イシューアナリシスとは

イシュー分析, イシューアナリシス. 問題(そして問題を明確化した論点, 課題)を構造化する技法.

イシューアナリシスのプロセスはさらにイシューを細かく分解していくフェーズと, 分解したイシューに対する仮説を立てて📝ストーリーラインを組み立てるフェーズ.

イシューアナリシスは自分のためにやるものだが, その分析を他人にわかりやすく順序立てて説明するときは📝ストーリーラインをつかう.

2つをあわせてイシューアナリシスというが, 分解と統合は思考の使い方がことなるため, ここではサブノートに分ける. ✨論点分解はミクロで仮説選択はマクロ.

このメモでは, イシューアナリシスのプラクティスを中心にまとめていく.

イシューアナリシスのプロセス

  1. 大きなイシューを細かく分解してサブイシューにする.
  2. サブイシューに対する仮説をそれぞれ立てる.
  3. 仮説を起点にしてストーリーラインを組み立てる.
  4. ストーリーラインのサブイシューに必要な分析や検証データを洗い出す.

イシューアナリシスの上達方法

練習あるのみ.

イシューアナリシスはなぜなぜ分析

ref. #63 Issue Analysisについて-タベリー初期の資料も大公開(前編)

具体的に何してるかっていうと、本当に簡単。一番大きいIssueをスプレッドシートの一番左側に書いて、それをさらに分解するとどういうIssueになるかっていうのを書いて、でその次に分解するとどういうIssueになるかを書いて、それと対応するタスクみたいなのを紐づけていくっていう、階層構造をちゃんと作ります。

で、一番大事なのは戻った時、どの一番でかいIssueと紐づいてるのかっていうのを常にチェックする。


後述するようにいろんな人がイシューアナリシスは実践で身につけるといっているなかで, 5回whyを繰り返す というようなより具体性のある指針はなぜなぜ分析くらいか?

イシューアナリシスは実践で身につける

ref. 圧倒的に生産性の高い人(サイエンティスト)の研究スタイル - ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

(ちなみに、これは「イシューアナリシス」と呼ばれるコンサルティング現場では秘宝のように鍵とされている方法論で、体系的にトレーニングをしても、実際には日々の実践で身につける以外の方法はない。基礎レベルであっても身に付くのはそれなりの時間がかかるし、その課題についてのセンスがあるほど、そして経験を積むほど、レベルが上がる。

ロジックツリーはこの手法の一部分.


ref. 📚イシューからはじめよ - 安宅和人

絞り込んだイシューについて検討・分析を繰り返し行うことで数十回に一度程度はよいものができる. よい仕事をして周囲からよいフィードバックを得ることで, はじめて人は解の質を学ぶことができる.

解の質を学ぶとは仮説検証を学ぶこと. 練習あるのみ.


論点思考の著者内田さんも, このことはあたりをつけると表現していて, それはあたりをつけるという決意のもと経験を積むことと言っている.


いろんな人が口を揃えてとにかく実践言っているな… 言語化に徹底的にこだわる人なはずなのに…そこの経験の本質を因数分解してほしいのだが.

書籍: 論点思考を読む

はじめにより, コンサルタントの名人芸を因数分解してわかりやすく解説したいとのこと. ようは言語化されてなくて練習と経験によって習熟するたぐいなのかもしれない.

ref. 📚論点思考 - 内田和成(2010)

ということははじめはできなくたってみんなはじめはそうなんだとセルフコンパッションを発揮するのがよい.

書籍: 仮説思考より

ref. 📚仮説思考 - 内田和成(2006)

仮説思考力をつける方法は実はある.

それはSo What(つまりなに?)を常に考え続けること. または, なぜを問い続ける(Why So).

イシューアナリシスTopics

🔦大前研一さんはたんに論理的思考力だけではなくそもそも仮説をたてるときの記憶力がすごい

大前研一さんがすごいのはたんに論理的思考力だけではなくそもそも仮説をたてるときの記憶力がすごいという話

💡イシューアナリシスはまずイシューを砕いて3つの疑問文をつくる

現実の具体例を用いてイシューから考える方法と, その分解を説明. 面白いなと思ったのは,

  • 3つの問いをまず立てて素早く検証する.
  • イシューを疑問系で表現する.

仕事が10倍早くなる「イシューの定め方」ヒカルさんとのコラボを例に解説 - YouTube


イシューは名詞であり動詞を伴うと課題になると矛盾するようだが, これはイシューアナリシス. 疑問にすることで, それに応えようという意欲がわく. また3つに限定することで, 力を入れるべき焦点が定まる.

つまり, これら2つはイシューを定義するときのワザのようなもの. イシューを砕く.


💡海外におけるイシューアナリシスまとめ

イシューという言葉やロジックツリーという言葉はマッキンゼーにいた大前健一さんが日本に輸入し, ボストンコンサルティングの内田さんが論点思考の書籍を出してそれも広がった. そして, 安宅さんのイシューからはじめよで, 科学とビジネスに絡めることで研究方面からのノウハウも流れてきた.

日本でいわゆるビジネス界隈ではやっているこの流れは, そもそも海外では主流だが英語にアクセスできない日本人があまり知らないパターンな気がした. すると, このあたりのIssue Analysisの情報はそもそも日本語の怪しいブログ記事よりも英語で検索したほうが芳醇な文脈に突き当たるのかもしれないのでそれを集めたい.

📝IBPS

Issue Based Problem Solving. おそらく海外の言葉はこれ.

<2025-03-24 Mon 08:32> ChatGPTに教えてもらった.

📝Issue Paper

問題・課題論文, 日本語訳あまりされてない.

ある問題や課題について, 分析を研究を行い, その結果をまとめたもの. 科学技術というよりは, 政策提言や意思決定のための情報提供の文脈で使われることが多い.

Insights

✨論点分解はミクロで仮説選択はマクロ

論点分解は個々の対象をひとつずつ相手する. 仮説選択は大局観から眺める.

両方大事.