聖なるものと俗なるもの. または日常と非日常.

🆚聖俗二元論

デュルケムの二元論分析.

聖なるもの(Sacred)

  • 社会によって特別視され、尊重されるもの
  • タブーや儀礼によって守られる
  • 個人的なものではなく、集団的・共同体的なもの
  • 例: 神々、聖典、儀式、祭壇、トーテム、国家の象徴(国旗や憲法など)

俗なるもの(Profane)

  • 日常的で、特別な価値が付与されないもの
  • 聖なるものとは対照的に、制約なく扱えるもの
  • 例: 食事、労働、道具、娯楽

👨ミルチャ・エリアーデ

「聖なるものとは何か」を問い続けたのがルーマニア出身の比較宗教学者.

聖と俗: 宗教的なるものの本質について, 1969

人間は常に「俗」の中にいながら、「聖」に触れることで世界に意味を与える。神話・祭祀・聖地巡礼などは、その接触を媒介する装置

👨立川武蔵さんはこれを引用している.

Topics

立川武蔵インド哲学

非日常/聖なるもの


日常/俗なるもの

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