意志力まとめ
自分をコントロールして物事をやり遂げる力.
- ⭐セルフコントロール
- 🔌実行機能の中核的な機能のひとつ.
- ❤感情調整と関連.
- 🔖GRIT(やり抜く)
❤セルフコントロール
セルフコントロール(self-control) 自己制御.
- 主に心理学用語. 社会心理学、発達心理学、臨床心理学など.
- 長期的な目標のために短期的な衝動や欲求を抑制する能力.
克己, 自制とは, 誘惑や📝衝動に襲われたときに自分の意思で自分をコントロールすること. いわゆる, 自制心. 誘惑に負けない力.
仮説/理論
エゴ枯渇の「筋肉モデル」は否定されつつある. 集中後の衝動表出現象は実在.
💡自我消耗
🔖意志力は有限であるという仮説. エゴ枯渇理論(自我消耗理論、Ego Depletion).
- 人間の脳は限られたエネルギーしか存在しない.
- なにかを我慢して意志力をつかうと, そのたびにエネルギーが消費される.
- いったん全エネルギーを使い果たすと自制心が働かなくなる.
近年(2014年あたりから), 仮説が否定されつつある…
📐疲れていると抵抗できない
いったん全エネルギーを使い果たすと自制心が働かなくなる.
これは条件付きかも. 🔬意志力がなくなったとは感情コントロールの仮説が有力.
🔬糖分の不足は意志力とは関係ない(2016)
💡自我消耗説を否定する研究. 血糖値の増減は食事が関係するものごとにしか影響しない.
脳の働きを下げないためには定期的に糖分補給が必要という迷信は近年は完全否定.
脳科学的には, どれだけ意志力を使おうがブドウ糖の消費量は変わらない.
🔬意志力がなくなったとは感情コントロールの仮説が有力
🔬糖分の不足は意志力とは関係ない(2016)というのが最近の学説で支持されている.
さらに, 砂糖水で口をゆすぐだけで意志力は回復したという研究もある. いいかえれば甘い物を食べなくても口に含んで出しただけで意志力は回復したということ.
ここから, 意志力とは, 感情コントロールの問題, つまりネガティブな気分のせいで自分をコントロールできなくなって, 理性を本能が上回ったという説が有力.
💡意志力のプロセスモデル
自我消耗の対抗馬.
- リソース枯渇説(否定された):
- 自己制御は限られた「燃料」を消費する
- 燃料が減ると制御力が弱くなる
- 筋肉の疲労に似たメカニズム
- プロセスモデル(現在有力):
- 自己制御の後、動機・注意の方向性が変化する
- コントロール重視から満足・報酬重視へのシフト
- 能力は残っているが、優先順位が変わる
✨認知疲労のあとにお腹も空けば死にたくなるので末梢神経をつかう(25/08/05)
認知疲労で目標指向的注意から刺激駆動的な処理に移行する
注意制御の効率性低下.
目標指向的(トップダウン)注意が減少し、より刺激駆動的(ボトムアップ)な処理様式に移行する
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26752733/, Shifts in attention during mental fatigue: Evidence from subjective, behavioral, physiological, and eye-tracking data
有限な精神エネルギーの減少よりも、動機の変化が疲労中の認知変化を駆動する
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3058923/, Cognitive Fatigue Defined in the Context of Attention Networks
意志力を鍛える
Topics
🔖GRIT
やり抜く力. 粘る力. 一度はじめたら継続する力. 真面目力.
🔦グリットは最近けちょんけちょん
近年GRITは科学的な場ではボコボコに叩かれているらしい. それまで成功に役立たない.
真面目に授業にでるより, 効率よく勉強したりするほうがいいのでは?ということ.
決断疲れ
決断疲れ(Decision Fatigue)
- 自我消耗理論から派生した概念
- 判断すると疲れる. メカニズムは議論中.