条件つきのお金の交換.

保険とは

発生するかどうか不確実な事象に対して、多数の人がお金を出し合い、実際に事象が起きた人にだけ給付することで、個人が負いきれない大きな損失を集団で吸収する仕組み

前提条件

  • 不確実性(uncertainty): いつ・誰に起きるか事前にわからない事象であること。すでに起きている・確実に起きるとわかっていることは保険にならない(保険会社は引き受けない)
  • 独立性・分散可能性: 加入者全員が同時に被害に遭うわけではないこと。全員が同時に破綻するような事象(例:国家全体の壊滅的災害)は保険で吸収しきれない
  • 測定可能な確率と損失額: 過去のデータなどから「起こる確率」と「起きたときの損害の大きさ」がある程度計算できること。これによって公平な保険料(リスクに見合った対価)が設定できる
  • モラルハザード・逆選択の抑制: 保険に入ったことで加入者が不注意になったり(モラルハザード)、リスクの高い人ばかりが加入したり(逆選択)しないような制度設計があること

数式的なイメージ

保険料 ≒ 発生確率 × 給付額(+事務費・利潤)

「宝くじの逆」のような構造です。宝くじは「低確率で大きな利益を得る」賭けですが、保険は「一定の確率で発生する大きな損失を、事前に小さく確定した保険料に変換する」仕組み

期待値では損(保険会社の経費・利潤分だけマイナス)でも、分散(ばらつき・破滅リスク)を減らせる

🛳海上保険

🔥火災保険

17世紀、ロンドン大火.

👴生命保険

18世紀、死亡統計.

💸金融投資