わたしの強烈な原体験を記録しておく. お金がなくなったとき, メルカリで家のものを売りまくり, その資金で自転車と配達道具を購入してウーバー配達員になった. その結果, なんとか危機を脱出できた.
わたしはコロナ大流行の半年前に配達員になったが, コロナによって職を失ったり減らされたりした人たちが大量に配達員になって, 生活をつないだのをたくさんみた. 数日先の支払いのためのお金がない人にとって役所手続きなんてまってられない. 国は給付金を配って支援したかもしれないが, みんな一時しのぎのお金ではなく来月も再来月も生活できるために働いて稼げる仕事がほしかったのだ. 努力ならばできる, 問題は仕事がないと努力もできなくてしたがってお金もない. ウーバーは頑張れば次の週にお金が手に入る.
もっと悲惨なのはベトナム人たち. 帰国できない. 彼らは運転が乱暴だとか日本の交通ルールがわからないとかそういうレベルではない. 違法ブローカーに搾取されつつもお弁当運びに命をかけている. ベトナム戦争よりも過酷だ, 覚悟が違う.
ここにおいて, メルカリやウーバーというギグワークというのは, 国家よりも圧倒的に助けになる. 国に救われなかったがウーバーに救われた人たちをたくさんみた. 国はお金を10万配ってあとは頑張れなのか?そんなんでは食べていけない.
いざというときに助けてくれるのは国ではなくテクノロジーとイノベーション. 国家ではなくテクノロジーが信頼できるという自由主義な思想を強固にした原体験.
もっとも, すぐに仕事をはじめて収入が得られれば, ある日突然仕事を失うこともある. しかもわたしのようにソフトウェアバグのような冤罪で理不尽に! 依存しすぎることはキケンだ. ポートフォリオを組まないといけない.
⚫UberEatsアカウントが本人確認失敗により永久停止した(2023/11/01)
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<2024-01-28 Sun 16:37>, 💭Uberライドシェアついに解禁か、感慨深い(24/01/28)より. - 🔖コロナ
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