🎓今を生きる

偉人がよくいうことだ. いつも違和感を感じていた. 私の思う今を生きると彼らのニュアンスが違うことに気づいた. 名言格言の今を生きるいうフレーズには, 一生懸命とか, 努力とか, そういうものが付随している. ここが違和感の発生源.

🌱成果を求めることと今を楽しむことは矛盾する

わたしの思う今を生きるとは, 味わうことなのだ.

💡美食家は同じ刺激からより豊かな快楽を取り出すことができる

子供のときは時間の流れが長く感じた, 大人になると短く感じる. なぜか? それは今を味わっていないからだと思う. 単位時間あたりにおける, 快楽の最大化だったり, 感動の最大化, これなのだ.

シュークリームを食べるとき, 努力するような今の生き方だとがむしゃらに一気にたべてしまうかもしれない. しかしシュークリームは食べてしまったなくなってしまう. 今を味わうとは, 100円ローソンで買ったシュークリームから最大の幸福を引き出すことなのだ. それが世間では100円の価値しかついていないようなものを捉え方を変えることで1万円にするのだ.

🌱強みの審美眼を鍛えシュークリームへの意志により超人になる

これは📝サマタ瞑想📝ヴィパッサナー瞑想の関係に似ている. 前者の本質は集中であり, 後者は気づきだ. これは意識の使い方が全く異なるものだ. ヴィパッサナー瞑想は目の前のことに飲み込まれない, 俯瞰してメタ認知をする.

ゴールを目指してひたすら努力する, 周りが見えなくなっても目の前のタスクに全集中する, これは今を生きるという世間で言われていること. しかし私の今を生きるとは, ゴールは見ない. 走っているときの青空や雲を見る, 大地を踏みしめるその感触を感じる, 息を吸う, 全てをまんべんなく味わおうとする. そしてその一つ一つの感覚が全体としてどうなのかということを観る.

これはクラシック音楽の鑑賞の技のキモである, ハーモニーを感じるということだ. 異なるものそれぞれ認知しつつ, それが全体においてどのような意味を持つか. これは訓練によって身につくものだ, 具体的には音楽をきくのだ, 交響曲をきくのだ.

🏛ハッカーマインドの大事な要素はプレイフルネス, 遊び心. 🏛創造性は力んでいては発揮できない. 努力するよりも, 楽して遊んで成功するほうが尊い.

もっと言えば, サマタ瞑想にしろヴィパッサナー瞑想にしろ, これは日々の練習で身につくもので, ベンチプレスかデッドリフトかということだ. 今を生きる, 今を味わうとは技術であり習得可能なのだ. 今を生きるとはデイリーマインドフルネスであり, その心構えは毎日歯を磨くというような具体的ものだ. ダンベル何キロ持てますか, 今に何秒集中できますか?ということだ.