プログラミングとはアルゴリズムを組み立てること, それは手順を自動化すること.

この定義からしたら, プログラマというのは計算機に自動化することが仕事であるが, そもそもなんのために自動化しているのだろうか?

子供の素朴な視点からしたら, なにかを自動化したらその浮いた時間で公園で遊びたい. しかし, プログラマはあることを自動化すると別のことを自動化する. 気づいたら定年退職すると, ようやく自動化の牢獄から開放される. これはグロテスクではないか?

自動化の牢獄とも呼ぶべき🐁ラットレースの構造がある. そしてそれは🔖メタ認知をしないとそもそもその構造を認識することができない.

別にいいじゃないか, 働いていると楽しくてお金をもらえて成長できるんだよ! 多くの人はそうかもしれない. わたしは青春時代からずっと生きる意味について気づいたら考えてしまうクセがあり, その延長でなんのためにプログラミングをするのか考えてしまう. 大学生のときはそれで殆どの時間がなくなってしまった. それは多くの人にとって考えないほうがいい. 👨中島義道さんのいう⚙哲学病のパターン.

わたしは資本主義社会の延長でプログラマが自動化の牢獄から抜け出せないことがグロテスクに思う. 手を止めて, なんのためにコードを書いているのか?それは楽しいからとかそういうことでいいのかと考えてしまう.