基本機能
- 静止電位、活動電位
- シナプス伝達（興奮性・抑制性）
- 神経伝達物質（ドーパミン、セロトニン、GABA等）
- 💊神経伝達物質
🧠順化
刺激に対して脳が慣れること. 慣れについての神経科学用語.
🧠髄鞘化
ずいそうか. 高速化.
統合機能
- 同期発火、振動活動
- ネットワーク活動
🧠神経可塑性
外界からの刺激に対して、脳や神経細胞が構造的・機能的に変化する性質. neuroplasticity.
シナプス可塑性, 新しい神経のネットワークを形成したり、すでにある神経間のつながりを強化.
- LTP（Long-term Potentiation）：シナプス結合を強化
- LTD（Long-term Depression）：シナプス結合を弱化
🔬音楽を聞き分ける力は聴覚器官が強化されるのではなく脳の認知/注意の仕方が変わるから
🧠ヘッブの法則
ニューロン間の接合部であるシナプスにおいて、シナプス前ニューロンの繰り返し発火によってシナプス後ニューロンに発火が起こると、そのシナプスの伝達効率が増強される.
neurons that fire together, wire together
🧠use it or lose it
脳は使っているシナプスを強化し、使わないシナプスは物理的に切り捨てる.
脳血流量/CBF
cerebral blood flow.
CBF低下
活動低下. 効率化.
- HbO↓/HbR↓
- 接心のあとにfNIRSで脳波計測したらなった.
脳血液量/CBF
Cerebral Blood Volume
特定の脳組織内に存在する血液の総量.
📊HbO/HbR
脳血流・代謝活動の指標. 「皮質の血行反応（＝代謝反応）」
HbO（Oxygenated Hemoglobin / 酸素化ヘモグロビン/orx-Hb）
- 酸素と結合したヘモグロビンの濃度変化
- 脳が活動すると、その領域への血流が増加し、HbOが上昇します
HbR（Deoxygenated Hemoglobin / 脱酸素化ヘモグロビン/deoxy-Hb）
- 酸素を放出した後のヘモグロビンの濃度変化
- 脳活動時には通常、HbRは減少します
HbT (Total Hemoglobin) = HbO + HbR
- 総血液量の変化を示す
- 血管の拡張/収縮を反映
HbD (Hemoglobin Difference) = HbO - HbR
- 酸素化の程度を示す
- 神経活動との相関が高いとされる
Laterality Index (LI)
LI = (Left - Right) / (Left + Right) or LI = (Right - Left) / (Right + Left
うつ病バイオマーカー
- うつ病患者でDLPFC（背外側前頭前皮質）の HbO が低い
- 特に左DLPFCの低下が顕著（FAAと同じ方向性）
🧠神経血管カップリング(NVC)
脳が活動する際に、その活動部位の血流が増加する現象.
- 神経活動 → 酸素/グルコース需要↑
- 脳血流が過剰供給（functional hyperemia）
- HbO↑、HbR↓（あなたのfNIRSデータと一致）
Muse S Ahenaはこれが重要.
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NVC（神経血管カップリング）の原則
- 神経活動↑ → 代謝需要↑ → 血流↑
- 神経活動↓ → 代謝需要↓ → 血流↓
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EEGとの相関
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後頭部（視覚野）: Alpha↑ → 血流↓（負の相関）
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前頭部・視床・島皮質: Alpha↑ → 血流↑（正の相関）
目を閉じる/内的注意↓ 後頭部Alpha↑（抑制信号）↓ 視覚野の神経活動↓（本当に活動が減少）↓ 代謝需要↓↓ 血流↓（NVCにより適切に調節）
瞑想/注意制御↓ 前頭部Alpha/SMR↑（能動的な神経活動）↓ 神経活動↑（本当に活動が増加）↓ 代謝需要↑↓ 血流↑（NVCにより適切に調節）
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調節機能
- 神経修飾
- ホルモン調節
- 覚醒・睡眠調節