畏敬の念まとめ
自己超越性の興味, 自分の存在や理解を超えたもの. 哲学的思考.
特徴
メリット
- 人生の意味や信念が一貫しやすい.
- 徳に重きをおく.
- 不正が少なくルールを守る.
- レジリエンスが高い.
- 利他主義.
- 集中力を高める.
類義語
- 📝畏敬/Awe: 宗教、神秘体験
- reverence(敬意を強調)
- veneration(宗教的敬意)
- deep respect(直訳的)
- 📝畏怖: 日本独自?
- 📝崇高/Sublime: 美学、哲学.
🎓崇高/Sublime
美学や哲学で論じられる時は畏敬よりも崇高が用いられることが多い.
💡崇高とは近代美学の概念
恐ろしい大自然から、精神を高揚させる大自然へ.
近代以前は、山は恐ろしく見にくい場所だった.
近代美学入門、井奥陽子より.
近代以前
崇拝と忌避の対象. 単純に危険な場所、入ると最悪帰ってこない.
修辞学的崇高
近代以前にも崇高の概念はあったが、それは文学とか言葉の上だった.
自然の崇高
18世紀後半から、崇高が自然に用いられるようになった. 崇高の概念の転換点.
📑美にして崇高なるもの
<2024-09-23 Mon 08:53> この表現が好きだ, 出典はなんだろう.
- 📚地下室の手記 - ドストエフスキー, 隣人愛の精神の象徴らしい.
- またはカント.
- 崇高と美の観念の起原 - Wikipedia, エドマンド・バーク, 1757, 美学者. たぶんこれがルーツ.
🔦もっと知りたいという知的探究心に先行して感性の感動や不思議さがある
Youtubeで誰かがいっていた, 出典を忘れた. 孫泰造氏だったか?
📝畏怖
畏敬とは違い, 恐れおののく. 🔖恐れ
戦慄
🆚畏怖と畏敬の違い
こればJapanese-style.
- 畏怖は自分の力では叶わないものに関する恐怖, 慎み, 尊厳.
- 畏敬は崇高な, 偉大な人に対する恐れ敬う気持ち.
ネガティブなものかポジティブなものかのニュアンスだが, グラデーションかと. 日本語はわけるが英語は分けない.
📑Sense of Fear
造語. ワクワクの感覚があるならばソワソワの不安の感覚も同時にあるはず. なぜならば, ワクワクもソワソワも同時に扁桃体というセンサーの反応. そしてソワソワの感情は悪いものではない. わたしはうつの感情も否定しない.
鍛え方
- 自分にとってのスピリチュアリティとはなにかを定義する.
- 📝ヴィパッサナー瞑想
🧠島皮質(insula)を鍛える能力開発の文脈でつかわれるらしい…
修辞学的崇高
近代以前.
ロマン主義的崇高
自然の雄大さや恐ろしさ. 18世紀後半から、崇高が自然に用いられるようになった. 崇高の概念の転換点.
ジャン=フランソワ・リオタール
表象不可能なもの, 呈示不可能なもの. 現代美学はこの傾向. 20世紀後半フランスを中心に.
- 概念的崇高 - 表象の限界そのものを主題とする
- 技術的崇高 - 現代技術文明の複雑性や規模
- 政治的崇高 - ホロコーストやテロリズムなど、表象を拒む歴史的事件
表象不可能なもの
- 表象不可能なもの(l’irreprésentable) - 人間の認識や表象能力を超えた事物や概念。これは単に技術的な限界ではなく、原理的に表象化できないものを指します。
- 呈示不可能なもの(l’imprésentable) - 直接的に感覚的に呈示することができないもの。抽象的概念や無限性、絶対性など。
Opinions
崇高とは歓喜にみちた戦慄、恐怖に満ちた喜び - トマス・バーネット
畏怖の念Topics
⚔Epic
epidemic, Epic
- 叙事詩
- 壮大な、大規模な、英雄的な. 叙事詩から派生したスラング.
- 🔖EpicTrance
- ⚔勇者
🆎芸術と畏敬の念
🆎都市伝説と畏敬の念
🔧技術的崇高
科学技術に対する崇高の念.
🔗References
📚崇高と美の観念の起原- エドマンド・バーク
哲学的な議論のはじめ.
崇高と美の観念の起原 - Wikipedia, 1757.