知覚まとめ

知覚(perception).

知覚とは

  • 外界からの刺激を感覚として自覚し、刺激の種類を意味づけすること.
  • 感覚を脳が「統合し、意味を持たせるプロセス」

感覚から知覚へ

🔖感覚は即時的リアルタイムなものだが, それを過去の経験や学習に基づき意味あるものと解釈された場合が知覚. 知覚には思考や解釈が交じる.

それぞれの感覚情報をもとに「熱い」「重い」「固い」などという自覚的な体験として再構成する処理.

刺激のインプットIFか感覚でアウトプットIFが知覚

知覚から認知へ

知覚をインプットとして📝認知(Cognition)

仏教用語の📝感受に近いのは感覚ではなく知覚.

👁幻覚

🔖外部刺激がないが, 現実の知覚のような知覚をすること.

脳科学的には, 📝レム睡眠🔖覚醒がまじっている状態.

👁眼閃/phosphene

がんせん/phosphene. 眼を閉じて光を遮断した状態で光が見える現象.

  • 深い瞑想
  • 視覚刺激を長期間遮断した部屋にいた囚人
  • 幻覚剤使用者

👂幻聴

🖤統合失調症

👁環世界

すべての動物はそれぞれに種特有の知覚世界をもって生きており、それを主体として行動しているという考え. 生物学の概念. ヤーコプ・フォン・ユクスキュル

機能環

生物の知覚(感覚)と作用(行動)が環境を介してフィードバックしあう閉じた循環

🍱知覚の箱

perception box. Tiny Blue Dot Foundationで中心的に扱われているコンセプト.

  • 私たち一人ひとりが自分だけのPerception Boxの中で生きており、それが私たちの体験に色をつけています
  • 私たちの主観的な現実体験のメタファー(比喩)です。この箱には私たちの思考、経験、夢が含まれており
  • Perception Boxは畏敬、好奇心、愛の状態では拡張し、恐怖、不安、怒りの際には収縮
  • 💡シミュレーション仮説

🎓知覚心理学

心の入り口を科学する.

🎓ゲシュタルト心理学

👁サブリミナル/閾下知覚

意識と潜在意識の境界領域より下に刺激を与えることで表れるとされている効果.

注意が向いておらず「見えた」という自覚がなければよし

マーケティング/放送とサブリミナル

被験者が疲れているほどサブリミナルの暗示を受けやすい

👁周辺意識/Peripheral Awareness

周辺への気づき. 周辺認識. 周辺意識. いまいち用語がない.

  • 注意のない知覚
  • 周辺的: peripheral
  • 前注意的処理: pre-attentive processing
  • 非随意的注意: involuntary attention)


聴覚

  • 理想的には無音が一番聴覚への負荷が低い.
  • 一定のリズムはリラックス、思考停止
  • 騒音は意識的に注意を向けていなくても脳に処理される.
    • 不規則で予測できない音(工事音、車のクラクション、隣人の騒音など)は、脳の「驚愕反応」や警戒システム(扁桃体・青斑核など)を刺激し、ストレスホルモン(コルチゾール)や自律神経反応を高めることが知られています。

🍷カクテルパーティ効果

cocktail party effect. 注意を向けていなくても気づく現象.

🙉感覚ゲーティング

thalamic gating, sensory gating of thalamus. 視床ゲート機構

外部からの刺激が、運動や予測など状況に応じて脳によって抑制され、知覚されにくくなる現象.

  • いわゆる、集中すると音が聞こえなくなる現象.
  • 聴覚が研究しやすいから聴覚の話題が多い. 次に体性感覚.
  • 嗅覚は別.
  • 反復刺激の自動的抑制, 「同じ刺激が続く→抑制」という予測ベース

視床ゲート機構 - 脳科学辞典