前々から気になっていた仏教のアレ坐禅会プチ接心に参加した.
https://tol-app.jp/s/mgbnetp97p0838i8c8yt/bif2hy
接心は初参加. といっても半日の短縮バージョン. 40分座禅+15分経行 x 4set.
4時間の坐禅だが、驚くべきことに、9時に集合して1時間雑談. さらに終わった後のお茶会3時間雑談で、なんと雑談のほうがおおくないか？と思った.
ただ、仏アレさんたちのYoutube動画はほぼ全部みていたので、あの雑談放送のリアル雑談の中にいることがとてもおもしろかった. そもそも、隣に遊心さんが座って坐禅をしていることが緊張. わたしはテレビもみないしYoutubeもみるジャンルは偏ってるのである意味芸能人がとなりに居るような感じではじめは緊張した. 参加者もリアル禅僧4人と在家3人の7人、もう緊張です.
というソワソワ感もあり、2中までは場に馴染めずに、普段の坐禅がぜんぜんできなかった. あれ、もうお昼？なにもしてないんだけど！という感じ. 接心だから長いんじゃないかと心配して参加したが、むしろ逆で単に浮ついて脳内ラジオ放送をダラダラきいて正午になっちゃった感が強い. ということで焦り始めた結果、3中目でようやく普段の坐禅会の感覚においついてきて、4中目で普段+アルファといった感じだった.
経行もいれつつつのはじめて4時間の坐禅だったが、感想はそこまで長くなかった. アッという間というわけではないものの、覚悟していたほどの気構えはいらなかった. これなら僕もできる！といった感じ. これはプチ接心なので1日というわけではないが、でも長く座れたという体験が、ひとつ今日の成果だ. 長くすわれないという認知は、そこまで深刻なものではなかった.
結跏趺坐について、長時間は足が痛くなることを覚悟はしていたものの、実際のところはまったく問題なかった. 足の前後を組み替える戦略もいらなかったので、いつも通りの結跏趺坐で全部通した. 経行15分も普段の坐禅会よりも長かったので、そこで回復した. ただこれも1日だと腰には負担がきそうだから、組み換えの工夫は今後試したい. むしろ、長時間の坐禅で腕がこんなに疲れるとは思わなかった.
坐禅が終わると、わたしは眠りから覚めた感じのボーッとした感じだったのだが、他の人達が「マテ茶がね!」と、とてもハキハキと話していたことに驚く. ただこれも、坐禅後のエンジンをかけ直すために少し意図してハキハキしていたときこと. そうだよね、ビックリした.
雑談の時間はいろいろ話題がとんでいたが、どれもきいていておもしろい. 業界裏話は、そもそも仏教のアレ放送をYoutubeでみつけたきっかけが永平寺の闇という話題だったので、それのリアル雑談がおもしろかった. ヴィムホフメソッドとか、生成AIとか、スクワットとかの話題ならばわたしもそこそこ首を突っ込んで話題に参加できた.
ひとつ印象に残る話題をメモするならば、生成AIがこの先10年で世の中の価値観をガラリと変えてしまう未来はまず確実で、そういう時代にこそ仏教のような世俗の価値感とは違うところから、なにができるのか？ということ. 変わりつつあることはもう間違いなさそうだし、ここ数年で一気に実感は加速した. それに対してみんな不安になって、だからこそ信仰とか宗教の役割もますことは予測できる. でも、じゃあ今の葬儀の役割以外で、具体的にどう社会と関わるのかはわからない. 今、ほんとうに歴史の過渡期にいて、仏教もそうだし世の中の価値観もAIによって変わる. これからどうなっていくんだろうか…
⛩安泰寺だと、毎日4時間で接心で1日15時間なので、4時間を彼らは毎日やっていたのか…
追記: オフレコ噺？
Youtubeでいっていた記憶がないのでオフレコかもしれないが、ウーバーイーツが日本ではじまった初期に配達員を2年やったといっていたのが異様に親近感が沸いた. リアル禅僧の地蔵、リアル禅僧数珠る… これは個人的にツボすぎた. ウバ業界用語にはなぜか仏教色がつよいが、まさかの仕掛け人か？！
永平寺パワハラ問題、初日とかは体力もあり今にみてろよという気持ちは、1週間の質素な食事であっという間に体力を奪われ、もう反抗する気力が失せました…
茶道の話になると、狭い茶道の世界はそれを趣味としてやる人はもうなんかマウントの取り合いがひどい、なかなかここも明るい未来がみえない. もちろん師匠方とか素晴らしいひとたちもいるにはいるが、基本的に茶道を趣味にする人達はお金持ちで謎の見栄の世界. さらっと高級な茶道具や知識で気取りあうみたいな.
海外の話題で、阿羅漢で尊敬を受けていた僧侶が世俗に戻り1週間後に若い女性と結婚した話. 阿羅漢とは性欲を滅尽した存在なはずだが早すぎないか、それとも俗世に戻り1週間でスピード結婚したのかという謎.