父親と二人で熊本旅行の記録.
2023/12/18 曇り
前日は実家大泉学園に泊まり, 当日は朝5時に起きて出発. 7時半に東京駅から新幹線で博多経由で熊本へ.
熊本到着で14時だったので, 熊本城は時間がかかりすぎるから行かず, 代わりに水前寺公園へ. 水前寺公園自体は大したことはなかった. なにしろ12月なので草木は枯れて空はどんよりと曇っていた. しかも寒気到来でとても寒い. 水前寺公園なのに寺はなく神社と稲荷があった.
水前寺公園へは熊本市内の市電を使ったのだが, 行き帰りと公園で驚いたことは, 日本人の観光客なんてほぼいなくて, 代わりにほとんどが韓国中国からだった. そもそも12月は観光シーズンではないので観光客なんていないかなと思ったらそこそこいたことが驚きだし, さらにその人たち外人だったことも驚いた. しかし考えてみれば, 今の時期は日本から韓国中国へ旅行に行くには航空券が安く, 逆に向こうから来るのも格安なのかもしれない. 九州は韓国中国台湾からも地理的に近い.
そのあとさらに時間が余ったので, 熊本県庁前にあるルフィ像をみにいった. 熊本震災復興のために尾田栄一郎さんが寄贈したもの. 正直, 水前寺公園にあった細川忠利の銅像よりもルフィのほうが素晴らしい像だった. きっと300年後はルフィが実在の神として崇められるだろう.
宿泊は熊本駅前のビジネスホテル.
2023/12/19
雨でひどく寒い日だった. 朝からバスに乗って菊池市へ, 1時間半で到着. 予報では雪の可能性すらあった. どうせならば雪が降れば菊池に伝わる白龍伝説としてわたしの観光は伝説になったかもしれないが, 中途半端な雨だった.
菊池武光の銅像を眺めたあと, 菊池神社へ. 枯れ落ちた落ち葉と雨による霧の石段が厳かな雰囲気を醸し出していた. 石段を登りきり神社内にいっても誰もいない, しかし中では季節外れ?の七五三の儀式が行われていた. お参りのあと, 目的である菊池歴史館へ. 人がいなさすぎて節電のためそもそも扉がしまってたので巫女さんに相談して明けてもらった(このためにきたんだよ!).
中に入ってわたしは感動した. 壁には菊池初代からの歴代の名前がずらずら並んでいた. そして2代目から6代目くらいまで, 「経」の字がずっと続いていた. 受け継がれる「経」の意志. この経が1000年を超えてなお, わたしの名前に刻まれていることは途方もなく畏敬な気持ちになった.
さらに家系図が資料としてあった. そこで衝撃的な発見があった. 4代目経宗から枝分かれしたところに, なんとわたしと同じ名前を発見!さらに「西入道」という通称もついていた, つまり菊池西入道経道. どうもこの人は出家したようで, その先はなかった. しかし, わたしと同じ名前が菊池にあったということも衝撃的だ. 当時の通称は現在のSNSのニックネーム程度のものなので, わたしも再入道になりたくなった. 旅行の一番の感動ハイライト. ちなみに父親も「経康」の名前が「経保」にカスッていて喜んでいた.
資料館を一通り見終わったら, お守りを買って下山. お守りにはうちの家紋でもある並び鷹の羽がついていた. これは効力がありそう. お守りの紙袋にすらわが家の家紋がある.
再び武光像の公園に戻ってきて足湯で休憩したあと, 菊池市役所へ. 言い伝えの初代「経兼」は巻物には名前が出てこなかったので詳しい人に直接質問しにいった. ただ, 市役所の人も書籍に載っていること以上のことはわからないとのこと.
バスで熊本駅に帰ってきて宿泊は熊本駅前のビジネスホテル. 帰りの道は渋滞した. 雨はやんだ.
2023/12/20
曇りの天気. 雨でなくてよかったがとても寒かった.
この日は午後から帰宅するので時間つぶしに半日観光で宇土市へ. 経兼が宇土為光から派生したという都市伝説を頼りに宇土を見物してみることにした. といっても, このつながりについては自分でもどちらかというと信じてないのでまあおまけの観光だ. 宇土駅は鹿児島本線で熊本駅から4駅, 距離でも10キロくらいだ. 自転車でも1時間くらいかからないような隣の市なので, そもそもここは観光地なのか?という感じだ.
駅に到着してまず感動したことがあった. バス停で行き先を調べていると「なにかおこまりですか?困ったことがあったらいってください」と話しかけられた. すぐにこの人は知的障害のようなおばさんなことに気づいた. しかし丁寧に助けになろうする姿勢にとても感動した. 普通の人はこんなことはしない, よそ者には警戒して話しかけない. しかし, この人は素のやさしさから声をかけてくれた. 新幹線のなかで仏教の慈悲について書籍を読んでいた. 慈しみの実践とはこのようなことだ!感動した, この人をわたしの理想の一人にしようとおもった.
1時間に1本の宇土市コミュニティバスにのって宇土古城へ. 都市伝説がほんとうならば500年のときを経て王の帰還だ!しかし, 宇土古城はあまりにも寂しい田んぼしかないところのお城だった. お城といっても城壁があるわけではなく山があるだけ, おやまの大将. しかし, ほんとうに観光客はおろか人っ子一人いないような場所なので, けっこう気分はよかった.
30分くらい観光したらすぐにまたコミュニティバスで市の中心へ. 市役所を軽く見物したあと, 宇土シティプラザという商業施設まで歩いていって, そこで昼食. そして熊本駅に帰った. それでもまだ帰りの電車まで時間があったのでカフェで時間を潰し, 新幹線で東京まで帰宅.