しばしば思う. 現実は悪夢のようだ.

これはなにか悪い夢をみているに違いない. この現実は、子どものときに描いた未来ではない.

就職して、恋愛して、結婚して、子どもを生んで、マイホームを買う… そういう昭和人生すころくを進めるものだと思っていたし、別にそういう普通の幸せでよかった. 現実は、いくら努力しても努力しても、まったくスタート地点から先に進めない. 進んだとしてもふりたしに戻る. 他の人は簡単に前に進めるのに、わたしはまだすごろくが進んでない.

子どものころは努力すれば報われると信じていた. しかし、それが単なる根拠のない価値観やマーケティングということを知る. 現実は運の要素も強い.


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