🧘念仏禅

禅と念仏まとめ

🧘坐禅と🙏念仏, ふたつの行とその背後の禅宗と浄土宗の対比.

👨しょうもんさんの動画でしった.

念仏禅

🙏称名念仏を📝公案として用いる禅のこと.

坐禅をしながら称名念仏し、いま念仏している者は誰か、念ぜられている仏とは誰かと究明するもので、つまり念仏を公案として坐禅参究する.

👨白隠慧鶴がこれを嫌ったため、中国ほどにさかんではなかった。

🧘仁王不動禅

鈴木正三

江戸時代初期の僧侶, 念仏禅の推進者として有名.

不動禅

仁王・不動明王のような厳しく激しい精神で修行する「仁王不動禅」仁王禅.

坐禅は仏像のように行うべきだ. そして、初めから観音様とか阿弥陀如来を目指すな. まずは門の前に立っている仁王不動のように、、カッと目を開いて拳を握りしめて勇猛な気迫を持って自分自身の煩悩妄想と戦え!

仁王の様に | 臨済宗大本山 円覚寺

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<2025-10-19 Sun 09:41> 武家や武道ととても相性がよさそうだ. 強い心と禅. これが個人主義競争社会の禅ではないか？！💭競争社会を生き抜くために気迫を放つ仁王禅を目指す(25/10/17)

「彼の機を受ずんば煩悩に負べし」坐禅は煩悩妄想を克服して真実を確立する道だ。それが、ヘナヘナでは煩悩妄想に負けてしまうじゃないか。煩悩妄想を寄せつけないようにスーッと突っ立たなければ坐禅にはならないじゃないか。「只一頭に強き心を用るの外なし」 ただ一途に強い心、何ものにも屈伏しない強い心、それを用いるほかはない。

• 👨不動明王
• 💨サムライの呼吸

果たし眼の坐禅

昔の武士が、真剣で果たし合いをするときのような、気迫のこもった眼をする

果たし眼の坐禅 | 臨済宗大本山 円覚寺

🙏禅浄双修

中国禅系浄土教. 禅浄兼修.

• 禅宗の🛕黄檗宗は念仏も重視. 南無阿弥陀仏といいながら経行.
• 念仏と禅の並行修行. 禅僧であっても念仏を唱えるのが自然な習慣。
• 禅浄双修 - 新纂浄土宗大辞典

🧘蓮池大師/株宏上人

れんちだいし、1535–1615. 明代の高僧. 法名袾宏、字は佛慧。号が蓮池. 株宏上人.

• 臨済宗系だが浄土信仰を重視.
• 浄土宗八祖の第八祖.
• 参禅・念仏・戒律. 禅浄律融合.
• 禅と浄土は一体。坐禅は念仏、念仏は坐禅
• いんげんさんとは50年の差はある.

🛕黄檗宗

黄檗宗(おうばく)

• 宗祖: 隠元禅師
• 本山: 黄檗山萬福寺
• 全国に450のお寺(2024現在)

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• 🚆群馬大泉禅寺独り接心(10/20-21)
• 黄檗宗 - Wikipedia

隠元禅師

江戸時代に中国(明)の隠元が改組. 隠元隆琦. 1592年生-1673年没.

臨済宗/曹洞宗は13世紀なので、そこから300年経った仏教を伝えた.

輸入したもの

• 🙏禅浄双修思想
• 戒律重視
• 儀礼・法要の華やかさ.
• 🛢木魚
• インゲン豆/スイカ/レンコン
• 普茶料理
• 黄檗版印刷: 江戸の印刷技術へ影響. 中国式木版印刷. -> 明朝体の発祥へ.

黄檗音楽

梵唄の旋律に中国風リズムを加えたもの.

梵唄(ぼんばい): 節回し豊かな抑揚高いお経. 木魚も叩くよ.

臨済宗黄檗派

明代末から清代初期にかけての🛕臨済宗の流れを、そのまま江戸時代の日本に伝えた.

• 中国明末の禅を16世紀. 臨済曹洞宗は13世紀なので300年の差がある.
• 江戸中期に臨済宗が、禅宗の勢いを盛り上げるために中国からわざわざきてもらった経緯がある. そのため、江戸時代は臨済宗黄檗派だった.

教義

• 🧘看話禅
• 日本の禅宗が中世以降独自に変化していたのに対し、黄檗宗は当時の中国的な仏教儀礼・思想・美学をそのまま持ち込んだ点が特徴
• 儀礼面では、禅宗でありながら天台・浄土の要素を含み、念仏や華やかな法要も行う点がユニーク

唯心浄土 己身弥陀

黄檗宗の思想. 『唯心の浄土 己身の弥陀』

「己身の弥陀（己心の弥陀）・唯心の浄土（こしんのみだ・ゆいしんのじょうど）」

阿弥陀仏や極楽浄土は、自分自身の心の中にいる

比較

禅と念仏の共通点

• 念仏三昧 = 禅定, どちらもマインドフルネスを目指す.
• 禅念仏の習慣, むかしはどちらの行も交互に行われていた.
• そもそも昔は禅も念仏も宗派もそこまで今よりも別れてなく区別なく修行した.
• 中国禅宗後期は浄土教と混じってこれが主流に.

禅と念仏の相違点

• 禅は100から1/念仏は1から100.
• 禅は視覚優位/念仏は聴覚優位
• 禅は止滅の道/念仏は促進の道.
• 禅は個人/念仏は集団.
• 禅は己と対峙/念仏は仏と対峙.
• 禅はエリート/念仏は大衆
• 知識層の禅/大衆的な浄土

📚禅と念仏 - 平岡聡(2023)

🔦インドの瞑想には止滅の道と促進の道の２つがある - 平岡聡

インドの瞑想には止滅の道と促進の道の２つがある by 蓑輪顕量.

• 止滅の道: 心を静めていく瞑想
• 促進の道: 心を高揚させていく瞑想

伝統仏教はサマタ(止)/ヴィパッサナー(観)の止滅の道だった. ひとつに注意を留めることは思考を止める. 気づき続けることは連想を止める.

しかし大乗仏教になると, そこに第三の「仏」という概念が加わった. それを極限まで推し進めるのが密教で, これは促進の道. 陀羅尼やマンダラをテンポよく唱えることでハイテンションになり, 忘我の神秘的な合一を目指す. 🕺踊り念仏もこれ.

• ref. 仏教瞑想論 | 蓑輪 顕量 - Amazon
• 💭クラシック音楽教に入信していたときは促進の瞑想でうつを治そうとしていた(24/06/03)
• 🔦古典ヨーガは心の作用を止滅を目指すがハタ・ヨーガは活性化による統御を目指す - 立川武蔵
• ✨サイケトランスと愛称がいいのは密教的な精神の促進による自己の滅尽の道

🔦禅は視覚優位だが念仏は聴覚優位 - 平岡聡

• 禅: 📝見性成仏, 📜脚下照顧
• 念仏: 聞法, 聞名

🔦現象の背後にある本質を探求するのが禅仏教に影響を受けた日本文化の「道」 - 平岡聡

日本における「道」とつくものには, 禅仏教の影響が強くある. 芸や技の背後にある心に意識が向かう.

• 専門性
• 継承性
• 規範性: 🔖型
• 身体性

🔖X道

Insighs

• <2024-06-03 Mon 10:55> 町田図書館でたまたま借りたけど, 面白い本だ, すこし精読したい.