ネオリベラリズム、新自由主義.
小さな政府・規制緩和・民営化・市場原理の重視・自由貿易
- 政府は古典的リベラリズムよりもさらに活動を限定して、民営化せよ.
- ミルトン=フリードマンらに代表されるシカゴ学派が提唱している経済思想.
- 国家による福祉や公共サービスを縮小し、自由競争に任せることで、経済が良くなると考える経済思想.
歴史
- 1970年代以降、現代的リベラリズム=大きな政府路線が招いた経済停滞(スタグフレーションなど)への反動として台頭
- 古典的自由主義に理論的に回帰・再武装した思想(ハイエク、フリードマンら)
- 規制緩和・民営化・市場原理の再重視
影響元
特徴
- 市場原理の重視: 経済活動における政府の介入を最小限にし、市場の「見えざる手」による資源配分を信頼します
- 規制緩和: 企業活動に対する政府規制を緩和または撤廃し、ビジネス環境の自由化を進めます
- 民営化: 公共サービスや国営企業を民間企業に移管し、効率化を図ります
- グローバリゼーション: 資本や商品の国際的な移動の自由化を促進します
- 競争原理の導入: 公共部門を含む様々な分野に競争原理を導入します
🗽民営化
公共サービスや国営企業を民間企業に移管し、効率化を図ります
政策
- サッチャリズム
- レーガノミクス
- 小泉構造改革
- 世界銀行やIMF(国際通貨基金)を通じて世界各国に広がりました
レーガノミクス
米レーガン
🇬🇧サッチャリズム
📜この道しかない - マーガレット・サッチャー
There is no alternative. オルタナティブはない.
🇯🇵小泉構造改革
1990年代末-2000年代の新自由主義的構造改革(小泉改革期)
- 1980年代後半から1990年代にかけての中曽根康弘政権による国鉄民営化
- 2000年代の小泉純一郎政権による「構造改革」
🗽ネオリベ的個人主義
政治ではなく個人.
- 🗽自己責任: 新自由主義的な社会では、個人の成功や失敗は主に「自己責任」として捉えられる傾向があります。社会的な要因や構造的問題よりも、個人の努力や選択が重視されます。
- 🗽自己投資としての人生: 教育やスキル習得、健康維持などが「自己への投資」として位置づけられ、将来のキャリアや経済的成功のための資本形成として捉えられます。人間関係すらも「人的ネットワーク」という資本として見なされることがあります。
- 🗽セルフブランディングの重視: SNSの普及とともに、自分自身を一つの「ブランド」として構築・管理する価値観が広がっています。自分の市場価値を高めるための自己啓発や自己PR活動が奨励されます。
- 🗽競争社会
🦊ネオリベ的個人主義 with me
まさにわたしの世代、🔖ミレニアル世代は潜在的にこの社会の価値感を生きていたことを思想史を振り返ることでメタ認知する必要がある.
心理的影響
- 不安と疲弊: 常に競争にさらされ、自己価値を証明し続けなければならないという圧力は、慢性的な不安やバーンアウト(燃え尽き症候群)につながることがあります。
- 連帯感の希薄化: 個人の成功が強調される社会では、コミュニティや集団的な連帯感が弱まりやすくなります。「自分さえよければ」という考え方が広がりやすくなります。
- アイデンティティの商品化: 自分らしさや個性が市場価値として捉えられ、本来の自己とのつながりが失われる「自己疎外」の感覚につながることがあります。
🗽成果主義
- 成果が📚文化的再生産を生み出す構造.
🗽競争社会
ネオリベ的競争社会. 新自由主義的な競争原理. しばしば出てくる用語.
わたしたちを一人残らず市場に引きずり込む.
- 絶え間ない自己最適化: 常に自分を向上させ、市場価値を高めることが求められます。休息やレジャーでさえ「生産性を高めるための充電」として正当化される傾向があります。
- 数値化される価値: 人間の価値や成果が数値(年収、フォロワー数、いいね数など)で測られやすくなり、数値化しにくい価値(思いやり、協調性など)が軽視される傾向があります。
- 勝者と敗者の二極化] 能力主義(メリトクラシー)の名のもとに、社会が「勝者」と「敗者」に二極化しやすくなります。この二極化は個人の能力や努力だけでなく、既存の社会構造や格差によっても強化されます。
特徴
- 🔦競争を疑うと競争に不利になる
- 📜競争は負け犬のすること - ピーターティール
- 💡能力を身につけないと生存競争を生き残れないという300年続く呪文
- 🆚絶対的な生産は全員の豊かさを増やすが相対的な競争は個人が相対的な分配の優位を決める
- 🔦社会が進歩しても生活が苦しくなるのは優位な分配を得るための過剰な競争のため
椅子とりゲーム
🗽自己責任
🗽個人的リベラリズムとセット.
起源
初めは金融部門から. 顧客が購入した金融商品が元本割れをした際、その責任を誰が取るのかという問題.
2004年、イラクで武装勢力により拘束されていた5人の日本人に対して、政府の勧告にしたがわず危険地域に入った人々が悪いという、「自己責任」論が台頭. 小泉政権下、小池百合子環境相で、メディアに話題になる.
英語に自己責任という言葉はない
- 英語で言うところのown risk、危険の負担であって、責任の概念とは違う.
- own risk=自分で利益を求めようとして自分で決定した場合には、予期せぬ不利益(リスク)も併せて背負わなければいけない」という考え方.
- 🗽責任=responsivility, 他者との対話を前提としている言葉. 自己とつけるのは概念としておかしい.
自己責任論の矛盾点
- 💪自助努力系自己啓発とセットで語られるようになった.
- 小泉内閣での非正規雇用拡大でいっきに広まった. 責任があるのは雇用側であり、弱者に責任転嫁しているだけ. 非正規雇用の人たちはそもそも自由もなければ責任もない.
自己責任という言葉に踊らされる現代人の哀れ 自分さえよければいいという人を作り出した | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン
ネオリベ批判
野心と、その野心が叶うという期待を駆り立てる構造
夢は叶う!自由になれ!
金銭による見えない鎖
📍なんでもかんでも新自由主義のせい問題
どうしてわれわれはなんでもかんでも「新自由主義」のせいにしてしまうのかhttps://t.livepocket.jp/e/5uzcl
<2025-05-13 Tue 13:45> 視点がおもしろい. なんでもかんでも新自由主義のせいだ!といいつつ、ほとんどの人はこの概念をそもそも理解してつかっているのか?という議題. たしかに. 知ったかぶりかもしれない.