📝サマタ瞑想において呼吸が重視されるが, これは呼吸がいつも自分の今と共にあることで使いやすいという理由がある.
同様にして, いわゆるループストレスという慢性的な苦悩, これは慢性的であるからこそ1日の中でなんども頭のなかを訪問してくる. これは特に夜だったり作業をしてワーキングメモリ不足に陥った隙間を狙って脳をハイジャックしてくる.
この類のストレスに対して, 頭が持ってかれる時間も状況もだいたいわかっており, これはもう受け入れて受け流すようなセルフアクセプタンスのスタンスが必要.
慢性的な苦悩を呼吸のように扱い, つねにそれは自分の今とともにあり, 自分であるがそれが自分の全てではないというメタな認知で対処していく. 髪の毛のように, 私の頭にあるがわたしそのものではない.
そして, 一旦距離がとれたら次はその苦悩を活かして⚙ストレスを力に変える修行をするのだ. 練習相手が常にいる状態で, これによって強くなるということにワクワクしよう.
苦悩に苛まれた時, 瞑想を10分くらいする. そうすると5分くらいを過ぎたあたりからいつもより深く瞑想できることを発見した. 具体的には, 身体感覚として, 脳の血流の流れを心臓の鼓動とともに感じることが出来る. 苦悩を練習相手にして脳の血流の増加を感じる, この感覚を鍛えていく.