仏教の形而上学的側面まとめ.

宇宙論・世界観

  • 六道輪廻の世界観
  • 因果応報の法則
  • 時間と空間についての仏教的理解

超越的概念

  • あの世、浄土、涅槃の境地
  • 仏性、如来蔵思想
  • 功徳、回向、加持の概念
  • 神通力

救済論

  • 解脱への道筋
  • 仏や菩薩による救済
  • 念仏往生などの他力思想

☸無記/アヴィヤーカタ

ブッダが質問されると沈黙した態度.

仏教の形而上学的な問いに対するスタンスは無記、経験できないものについては語らない態度.

「世界の存続期間や有限性」「生命と身体の関係」「修行完成者(如来)の死後のあり方」といった仏道修行に直接関わらない/役に立たない関心についての問いに対して、このような態度が採られた.

🏹毒矢のたとえ

ある人が毒矢に射られたとします。その時、その人は医師に対してこう言いました:「この矢を抜く前に、私を射た人が誰なのか、どの階級の出身なのか、名前は何か、背が高いか低いか、肌の色はどうか、どこの村の出身か、どんな弓を使ったか、矢はどんな材質で作られているか、矢羽は何の鳥のものか、矢じりは何でできているか…これらすべてを知りたい」しかし、そんなことを調べている間に、その人は毒が回って死んでしまうでしょう。

今重要なのは、目の前の苦しみから解放されることです。 哲学的な議論に時間を費やしている間に、人生は過ぎ去ってしまいます。世界の始まりや終わり、魂の本質などの問題は、人が苦しみから解放されるために必要な知識ではありません。必要なのは、苦しみの原因を知り、それを取り除く方法を実践することです.

🏹第二の矢

#無常に由る

<2024-08-27 Tue 13:18> 言い換えれば, 🔖霊性とか, 👻死後の世界とか, そういうことについては有るとも無いともいってない. なにもいってない. これはよいテクニックだ, わたしも真似しよう. そもそも自分で確かめられなければそれにはなにも答えない.