努力とは, 思考と感情を伴う物語である.
「俺は頑張った!」と思考した瞬間に, もうすでに努力に囚われている. その思考があとあと成果になれば良いことになるが, 失敗すれば毒になり精神を蝕む. 努力が報われないと苦しい. なぜ報われないのかと悩む, それも思考でしかない.
努力には感情もまた伴う. 期待感ややる気といいかえてもいい. ノルアドレナリンやドーパミンと言い換えてもいい. 努力した時, 未来への報酬に対してドーパミンがでる. 焦りから努力する.
しかし逆に, 思考も感情も伴わない時, それは努力なのだろうか? ドーパミンが出ない努力. 無我夢中の努力.
どうも努力とは解釈な気がする. そしてそれは時系列の思考や感情, いいかえれば物語だ.
物語にとらわれないための人類最強手段が, 気づき, アウェアネスである. 努力していることに対して「努力」と気づいて名前をつける.
わたしは「努力」という思考を持っている.
これはACTのテクニック. そして, ACTの枠組みで努力をとらえるならば, それはスキルであり練習によって呼吸のように努力することは可能になるという希望がある.
努力に気づき, そして名づけながら呼吸をする. これが🌱呼吸のように努力するを噛み砕いたいいかえ表現かもしれない.
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<2023-10-03 Tue 13:11>
Journsl
🌱過去に努力したやこれから努力するぞとは思うが努力の現在進行系のときは努力中と思わない
「わたしは努力した」や「よし努力するぞ!」というは過去や未来に対する解釈だ. 「わたしは努力している」と思うこともあるが, それは現在進行系ではなく少し前の過去に対する解釈.
今まさに努力しているとき, 「わたしは努力中だ」とは思わない.