哲学者、社会学者.

場の権力

📐規範の内面化

自己監視. 内面化、内在化.

外部から与えられた規範を、個人の価値観や信念として受け入れ、自らの行動規範とすること

内面化により、集団は円滑に集団目標を遂行できるようになり、個人は円滑に集団から受容されるようになる。安定した精神構造をもたらすメカニズムであり、これが働くことで人間関係における精神状態を形成する.

内面化 - Wikipedia

💪生権力

bio-power. 生権力とは古典的な権力である「殺す権力」とは異なり、従属者たちを「生かす権力」です。

  • フランス革命以降の市民社会における権力のあり方
  • 社会の構成員に死を与えるよりも、生に積極的に介入する
  • よりよく構成員の生かすことで、管理・運営しようとする権力のあり方

生政治

biopolitique

統計学や医学、生物学や公衆衛生学などの知見と技術を駆使して、人間の「集団」に間接的に働きかけ、個体群としての人口=住民(ポピュレーション)の健全性を維持・管理するための方法

💪規律訓練型権力

Disciplinary Power. 規律権力論. ディシプリン.

18世紀から19世紀にかけて発展した権力形態. 規律訓練によって権力が内面化され、物理的な強制力がなくても人々を権力にとって都合よく動かせるようになる.

🔦パノプティコン

囚人を監視するのに最も効率よく, 安上がりなシステム. 権力が自動化されたシステム.

学校、工場、監獄.

🔦学校とはパノプティコンという監獄 - ミシェル・フーコー

学校には3つの機能がある. 📝パノプティコンと学校の関係.

  • 監視
  • 賞罰
  • 試験

規律や訓練で子どもたちを秩序の中にはめ込み, 生徒が自ら服従するように巧妙にできている.

統治性研究

Governmentality Studies

  • フーコーの権力論を継承し、近代国家がいかに「自己管理する主体」を作り出すことで統治するかを分析する系譜。
  • ニコラス・ローズが代表格で、心理学・セラピー的言説がどう統治の技術として機能するかを扱う

魂を統治する:私的な自己の形成 - ニコラス・ローズ

ニコラス・ローズの『Governing the Soul()

心理学や精神医学が近代の統治権力と結びつき、いかにして「自分自身で考え、自らを律する主体」を人々に内面化させてきたかをミシェル・フーコーの「生権力」理論に基づいて解き明かした社会学の古典的名著.