西洋音楽史まとめ
🎼クラシック音楽の歴史まとめ.
Overviews
中世(500年頃-1400年)
- グレゴリオ聖歌:単旋律、宗教音楽
- ポリフォニーの発展:複数の旋律が同時進行
- ノートルダム楽派:レオナン、ペロタン
- 記譜法の確立
ルネサンス(1400年-1600年)
- パレストリーナ:声楽ポリフォニーの完成
- ジョスカン・デ・プレ:模倣対位法
- マドリガル:世俗音楽の発展
- 器楽音楽の台頭
バロック(1600年-1750年)
- モンテヴェルディ:オペラの誕生
- ヴィヴァルディ:協奏曲形式の確立
- J.S.バッハ:対位法の極致、宗教音楽の頂点
- ヘンデル:オペラ、オラトリオ
- 通奏低音、装飾音の多用、対位法の発展
古典派(1750年-1820年)
- ハイドン:交響曲、弦楽四重奏曲の形式確立
- モーツァルト:あらゆる形式での完璧な作品
- ベートーヴェン:古典派からロマン派への橋渡し、個人的表現の拡大
- ソナタ形式の確立、明快な構造、均衡と調和
ロマン派初期(1820年-1850年)
- シューベルト:歌曲(リート)の確立
- シューマン:文学的インスピレーション、ピアノ音楽
- ショパン:ピアノ詩人、ポーランド民族主義
- メンデルスゾーン:ロマン的叙情性と古典的形式の融合
- 個人的感情表現、文学との結びつき
ロマン派中期(1850年-1880年)
- ワーグナー:楽劇、無限旋律、半音階主義の極致
- ブラームス:古典形式とロマン的内容の統合
- リスト:交響詩、ピアノ技巧の革新
- ベルリオーズ:管弦楽法の革新
- 形式の拡大、プログラム音楽
国民楽派(1860年-1900年)
- ロシア:ムソルグスキー、チャイコフスキー、リムスキー=コルサコフ
- チェコ:スメタナ、ドヴォルザーク
- ノルウェー:グリーグ
- スペイン:アルベニス、グラナドス
- 民族音楽の素材を芸術音楽に昇華
ロマン派後期(1880年-1910年)
- マーラー:巨大交響曲、哲学的深さ
- R.シュトラウス:交響詩、オペラ、後期ロマン派の頂点
- ブルックナー:宗教的交響曲
- ヴォルフ:歌曲の革新
- 調性の限界まで拡張、巨大化
印象主義(1890年-1920年)
- ドビュッシー:新しい和声、色彩的音響
- ラヴェル:精緻な管弦楽法
- 全音音階、並行和音、音色重視
- 絵画的、詩的イメージ
20世紀前衛/モダニズム(1900年-1950年)
- シェーンベルク:十二音技法、無調音楽
- ストラヴィンスキー:リズムの革新、新古典主義
- バルトーク:民族音楽研究と前衛の融合
- ウェーベルン:極度の簡潔さ、点描主義
- 調性システムの解体
新古典主義(1920年-1950年)
- プロコフィエフ、ヒンデミット
- バロック・古典派への回帰
- 明快さ、客観性の重視
戦後前衛(1950年-1970年)
- ブーレーズ、シュトックハウゼン:総音列主義
- ケージ:偶然性の音楽、4分33秒
- リゲティ:ミクロポリフォニー
- 電子音楽の導入
- 記譜法の実験
ミニマリズム(1960年代-)
- ライヒ、グラス、ライリー
- 反復パターン、段階的変化
- 調性への回帰
- ポップ/ロックとの接近
ポストモダン/現代(1970年代-現在)
- アルヴォ・ペルト:神聖ミニマリズム
- ジョン・アダムズ:ポスト・ミニマリズム
- トーマス・アデス、カイヤ・サーリアホ:多様な語法
- スペクトル音楽:音響スペクトル分析に基づく作曲
- ジャンル融合:クラシックとエレクトロニカ、ジャズなど
- 多様性、折衷主義、「現代音楽」の定義が曖昧に
Topics
構造的な流れ
- 単旋律→ポリフォニー→和声の発展
- 宗教音楽→世俗音楽の台頭
- 調性の確立→拡張→解体→再構築
- 形式の確立→拡大→破壊→多様化
- ヨーロッパ中心→グローバル化
🎼古典派
🎼ロマン派音楽
🎼後期ロマン派音楽
🎼近現代音楽
近現代音楽 -> 🎼現代音楽
🎹クラシック音楽作曲家
とりあえずここにいろいろ書き溜める.