五蘊. パンチャッカンダ, スカンダ.
- 人間の肉体と精神を5つの集まりに分けて示したもの.
- すなわち, 📝世間/ローカ.
- 仏教における🎓認識論のような体系
- 仏教におる世界. 仏教の🎓唯心論.
- 分類することにヘンタイ的な能力を発揮したブッダの認識論.
色受想行識
☸名色/ナーマルーパ
物質的と精神的. (みょうしき、nāma-rūpa)
物質現象(肉体)と精神現象(心)。物質的現象世界.
- 📝名色分離智: 清浄道論の第一の智慧.
- 苫米地さんがよく物理空間と情報空間の対立をつかうのはこれ.
☸名/ナーマ
精神世界の認識対象の総称.
感情(vedanā)、認識(saññā)、意思(cetanā)、接触(phassa)、作意(manasikāra)、これらを名(nāma)と呼ぶ
☸色/ルーパー
認識の対象となる物質的存在の総称.
- 色蘊/ルーパー
- いろ, 形あるもの.
- 一定の空間を占めて他の存在と相容れないが、絶えず変化し、やがて消滅するもの
- 📝身/カーヤ/体, 身体.
ナーマルーパは名称と形態ではなくプロセス
よくナーマルーパは名称と形態、実際の形と、その名前と訳される. このことについてウジョーティカさんは仲間と2日間議論したが、やっぱりおかしいとなった.
ナーマルーパは物質的プロセスと精神的プロセス. 名称と形態はともに概念だが、名色分離智はそれを知るのではなく、たんにプロセスを見るということ. 誤った翻訳は困りますと苦言をいっている. 自由への旅p209.
☸処/アーヤタナ
āyatana. 処(しょ), 十二処. 六根六境.
感覚器官または感覚能力である🔖六根と, 感覚対象の🔖六境を合わせた用語.
☸六根
- 眼(げん、梵: cakṣus) - 視覚能力もしくは視覚器官
- 耳(に、梵: śrotra) - 聴覚能力もしくは聴覚器官
- 鼻(び、梵: ghrāṇa) - 嗅覚能力もしくは嗅覚器官
- 舌(ぜつ、梵: jihvā) - 味覚能力もしくは味覚器官
- 身(しん、梵: kāya) - 触覚能力もしくは触覚器官
- 意(い、梵: manas) - 知覚能力もしくは知覚器官
💭仏教の眼耳鼻舌身意の六根以外の現代医学が明らかにした感覚器も探求したい(24/05/07)
☸六境
- 色(しき、梵: rūpa) - 眼根によって見られる色彩と形象
- 声(しょう、梵: śabda) - 聴覚の対象
- 香(こう、梵: gandha) - 嗅覚の対象
- 味(み、梵: rasa) - 味覚の対象
- 触(そく、梵: sparśa 又は 梵: sparśtavya) - 身根によって感じられる堅さ、熱さ、重さなど
- 法(ほう、梵: dhamma) - 意根によって知覚される概念を含むすべての存在
📝触/パッサー
触 (しょく、巴: phassa、梵: sparśa)とは、接触、感覚、感触などといった意味.
- input: 📝色/ルーパー, 📝識/ヴィンニャーナ
- output:
📝受/ヴェーダナー
受, ヴェーダナー. 受蘊, 感受. 感受作用.
受の分類
- 苦/楽
- 🔖三受
🔦感受とは五感+心を含めた感覚器官からのインプットすべて
感覚にニュアンスが近いが, 思考もインプットと捉える. 感覚とその延長にある思考.
仏教では五感+心の6つを感覚器官とする. 感受とは五感+心を含めた感覚器官からのインプットすべて.
🔖三受
苦、楽、不苦不楽の3つの分類.
- 苦受 - 苦しいとする感情を生じる受, 快受. 📝苦/ドゥッカ
- 楽受 - 楽しいとする感情を生じる受, 不快受. 📝スカ/楽
- 📝捨受 - 楽でもなく苦とも感じない中立の類の受.
- 非苦非楽受 不苦不楽受ともいう.
- 捨と同じ
💭知識量が少なすぎると不快で多すぎると退屈、知的感動のスイートスポットはやや知識があるレベル(24/07/09)
☸受随観/ヴェーダーヌパッサナー
受についての随観. vedanānupassanā.
📝想/サンニャー
想, 想蘊. 表象作用.
- 概念的な事柄の認識
- イメージ, 事物の形象を心の中に思い浮かべること
- 仏教でいう📝概念. 🧠記憶.
- データバンク, 🤖大規模言語モデル(LLMs)
📝行蘊/サンカーラ
行, 行蘊. 意志作用/志向作用. 仏教でいう🔖プロセス.
- 意識を生じる意志作用
- 意志形成力
- 心がある方向に働くこと、湧き上がる力.
- 深層意識
- 形成力、形成作用.
サンカーラは志向作用とは別に,有為を表す📝諸行/サンカーラがあることに注意(同じ言葉で別の意味).
身行/口行/心行
比丘たちよ、サンカーラとは何か? 比丘たちよ、これら三つの行である。身行(kāya-saṅkhārā)、語行(vacī-saṅkhārā)、心行(citta-saṅkhārā)。比丘たちよ、これらがサンカーラである。
—パーリ仏典, 相応部 12-2 分別経, Sri Lanka Tripitaka Project
分類
身行/カーヤサンカーラ
💟心行/チッタサンカーラ
受と想のプロセス. 心を変化/変調させるもの.
- fabrications=作り話.
- 💟チッタ/心のサンカーラによる分類の切り口.
- 📚入出息念経/アーナパーナサティ・スッタの第2の組.
📝識/ヴィンニャーナ
識, 識蘊. 認識作用.
- 対象を得て、区別して知るもの
- 知り分けること
- 判断機能.
🔖六識
六根をよりどころとし、六境を対象とする、六つの認識の働き。眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識の総称。
👂耳識
にしき.
🔦意識の生起ゆえにあなたは音が生起したと感じる - ウ・ジョーティカ
📝十八界
Insights
✨仏教用語と心理学用語と日常用語を結びつけて理解する
心理学のマインドフルネス方面から仏教に興味をもつと, 心理学のこの概念は仏教におけるどの概念に対応するのだろうという問いを持つことが多い.
さらに仏教だと, 心理学にズバリ対応するような概念がそもそもなかったり, 複数の性質を併せ持つものだったりして, その差分が面白い.
さらには, 日常用語との対応を考えると面白い. また, その面白さは記憶を定着させて理解も深める.
✨仏教用語をロボット制御を結びつけて理解する
さらにこれをアイデンティティに結びつけるならば, 仏教用語をロボットを制御するソフトウェアの観点から, 用語や概念を結びつけてみる.
✨外部刺激に対するストレス反応を受想行識の4つレベルに分解してとらえる
🔥ストレスとは、外界の刺激(色/ストレッサー)に対する受想行識の反応.
これを分けて観るとは、感覚、知覚、衝動、思考の4つのレベルに分解してそれぞれ観察するということ.
ストレスを分けることができれば、それに対してとらわれることから回避することができる.
<2024-11-17 Sun 14:18>