてうつなのだろうか？それとも、甘えなのだろうか？薬を飲んでもよくならない。性格的なものは、薬を飲んでも効かない。本を読めば、うつ病患者の症状が、たくさん当てはまるが、それでも、甘えているだけのような気もする。 一番いやなことは、お金が高いんだ。２，３分話しただけで、１５００円を取られるのだ。クスリだって、１５００円かかる。ぼくは、精神科のお金は自分で払っているので、お金がもったいない。そりゃ、医者は心配するだろう。だって、搾取する対象がひとつ減ってしまうのだから。 もう、ぼくはだめなんだ。やる気もなし、向上心もなし、楽しいこともなし・・・無気力・無関心・無感動。毎日、布団の上で過ごす。食欲もない。何もしたくない。いくらだって寝れる。寝ることに退屈しない。これは、ぼくの怠惰な性格なんだ。だから、もう９ヶ月も通院しているのに、よくならないんだ。諦めるよ。ぼくのうつは、性格的なものだから、治らないんだ。一生、これに付き合っていかなければならない。期待するのはもういやだ。いくら期待したって、ちっともいいことがない。むしろ、期待しないで、あきらめた方がいい。気が楽だ。ああ、もうどうにでもなれ。

一月十三日今日は、二週間ぶりに、精神科の病院にいった。僕は、寝てばかりいること、不安でしょうがないこと、食欲がないこと、なんのやる気も起きないことをいった。すると、医者は、こんなことを言った。 「それは、うつとはまた別の問題かもしれない。」 やはり、そうなんだ。ぼくは、うつじゃない。甘えているだけなんだ。ついに、言われてしまった。 その後、心理検査を受けた。絵を書かされた。家と、木と、人の三つを入れて、好きな絵を描いてください、といわれた。言われたとおりの書いたが、こんなことで、いったいなにがわかるというのだろう。 その次に、文章を書かされた。はじめにテーマだけ書かれていて、あとは思ったことを書く、という形式だった。たとえば、「将来とは・・・」「家族とは・・・」「私とは・・・」「女とは・・・」「世の中とは・・・」こんな質問が、たくさんあるのだ。結果は、再来週にわかるといわれた。 クスリは、ジェイゾロフトを５０ｍｇ処方された。 僕はうつじゃないだろう。甘えているだけだろう。そのことは、自分が一番わかる。その証拠に、薬を飲んでも、まったく効かない。周りの人は、ぼくに甘い。唯一きびしくしてくれる人は、おじいちゃんしかいない。今日も、病院の帰りに、おじいちゃんの家によったら、あいかわらずの毒舌で、さんざん怒られた。しかし、気持ちがよかった。 もらった薬は、飲まなかった。もう、うつを演じる自分が嫌なんだ。

２００６年１０月～

１２月２９日今日は、精神科に行き、ロールシャッハテストという、心理検査を受けた。 ２時間かかった。１５００円で受けられた。（安いのかな？） ロールシャッハテストというものは、インクのしみを見て、それがなんに見えるかを答えることで、深層心理を調べるもの。つかれた。なんだか、こんなことをしても意味がない気がした。 薬は、ドグマチールがなくなって、かわりに、ジェイゾロフトが２５ｍｇから５０ｍｇに増量された。 ジェイゾロフトは高い！なんでこんなに高いの？それだけで、うつになる。でも、新薬らしい。効いてくれ・・・。

１２月２２日精神科で、一時間のカウンセリングを受けた。自分の今の悩みを話した。今日は、こっちから一方的に話しただけで、何もアドバイスはもらえなかった。なんだか、相手のカウンセラーは、僕よりも頭が悪そうだった。でも、その分学校のカウンセラーよりも落ち着いて話をすることができた。薬は、ドグマチールが５０ｍｇで処方された。

１２月１３日書き忘れたけど、この前、精神科に行った。うつだから。ドグマチール１００ｍｇと、ジェイゾロフトという新薬を２５ｍｇ処方された。はあ・・・。今日だって、一日中、布団で寝ていた。うつだ。うつだ。でも、僕のうつは、ちょっと普通とちがう。ディスチミア親和型のうつなのだ。つまり、甘え、逃避的性格。自分はうつだというアイデンティティから、抜け出すことができない。うつだと周囲に訴える。そして、このようなタイプには、抗うつ剤はあまり効かないのだ。だから、ぼくは、いつになってもよくならないのだ。まず、自分はうつであるという、アイデンティティを催眠でぬりかえることだ。そういう、アイデンティティは、捨てなければならない。

もううつではない。食事ができる！このように、ＨＰを作る気力がある！お風呂にもはいれる！出歩ける！気分はどうかといえば、暗いままだ。しかし、なぜ暗いかといえば、自分自身が怠惰だからだ。やる気のない自分に起こっている。自分を徹底的にいじめてでも、がんばらせようと思う。これは、どうなのだろう？気分が暗いのがうつ病なのだろうか？それとも、やる気がないのがうつ病なのか？僕を突き動かすのは、怒りだ。生を充実させることから逃げようとする自分自身への怒りだ。もう、現実逃避にはうんざりなのだ。厳しく見張っていないと、自分はすぐに逃げる。現実と戦わなければいけないのだ！変わりに、僕は、自分がコントロールできなくなってきた。僕の中にある、暴力性が、爆発寸前なのだ。家族を殺したい、と思ったことさえ、何度もある。自分以外のすべてがイヤだ。町を歩いていても、自分が発狂してしまうのではないかと、心配でしょうがない。僕は、無意識のうちに、犯罪を起こしそうである。とても、危険な状態だ。うつは治りかけてきたが、別の精神病が起こりそうな気がする。16:49 2006/10/18

11月8日（水) 前日16時間、前々日22時間、僕は眠った。原因は、(LINK)の通り。だから、異常だと思い、ついに耐えられなくなり、精神科に駆け込んだ。相変わらず、対応は冷たく、というか、「君は甘えているだけだよ、来る必要はないよ。でも、そんなことは口に出していえないから、態度で示すね。そのくらい、察してくれたまえ」といわれているような気がした。行ったことを後悔した。甘えのような気がする。そうではない気もする。ドグマチールを100ｍｇもらった。月曜日にまた来てくださいといわれた。つまり、今日だ。しかし、ぼくは行かない。お金が安ければ行くけれど、さぎっぽい診察料には、もううんざりだ。お金がもったいない。1:09 2006/11/13

２００６年９月

9/4-9/10

断薬症状が現れた。激しい頭痛、吐き気、めまい、立ちくらみ、動機などで、ふつうの日常生活が送れなくなった。木曜日には、もうまっすぐに歩けなくなってしまった。もうだめだと思い、いつもの精神科へいった。事情を話し、パキシル２０ｍｇと、頭痛薬、胃薬をもらった。ついでに、祖父から自律神経の安定剤をもらった。それらを飲むと、頭痛は薄れ、何とか生活できるようになった。やはり、頭痛の原因は断薬によるものだったのだ。いまさらながら、いつもの精神科医がにくくなってきた。

9/11-9/17

頭痛は治った。うつもなおってきた。しかし、ちょっとしたきっかけですぐ落ち込んでしまうことが毎日のようにあった。まだまだ、治ってはいないのだ。

9/18-9/24

やや、そう状態。世界史の勉強を始めてみたりした。今の大学が心底いやになってきた。ぬけだしたい。東大文三を目指そうなんて、思うようになってきた。自分は天才で、何でもできるような気がしてきた。

9/25-10/1

大学の前期試験が帰ってきた。予想をはるかに超えて、悪かった。努力は報われなかった。当然、うつになった。寝込んだ。東大文三もあきらめた。カウンセリングを受けた。大学には久しぶりにいった。しかし、授業の雰囲気に耐えられず、途中でサボったこともあった。大学にいっても、周りとほとんど話さない。孤立している。勉強はまったくやる気がない。教室にいることすら耐えがたい。何で大学にいくのだかわからない。なんで苦痛に耐えつつ勉強しなければいけないのだかわからない。こんな毎日がまた始まるかと思うと、いやになる。早くも、大学に行きたくない。

２００６年８月

7/31-8/6

また、うつになってきた。せっかくよくなってきたと思ったのに・・・、僕ってだめだ。布団が恋しくて仕方がない。自分の部屋にいるとすぐに倒れこんでしまう。だから、毎日図書館に行っている。図書館に行ってもけっこうな時間を寝て過ごしているのだが、家にいるよりも一日に充実感を感じる。精神科にいったら、クスリを減らされた。四ヶ月飲み続けたドグマちールがなくなり、今はパキシル３０ｍｇだけとなった。本によれば、薬は次第に減らしていくらしい。また、再発を予防するために治っても６ヶ月間は薬を飲み続けなければいけないらしい。けっこう大変だ。精神科はお金がかかる。もういきたくない。また、本によれば、治りかけの時期はうつが一進一退を繰り返すらしい。今は、一退だろう。うつには気長につきあおう。

8/14-8/20

うつはかなり悪化した。数ヶ月前の僕に戻ってしまった。図書館に行く以外はほとんど布団の中で生活する毎日だ。だらけたい、楽したい、もう何も考えたくない、何もしたくない・・・という欲望が完全に僕を支配してしまい、動くことができない。したがって、なにもしない。ところで、パキシルはプラシーボ（砂糖を固めて作った偽薬）と効果が１０％しか差がないんだそうだ。僕はそれを知り、医者に問いただした。すると、医者は「そんなことないよ」と笑っていたが、なんと彼の声は裏返った。ますますあやしい。さらに、僕は「もうパキシルは飲みたくありません」と訴えたのに、パキシルの量が３０ｍｇから４０ｍｇに増量した。なぜだろう？あの精神科医は僕をだまそうとしているのだろうか。不信感がますます募る。立ちくらみも最近はひどい。立ち上がると必ず倒れる。どうなってしまったのだろう。朝は大体低血圧だから、ほとんど活動できない。じっと布団の中で気分の悪さを耐えている。

8/20-9/3

かなりの時間を布団の中で過ごした。というか、いくらでも寝られる。寝ることが、いま僕の中では一番楽しい。最高の快楽だ。もう、受験に落ちた悲しみはない。無力感もない。絶望感もない。ただ、なんとなくの虚しさと、いろんなことに対するめんどくささだけがある。だから、ひたすら寝る。何も考えたくないので、何もしたくないので、寝る。夏休みなんて、何もしないうちに終わってしまいそうだ。それでいい。僕は何もしたくない。精神科に通院することをやめた。薬もやめた。なぜなら、貯金がなくなってきたからだ。今までは自分のお金で医療費を出していた。親は、相変わらず、精神科というのはキチガイが行くところだと思っているので、お金をくれない。医療費は高い。とても、僕だけでは払いきれない。もうすでに、５，６万は使ってしまった。お金に見合った効果はあまりなかった。パキシルも、ぜんぜん効いていなさそうだ。これは無駄だと思って、思い切って、決断した。これからどうなるのだろう。パキシルを急にやめたことによる、断薬症状も心配だ。ついに、カウンセリングも、精神科もなくなってしまった。もう僕には、頼るものがない。自分ひとりの力で何とかしなければならない。しかし、僕にはうつと戦う元気も、根気も、自信もない。どうしようか・・・。

２００６年７月

7/3-7/9

何も考えないようにしている。少し元気になってきた。しかし、依然としてむなしさばかりを感じている。テスト勉強をしなければいけないのに、まったく手がつかない。やらないのではなく、できないのだ。うつだからだ。いいわけか？そうかもしれない。来週は絶対にはじめないと・・・。生活は依然として無気力で、布団に入って丸まっている。しかし、治りたいという意志は湧いてきた。うつは回復期に入っている。通院も二週間に一回となった。

7/10-7/16

テスト勉強をしなければいけないのに、まったく手がつかなかった。しかも、坑うつ剤のせいか、あまりあせらないのだ。本当は、あせらなきゃいけないのに・・・。カウンセラーに「住む場所を変えなさい」といわれたので、千葉のおばあちゃんの家に二泊三日で遊びに行った。よい刺激になった。僕は治ったのだろうか。心はやや晴れてきた。それに、僕はもともと暗いのだ。もともと抑うつ状態なのだ。それは、もう中学のころからずっとだったのだ。だから、いまはうつにかわりないが、これが僕にとっては正常な状態なのかもしれない。今までは異常だった。しかし、もう、トイレも、食事も、お風呂も面倒ではない。

7/17-7/23

テストが始まった。少しずつ勉強をするようになった。精神科の先生に「僕もう治りました」と、いったところ、また二週間分の薬が出された。なんでも、急に薬をやめるのは良くないとのこと。今の状態も、薬のおかげかもしれないとのこと。治ったといっても、依然として、暗いままだ。けれど、これが普通なのだ。うつ病の変わりに、哲学病が再発した。

7/24-7/30

毎日がテスト勉強だが、僕は勉強の意味ばかり考えてしまい、はかどらない。どうでもいいことばかりを絶えず考えている。そのことにも疲れた。うつはもうほとんどなくなった。少し、好調を感じる。鼻歌を歌ったり、ジャズにあわせてスイングしたりする。逆に、暗くなれない。これもこれで困る。しかし、依然として、虚しさだけは感じている。と、いうわけで、まとめると、なんともいえない微妙な気分だった。寛解までもうすぐだ。

２００６年６月

6/5-6/11

新しい薬を飲むことになった。「パキシル」だ。よくなることに期待したい。アルバイトをしようとしたが、やめた。立っていることがつらい。大学の落語研究会に入ったが、どうもやる気が起きないので、来週でやめようと思う。ああ、だらしがない。今週は、ほとんど大学へ入っていない。気分は最悪。これでは進級できそうもない。自殺を考え始めた。たぶん、そんな勇気はないのだが、死ぬことが頭から離れない。それから、人生の意味、目的を考えることも頭から離れない。自分を追い込もうとして、断食、断眠をしてみた。歩けなくなるまで、歩いてみた。しかし、欝は晴れない。もう、何をやっても無駄なのだろうか。

6/12-6/18

布団の上で寝ている時間が一番長い週となった。何もやる気がおきない。食事も、お風呂も、トイレも面倒だ。天井ばかり見ている。時間の感覚も狂ってきて、あっという間に、何もしていないうちに、一日が終わってしまう。もうなんだか、何のために生きているのだかわからない。人生がいやになる毎日である。

6/19-6/25

落語研究会で、「時そば」を発表した。土曜にあったのだが、それまでの日々は、不安でしょうがなかった。動悸がして、夜も眠れず、昼夜逆転の生活になった。明け方まで起きていると、よく気分がよくなった。断眠療法だ。夜の風が気持ちいい。深夜のラジオを聴きながら、天井を見て、夜が明けるのを待つ。これは、とても心地よい。幸せを感じる。大学の授業にもまったくでなかった。もう二週間も休んでいる。薬もあまり効かない。ただ、僕は、なるべく何も考えずに生活しようとしていたので、その分、うつは軽くなった。

6/26-7/2

薬が効いてきたせいか、寝ていることに罪悪感を感じなくなった。むしろ、怠けることは幸せだと思うようになった。しかし、いぜんとして無気力のままである。けど、あまりそのことも気にしなくなった。ひたすら、ふとんに潜る毎日である。

２００６年５月

５・１～

カウンセラーと認知療法をすることになった。再び、精神科にもいき、薬をもらった。体調は悪いまま。読書も音楽も興味が持てないまま。食欲もないまま。この週は、ゴールデンウィークだったので、毎日一日中寝ていた。いったい何のために生きているんだかわからない。５・８～

認知療法は、あまり期待が持てない。 薬もまったくきかない。気分は沈む一方。 体調はよくなった。治るまで一ヶ月かかった。よかった。 相変わらず、大学から帰ると、すぐ寝る生活だった。 自虐的、否定的な考えが頭を支配した。 典型的なうつ病だと思うが、医者は、抑うつ状態としかいわない。 勉強が本当にいやで、これでは四年間大学へ通えそうもない。 勉強をする意味がわからない。大学へ通う意味がわからない。 大学ではいつも一人で、孤独で、もう耐えられそうもない。 食欲もないし、まったく気力もない。 すべてがいやだ。目覚めている間はすべていやだ。存在することがいやだ。 もう、すべてがゆきずまった。 事態の好転のためには、休学しかないと思った。

５/１５～５/２１

大学へは行かず、毎日ずっと布団にもぐっていた。こんなに無意味で、無駄につらい日々は、人生初めてだ。土日は割合と気分は向上した。自己催眠を始めることにした。自分のネクラな性格をネアカにしたいと思った。自己改造だ。休学は考え直そう。勉強の意味も、大学へ行く意味も、生きる意味も、引きこもっていてもわからない気がする。（それがわからないことが気分が沈む最大の原因）それに、布団で寝ていると、学生なのに大学をサボっているというのでとても罪悪感が沸いてくる。不安でとても寝てられないのだ。それに、僕はうつ病ではなく、擬態うつ病、つまり、怠け者で甘えん坊で現実逃避しているだけのような気がしてきた。エイや、と、何か行動を起こしたほうがいいと思った。

5/22-5/28

大学の講義には、少しずつ出るようになった。しかし、困ったことに、内容が理解できなくなっていた。悲しい。しかし、当然だ。大学入学以来、家ではほとんど勉強していない。気分はよくなったり悪くなったりする。大学ではじめて友達が二人できた。うれしい。

5/29-6/4

精神科医に、「君はうつ病ではないよ。」といわれた。病気ではないのなら、この気分の落ち込みは永遠に治らないのだろうか。ああ、不安だ。

２００６年４月

４・１０～

大学生活がはじまった。それと同時に、鬱々とした気分も始まった。体の不調もはじまった。具体的には、頭痛、微熱、吐き気、倦怠感など。体重も、一ヶ月前より4kgおちた。４・１７～

精神科を訪れた。薬（ドクマチール）をもらった。これは即効性があるようで、食欲は少し出てきた。少しやる気が戻ってきた。もううつではないと思った。対人恐怖症の本を読み、僕はそうだと思った。

４・２４～

カウンセリングを受けた。精神科に通うのはやめた。（薬もやめた）憂鬱な気分が再び出てきた。もう何もやる気がおきず、講義を聴いていても涙が出てきた。わけもわからず無性に悲しかった。大学から変えると、すぐに布団に倒れ、次の朝になった。先月始めたピアノも、やめようと思ったが、先生にとめられ、続けることとなった。