過去に何度も死にたいなと思ったし, 実際に全財産も吹っ飛んだし, その結果思い出のモノもすべて失ったし, そのあとさらに3年間努力がまったく報われなくて虚無感しかない.

しかし, ここからそれでも死なないで生きていくとは, どういうことなんだろうか?さっさと死ねばいいのに, それが合理的なのに, それでも死なないとは, 単に好奇心で人生ゲームという世界をのぞいて楽しんでいるんだ. 現在は人生ゲームの死んだあとのボーナスステージだ.

自我とは自分ではない, 思考を思考として観る, 仏教ではよくいわれることだが, まだどうしてもできない. 「わたしが」という気持ちがあり, それが怒りや嫉妬の感情を生み出す. わたしは怒りを手放したい.

この世界は死後の世界である

これは極論なのだが, それはわかるが, それでもそのような物語の上に毎日を営むことは, 心を清らかにして, 怒りと嫉妬と欲望の炎を鎮める方法として, よいようにおもう.

命をかけて努力するとは次元が違う. もう死んでるのだし, かりになにかを手に入れたところでもう死んでいたら「それで?」ってなる.

Journals